ケチャップマン の商品レビュー

鈴木のりたけ(著者)

2016/02/29

月イチ絵本。
何やら結構話題だし献本もはずれましたので(笑)購入してみた。
いやあ･･･
シュール。
なんだこりゃ。
シュールすぎる。
こういうの嫌いじゃないです。
そもそもケチャップマンガ何者かという話なんですが、それ以上にトメイト博士は何者なんだ？
破裂しちゃったけどいいのか？
そこは問題じゃないのか？
まあいいかシュールだし(笑)
リズム感も悪くないのですが、せっかくだから全部短歌調にした方がよかったんじゃないかな？
時々リズムが狂うんだよな。
うろんな客みたいなリズム感が欲しかった。
面白かった。

2016/01/21

究極の出落ち感。いきなり笑わせてくれる。が、笑えるのは最初だけ。自分にしかできない仕事を探すも、見つかったのはポテトを揚げる仕事。しかも、不気味なトメイト博士に気に入られて妖しい雰囲気に。結末も何だか寂しい。ところで、あのケチャップはどうやって補充しているのか（表紙でトマトを見繕っているが、トマトを食べると彼の体内でケチャップが生成されるのだろうか。そもそも、ケチャップってどうやって作るんだっけ？）。七五調の文章は小気味いい。なぜか「スキャットマン」の歌が頭の中で鳴り響く。

2015/12/17

かなりシュール。

どこかダークな絵(若干ホラー漫画っぽい？)とストーリーが、独特の雰囲気をかもし出している。
リズムのある文章も面白い。

ただ子供向けかと言われると…どうかな。私は飛び散るケチャップがグロテスクな気もしたけど。
あと迫力あるトメイト博士のドアップの絵力よ。

そして哀愁漂うケチャップマンの背中が、なんかじわじわくる。

2015/11/28

一読してから表紙を見るとシュールさ倍増（笑）ケチャップの質感が妙にリアル。ケチャップマンは、、、その、、、某パンマンみたいだ。ただそこには人助けというこれ正義！みたいなノリではなく、金銭が絡んでくる営利的なものでしたが（笑）　これを某マックの看板に異様に反応を示す甥っ子達にプレゼントしよう。きっと「うわぁ」って言いながら、ポテト買いに行くぞと引っ張られるんだろうな（笑）

2015/11/28

ケチャップマン大好きッ！

画がなんとも言えず、シュールな絵本。
トメイト博士って、結局何者だったんだ。

文体が詩を読んでいるよう。

2015/11/17

良い！
ミヒャエル=ゾーヴァっぽい！！

と思ったら鈴木さんはゾーヴァさんお好きなんですね。
やはりな。

リアルな絵でがっちり描き込んであって、文もリズム感があって凝ってるところが良いな。
軽めの絵に普通の語り口調だったらこんなに印象に残らないよね。
てか、そもそも絵を中心に考えられているのか。

シュールで少しブラック、深読みも出来そうなので、大人向けの絵本てことになるのかも知れないが、小学校くらいで読んでも心に刻まれそう。
…トラウマ的に。

トメイトウ博士はいったい何者だったんだろう。