ムーミン一家のふしぎな旅 の商品レビュー
「ムーミンパパ海へ行く」のコメディ版のような2篇、ムーミン谷がウィンタースポーツと恋で盛り上がる(?)話、火星人のUFOをいじくってムーミン谷が大混乱の巻。笑った!
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セレクション1のほうが、文学作品としての面白みはあった。 こちらは「わ、ムーミンおばかだな…かわいい…」と愛でる感じに読むといいと思います。
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久々のムーミン(コミックス)でしたがやっぱり良い。 なかでも「ムーミンパパの灯台守」のお話が好きでした。 夜中にお化けが出て怖がっているムーミン。一緒に寝ているスノークのお嬢さんが怖がるだろうからと、起こさずに一人で恐怖に耐える。 「でもいちばんまずいのは、彼女が怖がらなくて、僕...
久々のムーミン(コミックス)でしたがやっぱり良い。 なかでも「ムーミンパパの灯台守」のお話が好きでした。 夜中にお化けが出て怖がっているムーミン。一緒に寝ているスノークのお嬢さんが怖がるだろうからと、起こさずに一人で恐怖に耐える。 「でもいちばんまずいのは、彼女が怖がらなくて、僕が怖がっていることに気づくことだ。」 翌朝、パパに訊ねる。 「どうして男は勇敢なふりをするの?」 「ふり?わたしたちは勇敢だからさ。ーーいちおうそういう話だがね」 ママにも訊ねる。 「ママ、若いころ暗闇が怖かった?」 「いいえ、パパのために怖いふりをしただけよ」 がっくりするムーミンであった。 こんな場面ひとつとってもこの風刺とユーモア。さすがです。 怖がりのムーミンを荒療治で叩き直そうとするスノークのお嬢さんにしても、冒険心と創作意欲が空回りするドリーマーなパパのそばで常に日常を見失わないママにしても、女子は強し。男子はかわゆし。 トーベヤンソンのセンスが好きだなあと思います。残りの未読ムーミンシリーズとムーミン以外の小説とを読むことを、これからも楽しみに生きていきます。
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平成ムーミンのアニメで、小説ではなかった話があったが、 そのうちいくつかがコミックス由来だったことに読んでて気付く。 (ブリスクさんの話とか、灯台守の幽霊の話とか) セレクション1巻目と対照的に、 ネアカで冒険系の話を集めている印象。
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