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会計士は見た! の商品レビュー

3.9

35件のお客様レビュー

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2018/10/19

話題になった会社、倒産した会社、名が知られていない会社。それぞれの会社の財務諸表からその会社の裏の顔を読み取る。キャッシュフロー計算書が大事なんだな。昔は無かったからもうひとつ???だけど。

Posted byブクログ

2018/03/31

テーマごとに決算書から企業を読み解いていくのだが、非常に分かりやすく、読みやすいし、何より面白い。例えば、ソニーの本業は何か、父娘対立が賑わせた大塚家具のお家騒動の真相は、日産の回復、キーエンスの成功要因、スカイマークの倒産、東芝の粉飾決算の内情は、など。会計初心者にも読みやすい...

テーマごとに決算書から企業を読み解いていくのだが、非常に分かりやすく、読みやすいし、何より面白い。例えば、ソニーの本業は何か、父娘対立が賑わせた大塚家具のお家騒動の真相は、日産の回復、キーエンスの成功要因、スカイマークの倒産、東芝の粉飾決算の内情は、など。会計初心者にも読みやすいのではないだろうか。オススメ。

Posted byブクログ

2018/02/03

決算書のポイントを話題企業の事例から学べる。 見るべきポイントをうまい具合に散りばめられており、とても参考になる。難しすぎず、的確にポイントをついて読みやすい。

Posted byブクログ

2017/09/03

月に一冊以上は会計の本を読もうと思い、図書館で借りる。いくつかの企業を具体例に、決算書の読み方を教えてくれる。とても読みやすいが、もう少し知識があれば、よりスムーズに読めたなと自身の未熟も感じられた。次は、キャッシュフロー計算書の見方を取り扱った本を読もう。

Posted byブクログ

2017/05/23

1時間で読了。 企業審査の基礎。実例で示してあるので非常に分かりやすい。銀行の融資・審査担当に加え、個人の投資家にもプラス。 あとがきにて、日本郵政のトール買収もどうなるか、という記載があったが、実際先日多額の減損を行っており、まさに慧眼。

Posted byブクログ

2017/04/25

2015年の本だが、東芝や日本郵便など今世間を賑わしている企業に対する不安も述べていたりして、なかなか興味深い。

Posted byブクログ

2016/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル通り、会計士の目からみた各会社の実態を財務諸表から紐解いていく本。簡単な会計的な背景知識の整理とともに、実際の事例を通して活用事例を紹介してくれるほんは非常にありがたい。 <メモ> ・ソニーのように利益の二倍もの法人税が支払われている場合、100未満の子会社では巨額の黒字が計上され、多額の法人税負担が生じるため、総額の利益額に対して多額の税負担が生じている見立てになることがわかる。 ・東芝の事例。工事進行基準が適用される場合、実態が外部から把握しづらいく見積もりが改ざんされることにより、実態とかけ離れた利益額が計上されることになってしまうことがある。 本当は50%しか計上できないのに80%分が計上されてしまうことがありうる。 その他、在庫評価損の見送りなども不正会計として行われうる。不正会計によって、黒字が赤字に転落してしまう場合、単独の不正科目のみならず、繰延税金資産やのれんの減損などにもつながり、非常に大きな会計的な影響を及ぼしうる。 ・不正会計のパターンとして、PL上は良好であっても、CF上でFCFがマイナス続きになってしまうことなどが多い。

Posted byブクログ

2016/09/11

 題名や表紙からは、普段の仕事など会計士の姿を描いた本かと思っていたが、全く違って、ソニー、大塚家具、コジマ、キーエンス、東芝など話題の会社の決算資料(B/S、P/L、C/F)を読み解いて、それらの会社の実情やどうしてこのような状況に至ったかを示した本である。  取り上げた会社の...

 題名や表紙からは、普段の仕事など会計士の姿を描いた本かと思っていたが、全く違って、ソニー、大塚家具、コジマ、キーエンス、東芝など話題の会社の決算資料(B/S、P/L、C/F)を読み解いて、それらの会社の実情やどうしてこのような状況に至ったかを示した本である。  取り上げた会社の状況がそれぞれに違うことや、読みやすくて丁寧な解説のため、とてもよく分かった。

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2016/04/26

噂の本だったので図書館で借りて読みました。一言で言ってしまえば、経営分析なんですが、「そうなった結果」と「そのときの財務情報」を見比べて、いろいろな観点で話をしてくれるので納得の本でした。 財務情報をみて「そうなるであろう結果」を予測できるようになれるといいなあと思ってしまう本で...

噂の本だったので図書館で借りて読みました。一言で言ってしまえば、経営分析なんですが、「そうなった結果」と「そのときの財務情報」を見比べて、いろいろな観点で話をしてくれるので納得の本でした。 財務情報をみて「そうなるであろう結果」を予測できるようになれるといいなあと思ってしまう本です。

Posted byブクログ

2016/04/16

大塚家具や東芝など、近年話題の上場企業の決算書について読み解いた本。 第三者からすると改ざんしにくいキャッシュフローを見るのが大事で、当事者の企業側からすると投資判断がとても大事というのがよく分かった。 そういえば、今の東証一部の時価総額はバブル期のピークよりも大きいらしい。それ...

大塚家具や東芝など、近年話題の上場企業の決算書について読み解いた本。 第三者からすると改ざんしにくいキャッシュフローを見るのが大事で、当事者の企業側からすると投資判断がとても大事というのがよく分かった。 そういえば、今の東証一部の時価総額はバブル期のピークよりも大きいらしい。それなら日経平均もバブル期のピークを更新してもよさそうなもんだけど……。 なお、現在のソニーはエレクトロニクスの企業ではなく、金融の企業という話はよく聞くけど、それは営業利益だけの話ではなく、投資金額で見ても、エレクトロニクス事業よりも金融事業のほうが大きいらしい。90年代はこんなソニーの姿を想像した人はいなかっただろうなと思う。いわば、アップルが金融事業をやってそっちほうが営業利益も投資活動も多いような状況になった感じじゃないのだろうか(ちょっと違うかもしれないけど)。 それと、日産はリストラを決行した際、残った社員の報酬はあげたらしい。そりゃあ、どっちも下げられたら社員の士気が下がるだろうしね(コジマがそうだったらしい)。うちの会社がそうだった(やめようか迷っていると率直にいったら給料あがったけど)。 なお、キーエンスは優良企業と書いてあるけど、仕事はきつく、給料の面以外はブラック企業と聞いたことがある。

Posted byブクログ