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安売り王一代 の商品レビュー

4.3

33件のお客様レビュー

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本のここがオススメ 「私はことごとく業界の「逆張り」を実践してきた。しかも計算ずくの逆張りではなく、むしろ苦肉の策として逆張りせざるをえなかった。しかし、逆張りで勝負したからこそ、誰にもマネのできない企業を育てることができたのだ」

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2024/02/10

ビジネスの上でも、生き方の上でも、非常に感銘を受けた。やはり現場。そしてトライ&エラー。失敗がしづらい今の世の中が失ったもにがここにあった。 企業人として成長する姿も素晴らしい。

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2023/11/20

全てでは無いと思うけど著者の持ってるノウハウのほとんどをこの一冊にまとめてあると思う。 出し惜しみするタイプの人物ではなさそう。 要は後はこの本を読んで実行するのみ。 でもそれが一番難しい。 とにかく行動しないと!と強く実感させられた一冊。

Posted byブクログ

2023/07/21

一代でドン・キホーテを作り上げた安田隆夫さんの自伝が強烈に面白かった。はらわたで考え抜く姿勢、本の筆致が幻冬舎の見城さんを彷彿とさせる。経営論のほとんどがセオリーの逆張りであり、麻雀で培ったという“見”の極意の説得力も凄まじい。文体がエネルギッシュでグイグイ読める。

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2023/05/05

一気に読めた。 ビジネスのみならず、生き方、考え方に非常に感銘を受ける。 口先だけのダイバーシティ経営ではなく、生き残りをかけての本当の多様性の大切さが納得感を持てる。 「ツキ」がないときは、見を決め込むという考え方も非常に府に落ちる。 人間としての魅力も、つまっている。 海外展...

一気に読めた。 ビジネスのみならず、生き方、考え方に非常に感銘を受ける。 口先だけのダイバーシティ経営ではなく、生き残りをかけての本当の多様性の大切さが納得感を持てる。 「ツキ」がないときは、見を決め込むという考え方も非常に府に落ちる。 人間としての魅力も、つまっている。 海外展開を買収した長﨑屋社員を主体に任せる思いにグッとくる。凄い社長だと思う。 また、放火で社員を3人亡くされた箇所には、涙が出る。 すべての人にオススメしたい。

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2023/05/04

100冊ビブリオバトル@オンライン第8ゲームで紹介された本です。オンライン開催。 2020.08.22〜23

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2023/04/27

とても面白かったです。ドン・キホーテ、本書の中でも書かれているように我々が目にする情報といえば(大手流通企業から広告料をもらっている)マスコミのかなり偏ったネガティブ報道が多い中で、創業者の目線から見たドン・キホーテ誕生話はとても新鮮でした。新聞や雑誌では、ディスカウント業界はデ...

とても面白かったです。ドン・キホーテ、本書の中でも書かれているように我々が目にする情報といえば(大手流通企業から広告料をもらっている)マスコミのかなり偏ったネガティブ報道が多い中で、創業者の目線から見たドン・キホーテ誕生話はとても新鮮でした。新聞や雑誌では、ディスカウント業界はデフレの時流に乗って成長した、とよく言われますが、そうではない、つまりドン・キホーテは他社がターゲットにしていない層(および活動時間帯)に新しい価値提供をしたからここまで成功したのであって、ディスカウント業界でも潰れている企業は山ほどある。ということで、本書にもありますが一言で言えば創業者および各従業員の知恵の勝利ということだと思います。大手企業のやっていることをテーゼとすると、それに対するアンチテーゼをドン・キホーテがやる。ただそれで終わりではなく、テーゼとアンチテーゼの良いところを織り交ぜて次のレベルに昇華させる(ジンテーゼ)、というまさにヘーゲルの弁証法を絵に描いたようなストーリーでした。 一方本書を読んで感じたのは、ドン・キホーテも、もう少し異業種でもいいから「仲間企業」を作ったらいいのにということです。会社としては一匹狼、まるで創業者の若かりし頃と同じで、会社は事業拡大とともに仲間の従業員を信頼してどんどん権限委譲して成功していったのですから、このさい異業種でもいいから仲間企業を作って、仲間企業と共に繁栄するようなビジネスモデルを開拓していったら、更なる高みの領域に入るんじゃないでしょうか。仲間企業が増えればマスコミもそうそう叩けなくなりますしね。 本書いろんな面で「はらおち」できる点が多くとても興味深く読みました。

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2023/04/22

非常に面白かった。安田さんがドンキホーテをここまでの大企業に育て上げた軌跡がわかる。 一気に読めた。学生時代はギャンブルに走ることもあったが、泥棒市場を立ち上げてからは、懸命に駆け抜けた感じがひしひしと伝わってきた。

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2023/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドン・キホーテ創業者の物語。 慶応大学を卒業しながらも、一時は雀士として生計を立て、苦悩の末に泥棒市場という非正規品を買い取り、販売する店舗を立ち上げる。 深夜も開店することでナイトマーケット感を出し、商品を際立たせるオリジナルPOPを作成するなど、ドン・キホーテにつながる基礎を構築する。 そこから、商品仕入れのノウハウを生かしたジャストという卸商を展開しつつ、ドン・キホーテを立ち上げ、急速な拡大を経て今に至る。途中、有名な放火事件などもあったが、新たなジャンルの小売の王者として君臨している。 著者は、日本の小売発展に寄与した、全国どこでも画一的な店舗を展開し、重要な施策は本部が策定するチェーンストア理論を否定している。ドンキは昔から売り場別に個別採算性を導入し、売り場別に競わせていた。同様に、地域の客層に合わせて、店舗展開を柔軟に変えていくことが現在の小売にも求められているのかもしれない。 巻末の経営哲学にも同意できる部分が多かった。 風変わりなドンキホーテの話かと思ったが、以外にも考えさせられる部分が多く、大変勉強になった。

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2023/04/06

徹底した権限委譲と煮えたぎる情熱をぶちかます ネガティブにはドン・キホーテの社長でさえなる。 理想とのギャップで苦しみ、自分の不甲斐なさに落ち込むのはみんな ほんとに落ち込んだ時は全てを投げ捨て部屋に引きこもる

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