悔いのない人生 の商品レビュー
発売当時に読んで良い印象だったので、読み返しました。 最近、人生上手くいかないな、このままでいいんだろうか、などと考えている時間が多く、本棚のタイトルが目に入り再読した。 印象に残っている言葉は、 ・死んで無になってしまう以外の生き方はちゃんとある→なにかそう思えるものをこれか...
発売当時に読んで良い印象だったので、読み返しました。 最近、人生上手くいかないな、このままでいいんだろうか、などと考えている時間が多く、本棚のタイトルが目に入り再読した。 印象に残っている言葉は、 ・死んで無になってしまう以外の生き方はちゃんとある→なにかそう思えるものをこれからでも見つけいきたいと思った。 ・被投的投企→死すら選択可能な行為(武士道)。生まれた以降の人生は、自分で自分の未来を掴み取っていくことができる。(できるというのは、100%確実ではないが可能性があるということと解釈) ・一瞬、一瞬と積み重ねて一生となるのだ。一般の人は、ここのところを間違って、別に人生があるように思い、それを尋ね回って、これに気づく者がいない→納得。ここ最近、今を大切に生きることが大事だと思っていたところ。なかなか難しいが、意識していきたい。 ・もし喜びを感じる瞬間が訪れたとすれば、それは過去の肯定をも意味する。なぜなら、現在をつくっているのは過去のいろいろな出来事の蓄積であり、様々な苦難がこの現在の一点に流れ込んでいるから→昔よく思っていたこと。本書を読んで思い出した。今の人生が冴えなくても、未来に喜びを感じられるよう、期待を持って心前向きに生きていこうと思った。
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人は必ず死にます。しかもその時期は誰にも 分かりません。 しかし誰もがその現実、事実に正面から向き 合うことはなかなか出来ないのが現状です。 この本は、過去にそういった来るべき「死」 に対してどう向き合った人の生き様を知ること により、死生観を学べる一冊です。
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斎藤孝が、古今東西の偉人の文献を読んで、死生学をどうとらえるかを書いた一冊。 文字通り、死に方から生き方を学ぶという感じで、非常に参考になった。
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Vol.352 死に方から学ぶ生き方とは?死を考えれば生は輝くか。http://www.shirayu.com/letter/2016/000712.html
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人間という存在にはいずれ死が訪れます。それを踏まえたうえで限りある生をいかにして生きるかという根本的な問いについて古典の名著を参考、引用して整理していく内容です。 何百年も前の本に書かれていることは、今も昔もひとは変わらないんだなあ、と思いました。
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2016/5/5西図書館から借りた。 第1章 死の孤独から距離を置くために 吉田松陰の『留魂録』〜処刑前日に書き終えた魂魄の叫び P38 その背景には、玉木文之進という兵学者の叔父が徹底的に鍛え上げたという生い立ちがあります。松陰の生涯をたどるには、司馬遼太郎さんの『世に棲む日...
2016/5/5西図書館から借りた。 第1章 死の孤独から距離を置くために 吉田松陰の『留魂録』〜処刑前日に書き終えた魂魄の叫び P38 その背景には、玉木文之進という兵学者の叔父が徹底的に鍛え上げたという生い立ちがあります。松陰の生涯をたどるには、司馬遼太郎さんの『世に棲む日日』が小説仕立てで読みやすいでしょう。 第2章 悔いのない最期を迎えるために 『葉隠』〜現代にも役立つ武士の死生観 第3章 老と上手に付き合う 貝原益軒の『養生訓』〜長寿社会における真の養生とは何か p89 気を損なう「内慾」と「外邪」 養生法の第一歩は、「内慾=内なる欲望」と「外邪=外からやってくる邪気」を取り除くことだと説いています。 先に後者を説明すると、「外からやってくる邪気」とは「風」「寒さ」「暑さ」「湿り」です。つまり、身体に負担を強いる外部環境要因を指します。 一方、前者の「内なる欲」とは「飲食の欲」「好色の欲」「眠りの欲」「言語を欲しいままにする欲」に加えて、「七情の欲」を指します。 七情の欲とは、「喜び、怒り、憂い、思い、悲しみ、恐れ、驚き」の感情を指します。感情の欲するままに身を委ねてしまうと、気の流れが滞ってしまい、病を生じてしまいます。 第4章 病とともに生きる 正岡子規の『病牀六尺』(びょうしょうろくしゃく)〜病を得たからこそわかる価値 第5章 その瞬間まで精神を保つ V・E・フランクルの『夜と霧』、『きけわだつみのこえ』ほか〜極限状況の生が教えてくれること 第6章 遺された人々のために 西郷隆盛の『西郷南洲遺訓』ほか〜家訓に学ぶ現代にも通じる遺言の心得 p176 アメリカの独立に大きな役割を果たしたベンジャミン・フランクリンは、日本の渋沢栄一に共通するところがあります。二十五歳の時、彼は自分に役立つ「徳」を十三選び出し、日々の生活を通じて身につけようと試みました。そのために実践できたかどうかをチェックするチェックノートのようなものも作っています。十三徳は「節制」から始まり「沈黙」「規律」「決断」「節約」「勤勉」「誠実」「正義」「中庸」「清潔」「平静」「純潔」「謙譲」と続きます。 第7章 死者の魂に思いを馳せる 最古の文学『古事記』から宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』まで〜文学作品から読み解く霊的な旅 `1234567890ー= 〜!@#$%^&*()_+ qwertyuiop「」 QWERTYUIOP『』 asdfghjkl;’\ ASDFGHJKL:”| zxcvbnm、。・ ZXCVBNM<>?
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3章「養生訓の教え」 【要約】 養生とは生を養うという意味であり、些細なことに幸せを感じてほどほどに生きていくという考え方である。 養生を実践していくために重要なことは、いかに心身を健康に保つのかということである。 養生において心身を健康に保つためには、中庸をしり自分をコントロー...
3章「養生訓の教え」 【要約】 養生とは生を養うという意味であり、些細なことに幸せを感じてほどほどに生きていくという考え方である。 養生を実践していくために重要なことは、いかに心身を健康に保つのかということである。 養生において心身を健康に保つためには、中庸をしり自分をコントロールすることが必要である。 【気づき】 養生は、生は死との2項対立で考えられないという部分に新たな視点を得た。
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生と死を考えるためのブックガイド(古典および、筆者自身の過去作品の紹介も)。時折筆者の死生観が披露されるが、日本人としての正統にのっとっているので、スンナリ受け入れられた。
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