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本を読むということ の商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2024/04/13

図書館で読んだ。 読書の仕方はたくさんあり、本の扱い方も人によって異なる。 ページを折ったり、マーカーを引いたり、音読したり、中には本を切って持ち運ぶ人もいるという。 自分の本であれば何をしてもいいし、意味のないことなどない。 読書は知識を増やし、物事の見方を広げてくれる...

図書館で読んだ。 読書の仕方はたくさんあり、本の扱い方も人によって異なる。 ページを折ったり、マーカーを引いたり、音読したり、中には本を切って持ち運ぶ人もいるという。 自分の本であれば何をしてもいいし、意味のないことなどない。 読書は知識を増やし、物事の見方を広げてくれる。 しかし、本を読まない人を見下したりしてはいけない。知識が多い人でも悪い人はたくさんいる。 本を読むことがすべてではない。世の中には本を読むことよりも大切なことがたくさんある。 当たり前のことだけど、いつの間にか忘れてしまう。そんなことを再確認させてくれた本だった。

Posted byブクログ

2024/03/05

まさに、ブクログの「読書メモ」にメモしながら読みたいことがたくさんあって、読み進める手が止まりませんでした。 本に対する開けた世界、本よりも大切なことがあるとその上で教えてくれる、本が好きで、人生に迷う自分に対する師匠のような一冊だと思いながら読んでおりました。

Posted byブクログ

2023/08/22

 本の読み方や、付き合い方といえばいいのか、著書のことはよく知らないが、よくよく色んな本を読んでいることを思わせるとともに、これが14歳向けに丁寧に書かれていることが見てとれた。  これを見れば本との接し方は、千差万別で、千変万化でよく、とらわれすぎてはいけないということを思わさ...

 本の読み方や、付き合い方といえばいいのか、著書のことはよく知らないが、よくよく色んな本を読んでいることを思わせるとともに、これが14歳向けに丁寧に書かれていることが見てとれた。  これを見れば本との接し方は、千差万別で、千変万化でよく、とらわれすぎてはいけないということを思わされた。  そうでもしなければ花布(はなぎれ)や、見返しの紙をめくった時に現れる、本体を補強する麻布の、寒冷紗というのには出会うこともなく、少しはモノを知ることはできたが、ただ、そうとは思ってもなかなか本を物理的に分解するのには勇気があり、とても出来ないなあ。

Posted byブクログ

2023/05/14

目当ての本を購入するため大型書店に立ち寄ったが、思っていた内容ではなかった。そこで店内をブラブラしていた時に自分に問いかけてきた本で、手に取り即買い。読書術系本は時々購入する。全体的に共感できたが、本をバラバラにするところは共感できない。P34さえない14歳の項は自分と重なり、1...

目当ての本を購入するため大型書店に立ち寄ったが、思っていた内容ではなかった。そこで店内をブラブラしていた時に自分に問いかけてきた本で、手に取り即買い。読書術系本は時々購入する。全体的に共感できたが、本をバラバラにするところは共感できない。P34さえない14歳の項は自分と重なり、14歳の自分を言語化されていて笑ってしまった。

Posted byブクログ

2022/09/10

本を読んだら必ず何か一つは得たいなと思っていたけどそんなこと考えなくていい。 内容を忘れた本でも読んだ価値はあると。 本を解体してみるというのは新鮮だったけど、本の使い方は自由だよなと感じた。 もっと気楽に読書しよう。

Posted byブクログ

2021/09/21

奇しくもまえがきが一番響いた。 ひとりで居ることとはどういうことなのか? なぜ本を読むのか? どうやって読む本を見つけるのか? ページ数も少なく読みやすいので、読書のハードルを下げる一冊として。

Posted byブクログ

2021/03/25

読書を始めて、少し経った頃から、ブックレビューや読書論を時々読んで来た。 古くはヘッセの「世界文学をどう読むか」(新潮文庫絶版)から、筒井康隆の「みだれ撃ち瀆書ノート」(集英社文庫絶版)、「読書とわたし」(文春文庫絶版)など、他にも多々あるが、それは、読書そのものへの興味と、自分...

読書を始めて、少し経った頃から、ブックレビューや読書論を時々読んで来た。 古くはヘッセの「世界文学をどう読むか」(新潮文庫絶版)から、筒井康隆の「みだれ撃ち瀆書ノート」(集英社文庫絶版)、「読書とわたし」(文春文庫絶版)など、他にも多々あるが、それは、読書そのものへの興味と、自分の読書にどこか自信が持てず、指針のようなものを求めているからなのではないだろうか。 それは、この年になっても、続いているのである。 普通の読書論というのがあるかどうかは分からないが、この本の内容は、僕の本に対する姿勢に衝撃だった。 本を再読ではなく、3回読むとか、バラバラにして持ち歩くとか、途中から読むとか、斜めにパラパラ読むとか。  買ってまだ読んでいない本の中に、読書論やブックレビューが三冊ほどある。 まだまだ、迷いは続くようである。 

Posted byブクログ

2019/03/24

毎日ただ目についた本を漫然と読み散らかしている読書に少々不安を持ち、読む。自分が読書について考えている事が書かれていると嬉しいが、読書感が変わるような真新しい発見はなかった。本を解体して製本し直したり折ったり書き込みしたりは個人的には好まない。本を読まない人々には世代を問わず参考...

毎日ただ目についた本を漫然と読み散らかしている読書に少々不安を持ち、読む。自分が読書について考えている事が書かれていると嬉しいが、読書感が変わるような真新しい発見はなかった。本を解体して製本し直したり折ったり書き込みしたりは個人的には好まない。本を読まない人々には世代を問わず参考になるかもしれませんね。

Posted byブクログ

2018/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分が思いもしなかった楽しみ方が書かれてありとても面白く読めた。 本を読み、参照された本を読み、芋ずる式に読書を広げる。ゆっくり読んだり、早く読んだり。本を解体したり。主人公を自分に読み替えて読んだり。いろいろなことが書かれてあった。 本を黙読で読むときは2種類あり、頭の中で読みながら本を読む方法と、本の文字を目でとらえ、ダイレクトで理解する方法がある。 後者では、文字滑りの可能性がある。など示唆も多くあった。本を読むのに疲れた人に、こんな楽しみ方があるよと勧めたい本 また本を読まないことについても書かれている。この点重要なことだなと感じた。誰かに勧めたい本。 ◆巻末ブックガイドとしておすすめされていた12冊 本を読む本 M・J・アドラー、C・V・ドーレン 講談社学術文庫 幅書店の88冊――あとは血となれ、肉となれ。幅允考 マガジンハウス 心に緑の種をまく――絵本のたのしみ 渡辺茂男 新潮文庫 世界の夢の本屋さん エックスナレッジ編 本を読むわたし――My Book Report 華恵 ちくま文庫 多読術 松岡正剛 ちくまプリマ―新書 未来系の読書術 石橋千秋 ちくまプリマ―新書 カラー版 本ができるまで 岩波書店編集部編 岩波ジュニア新書 図書館へいこう 田中共子 岩波ジュニア新書 図説 本の歴史 横山絋 河出書房新社 新・本とつきあう法――活字本から電子本まで 津野海太郎 中公新書 本は、これから 池澤夏樹編 岩波新書 ◆本の中で取り上げられていて、気になった本と作家 天然記念物の動物たち ムツゴロウの結婚記 畑正憲 どくとるマンボウシリーズ 北杜夫 遠藤周作 安岡章太郎 怒りの葡萄 赤毛の子馬 スタインベック ちいさいおうち (絵本)

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2018/10/31

ひとりで考えようとするとき、味方になってくれるのが本だ―。本は探さなくていい、バラバラにしていい、内容を忘れていい、「ながら読書」でいい…本の世界を知り尽くした著者ならではの、丁寧かつ明快な本とのつきあいかた入門。 若いころに、こんな指南書があったら、もっと読書の傾向が変わっ...

ひとりで考えようとするとき、味方になってくれるのが本だ―。本は探さなくていい、バラバラにしていい、内容を忘れていい、「ながら読書」でいい…本の世界を知り尽くした著者ならではの、丁寧かつ明快な本とのつきあいかた入門。 若いころに、こんな指南書があったら、もっと読書の傾向が変わったかもしれない。

Posted byブクログ