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探検!東京国立博物館 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2024/05/08

私の尊敬する路上観察学会の藤森照信先生と現代芸術家の山口晃先生が、美術編では、東京国立博物館のオススメのお宝を語っ手織り参考になる。 また、茶室で茶湯の体験を写真入りで解説。小堀遠州の茶室のあり方がわかって面白い。 家形埴輪が、建築の姿をしていながら、継ぎ目の有無で生物のように継...

私の尊敬する路上観察学会の藤森照信先生と現代芸術家の山口晃先生が、美術編では、東京国立博物館のオススメのお宝を語っ手織り参考になる。 また、茶室で茶湯の体験を写真入りで解説。小堀遠州の茶室のあり方がわかって面白い。 家形埴輪が、建築の姿をしていながら、継ぎ目の有無で生物のように継ぎ目がない所が建築物ではない違和感だったとの話に納得。 建築編では、本館、表慶館、東洋館を山口晃先生の図解で興味深い。 コンドル設計の品官がイスラム様式だった理由や、表慶館が御影石を使わずに茨城県の稲田から切り出し大使を使った理由が興味深い。 舞台裏編では、展示ケースや照明デザインが見やすくできている話など。

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2023/03/11

赤瀬川原平さんが亡くなってから、しばらくこの世界から離れていたなあと思う。 世の中で一番好きな人だったからなあ。日常の空気を全く違ったワクワクするものに変えてくれる人でした。あ、この幸せの感じ、忘れないでいたい!と思ってもまた逃げていってしまうから、また新刊を読む。この繰り返し...

赤瀬川原平さんが亡くなってから、しばらくこの世界から離れていたなあと思う。 世の中で一番好きな人だったからなあ。日常の空気を全く違ったワクワクするものに変えてくれる人でした。あ、この幸せの感じ、忘れないでいたい!と思ってもまた逃げていってしまうから、また新刊を読む。この繰り返しだった。だから赤瀬川さんがいなくなってしまったことの喪失感たるや並ではなかった。私だけではないと思う。多くのファンが同じようにガックリしたのでは。 でも、赤瀬川さんのお仲間たちは活動しておられるわけで、こうやって、藤森照信さんの東博の探検も楽しめるのだ。じわじわ嬉しく、楽しい読書だった。 東博に今すぐ行きたくなる。展示物より建築を見に空いてる時に行きたいな。 南伸坊さんや藤森さんの本もまた読んでみたいと思う。

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2022/12/21

東京国立博物館知ってる? もちろん!知らなかったらモグリでしょ!特に私なんか博物館フェチを自認しているんですよ。 ‥‥ごめんなさい。 知りませんでした。知らないどころか、博物館の1/3も歩いていない。 よーく考えたら、本館と平成館しか行っていない。考古遺物見ただけで、お腹いっぱ...

東京国立博物館知ってる? もちろん!知らなかったらモグリでしょ!特に私なんか博物館フェチを自認しているんですよ。 ‥‥ごめんなさい。 知りませんでした。知らないどころか、博物館の1/3も歩いていない。 よーく考えたら、本館と平成館しか行っていない。考古遺物見ただけで、お腹いっぱいになったことを思い出した。 そういえば、時には半日ほど滞在していたこともあったけど、プロローグの山口晃さんのように気持ちいいソファーで2回3回となくうたた寝していたことを思い出した。 本館裏手には茶室あり。 東洋館もまだ行っていないし、 最も見所ある表慶館の日本最古の噂のある空調施設やらも。建築専門家の藤森照信さんたちは、なんと開かずの間である階上を探検する。2階から上、さらにはドームの裏側まで。そしたら明治の宮廷建築の真髄に触れることになる。なにしろね、屋根裏は木組の杉板は当然かも知れないけど全部手で挽いている。漆喰壁には藁を使わず、良質の麻を使っている。(←完全に目に見えない所に高級品を使う。明治国家の威信をかけた建築だったことがわかる)鉄骨も既に使っている(←今だにオレンジ色が鮮やか!英国ドーマン・ロング社の刻印←わざわざ外国に発注したのか!)‥‥等々ビックリするような事を書いてる。ゴメン、つい興奮しました。行ってもそこまで入れないのにね。 平成館前の池の辺りに、昔むかし森鴎外が総長を務めた頃の執務室があったそう。その前で娘や息子が遊んだりしていたのか。 法隆寺宝物館、黒田記念館、九条館、応挙館など、どうして行かなかったのか!答えは簡単。時間がなかったから。うたた寝はしていたけど‥‥。 今度行くことがあったら、必ず本書を携帯したい。 b-matatabiさんの紹介。ありがとうございました♪

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2022/12/05

国立博物館はいつも企画展の時ばかり行ってしまうし、一つの建物だけで体力使いきっちゃうので、なんでもない時にも行ってみたいな。博識の方と行けたら、こんなに楽しいんだ!と思ったよ~

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2022/09/26

<目次> 第1章  美術編 第2章  建築編 第3章  舞台裏編 <内容> 新刊かと思ったら2018年刊でした。建築家の藤森先生と画家の山口晃さんのコラボ。東博の裏側に迫ります。殊に裏庭にある茶室のところが面白かった。茶室の作りの意図や亭主の視点からの茶室の見え方は、なかなかな...

<目次> 第1章  美術編 第2章  建築編 第3章  舞台裏編 <内容> 新刊かと思ったら2018年刊でした。建築家の藤森先生と画家の山口晃さんのコラボ。東博の裏側に迫ります。殊に裏庭にある茶室のところが面白かった。茶室の作りの意図や亭主の視点からの茶室の見え方は、なかなかないものでした。館長室なども普通は知らないので。興味津々。

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2021/10/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

骨董=所有するもの 本館 昭和13年 開館  渡辺 仁 設計  和風 照明 アールデコ風、モザイク イスラム風  エントランス 国産の灰色の大理石 旧本館 明治14年完成  ジョサイア コンドル 設計 イスラム形式  関東大震災で損壊 日本の美の歴史は5千年前の土器土偶から始まる  美術と工芸を分けなかった  割れた茶道具や服飾、奈良時代の破れた筵も美術  

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2021/04/27

藤森先生と山口晃さんとで、東京国立博物館の建物を巡ってみました~という本。基本的に写真多数の絵本で、東博に毎月通っている人には内容が薄いかなぁと。とはいえ、茶室と表慶館の屋根裏は普段入れないので、そこの写真は見ごたえがあります。あと、山口晃さんの絵が良いですなぁ。

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2021/04/22

タイトルに「探検!」とあるように、東京国立博物館の普段目にできない収蔵品、茶室、建物、舞台裏などを紹介した本。 建築史家・藤森照信先生と画家・山口晃画伯の語り口や掛け合いがとても軽妙で面白い。 建築の話が半分くらいの割合で、藤森先生の解説がかなり詳しく、また山口画伯のイラストでわ...

タイトルに「探検!」とあるように、東京国立博物館の普段目にできない収蔵品、茶室、建物、舞台裏などを紹介した本。 建築史家・藤森照信先生と画家・山口晃画伯の語り口や掛け合いがとても軽妙で面白い。 建築の話が半分くらいの割合で、藤森先生の解説がかなり詳しく、また山口画伯のイラストでわかりやすく説明されていて勉強になる。 テキストの量はそれほど多くなく、写真やイラストをふんだんに、そしてうまく組み合わせてあり、とても楽しい本に仕上がっている。

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2018/10/30

建築家・藤森照信&画家・山口晃による東京国立博物館探検記。 建築家と画家の視点で、トーハクを探検する。 表から裏側まで・・・それこそ屋根裏や館長室、修復の現場と、 入れない場所にも潜入。 その多数の画像と山口画伯の絵が、トーハクの魅力を誘う。 トーハク、好きです! 年に何回か、庭...

建築家・藤森照信&画家・山口晃による東京国立博物館探検記。 建築家と画家の視点で、トーハクを探検する。 表から裏側まで・・・それこそ屋根裏や館長室、修復の現場と、 入れない場所にも潜入。 その多数の画像と山口画伯の絵が、トーハクの魅力を誘う。 トーハク、好きです! 年に何回か、庭を散策して、国宝館と総合文化展を楽しみます。 なので、この二人の視点での探検は新たな発見が多く、 次に行くときの参考にしようと思いましたよ。 表慶館入口の階段の石とか、本館入口ホール正面の時計とか。 茶室は入る機会がないので、茶の湯「鑑賞」探検は嬉しい内容。 そして、楽しそうな両人の姿とユルさ、ぽわんとした画伯の絵! 次は、藤森館長の江戸東京博物館を探検して欲しいです(#^.^#)

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2018/05/14

山口晃さん、いいですねぇ。 個展へ向けてのTVドキュメンタリーで、 開催日まで作品制作が間に合いそうにない状況にもかかわらず、慌てることなく坦々と制作されておりました。 それでも間に合わず、未完成で展示。 展示中も開館時間外に手を動かされている姿が印象的でした。 結局最終日まで未...

山口晃さん、いいですねぇ。 個展へ向けてのTVドキュメンタリーで、 開催日まで作品制作が間に合いそうにない状況にもかかわらず、慌てることなく坦々と制作されておりました。 それでも間に合わず、未完成で展示。 展示中も開館時間外に手を動かされている姿が印象的でした。 結局最終日まで未完成。いやぁ~、なかなかないキャラクターです。 その展覧会、確か水戸芸術館に観に行きました・・・ で、東博ですが、とても勉強になりました。

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