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教場(1) の商品レビュー

3.4

266件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    86

  3. 3つ

    109

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    1

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2016/09/30

一辺倒ではない1人1人の予期せぬ展開が面白い。警察学校ってこんなこと教わるんだーという新しい発見もページを捲る手を進ませる。人は何かしら欠陥を抱えていて、それを生かすも殺すも自分次第で変わるもので、殺しそうになるときは風間が暗に手を差し伸べてくれる。とても魅力ある人だなとほっこり...

一辺倒ではない1人1人の予期せぬ展開が面白い。警察学校ってこんなこと教わるんだーという新しい発見もページを捲る手を進ませる。人は何かしら欠陥を抱えていて、それを生かすも殺すも自分次第で変わるもので、殺しそうになるときは風間が暗に手を差し伸べてくれる。とても魅力ある人だなとほっこりしながら読み終えた(心暖まるストーリーというわけではない)。

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2016/09/19

どんどん読めるし気になるし引き込まれるんだけど ダークすぎる。 蟻の話とか鳥肌ものだし 未だにひきずる その他も「ここまでする!?」って感じで 暗すぎる、陰湿すぎる話が散らばってる 結局あの教官は一体???? 教場2もあるみたいだから、読んだらすっきりするかな

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2016/09/06

うっーん結構早く読み終わったが…面白い?面白くなかったのか?多分、教官や警察官4人知り合いがいるもので。篩い、連帯責任、ハードな規則、訓練は何となく知っているからかな。多分、フィクションとの差が余りにもありすぎて何か、スッキリしない。多分、何もしらなければ面白いはず!

Posted byブクログ

2016/09/04

警察官として配属される前に必ず入校する警察学校が舞台。学校を卒業してすぐに警察官になる者もいれば、そうでない者も経歴は様々。警察学校を卒業するまでの校内での人間模様や事件などがモチーフ。舞台設定という点では斬新。しかし、完読するのは、ちと忍耐が必要かと。

Posted byブクログ

2016/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連作短編集。 警察学校を舞台にした物語。 6話の短編+エピローグからなる。 全話を通して風間教官と生徒の間に起こる事件を題材にしている。 風間教官に対するイメージはジョーカーゲームにの主人公に似ていて、全てを見抜いているようなまるで人知を超えた能力があるかのような振る舞いで全てを解決していく。 ジョーカーゲームの主人公と最も違うのは、風間はあくまで生徒の成長のためにイジワルのようなことをしたり、試練を与えたりして生徒を確実に成長していくもので、事件そのものを解決することに主眼を置いていないところである。 エピローグでは6話までの生徒を卒業させた後の新入生に対する初対面の場面が描かれている。 それは映画「愛と青春の旅立ち」のそれと酷似していて、ほのぼのとした感動である。

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2016/08/21

警察官学校の話。心に闇を抱えて警察官を目指す生徒をそれを見抜き、更生させたり、時には警察を諦めさせる教官の話。まず、単純に題材が非常に興味深い。警察学校でどんなことが教えられているのか、普段の警察業務の裏側が少し見える一冊。ストーリーは生徒毎のエピソードで短編集に近いような形。毎...

警察官学校の話。心に闇を抱えて警察官を目指す生徒をそれを見抜き、更生させたり、時には警察を諦めさせる教官の話。まず、単純に題材が非常に興味深い。警察学校でどんなことが教えられているのか、普段の警察業務の裏側が少し見える一冊。ストーリーは生徒毎のエピソードで短編集に近いような形。毎回ハッピーエンドではなく、少し残酷に生徒を前に進めさせる様子もハラハラする。もうちょっと一冊のストーリーとしてまとまり、軸があったらもっと面白かった。後半、若干展開に飽きる時がある。

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2016/08/19

初読の作家さん。予想と全然違う展開に驚き。同じ設定で、今野敏さんあたりが書くと、全然違う感じになるんだろうなあ、と思いつつ読み進める。しかし、後半から面白くなってきた。風間教官の魅力がかなりグレードアップした為だ。ジョーカーゲームの結城中佐(狙ってます?)を彷彿とさせる。次巻も読...

初読の作家さん。予想と全然違う展開に驚き。同じ設定で、今野敏さんあたりが書くと、全然違う感じになるんだろうなあ、と思いつつ読み進める。しかし、後半から面白くなってきた。風間教官の魅力がかなりグレードアップした為だ。ジョーカーゲームの結城中佐(狙ってます?)を彷彿とさせる。次巻も読みます。

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2016/08/10

どこかでオススメされてて初めてこの方の本を読んでみた。題材が警察学校っていうのも新鮮だったけど、実際もこんなに厳しいの?!ってくらい嫌なやつが沢山いた。 男の嫉妬、怖いね~!!! 耳の中に蟻は入れたらいけません。

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2016/08/09

「教場」という普段聞きなれない言葉が引っかかって手に取った。「学校」とか「教室」なら分かるけど、「教場」?そして、書店の店頭ポップから、学校は学校でも「警察学校」という特殊な場所が舞台の小説であることを知る。 一応、「ミステリ」とか「サスペンス」のようなカテゴリにくくられている...

「教場」という普段聞きなれない言葉が引っかかって手に取った。「学校」とか「教室」なら分かるけど、「教場」?そして、書店の店頭ポップから、学校は学校でも「警察学校」という特殊な場所が舞台の小説であることを知る。 一応、「ミステリ」とか「サスペンス」のようなカテゴリにくくられているようなのだが、私としては手に取った段階ではそんな意識はなく、警察学校における人間関係のドラマのようなもの、という認識だった。よって、この本のレビュー一覧などのページにあるような、「がっちりした推理モノかと思っていたら全然違った。ガッカリ」的落胆は一切せずに済んだし、むしろ、普段垣間見れない世界をこの本を通じて知ることができて面白かった。 警察官であっても人間であるし、人間だということはその敵は悪人ではなくて自分の中に潜む闇であるということも多々あるだろう。そういう暗い部分と向き合う生徒たちを、教官である初老の男性がじっと見据えて静かに裁いていく。だから、人間ドラマだと思って読み始めた方が、変な期待過剰による落胆とかもなく純粋に楽しめるのでは。 しかし、短編形式なのでテンポよく話を終結させる必要性があるためか、人間としての深みや個性の描き方はやや薄っぺらい。展開も強引なところがある。あれだ、この間読んだ、鉄道員が主人公の『駅物語』と似た感じだ。その世界を垣間見れるという意味では楽しいのだけれど、胸を打つ何かが残るとか、登場人物の一人がものすごく印象に残るとか、そういう感慨はない。せめてもう少し、短編ごとの登場人物がなんらかの形で他の話とも絡まって連続長編みたいになっていればまた別だったと思うのだが・・・。今回はたまたま購入ではなく図書館からのレンタルだったのだが、うーん、自分で買うほどではないかなぁ。

Posted byブクログ

2016/07/10

途中で吐きそうになった。 わずか数カ月の間に、ここまで様々な人間関係による事件が、警察学校という限られた空間の中で発生するというのか。 その事件を事前に見極めていく、謎の教官。 話はこの1冊では終わりそうではない。

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