ラスト・コード の商品レビュー
たった1人のはみ出し刑事と私立探偵がここまで捜査できたのはフィクションならではの偶然が大きいが、天才少女の頑なさがハードボイルドなテイストに貢献していて良い。 他シリーズのキャラクターが随所に登場する堂場ワールドとしての楽しみもあり、とても面白かったです。
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製薬会社の研究者が殺されて、アメリカにいた娘を日本に一時帰国したことで様々な人から狙われる話 会話が多く読みやすい
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刑事である筒井と被害者の娘である美咲との関係が興味深かった。 いわゆる刑事(ヒーロー)がか弱き少女を守るために刺客をバッタバッタと倒すありきたりなストーリーではなく、面白かった。
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囮にされた刑事と被害者家族の女の子。 さまざまな妨害から大きな問題にたどり着くドキドキ感。頭の良い子は面白い。良い相棒になって行く過程がとても面白い。 刑事の正義感に拍手したい。
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豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲...
豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的は-。 父親を惨殺された14歳の美咲は、刑事の筒井と移動中、何者かに襲撃される。犯人の目的は何か? 熱血刑事と天才少女の前途多難な逃避行が始まった!
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堂場さんの警察小説の中では異色な感じ。 話が大きすぎた感。 伏線としての筒井の過去と 他シリーズからの登場人物の含みの持たせ方がごっちゃになって(鳴沢シリーズはまだ読んでいないので) 読み進めにくかった。 天才と精神的におかしい設定は話をどうにでも持っていけるので元々好きではない。そして美咲がかわいくなこと。まったく感情移入できないままだった。 中学生ではなく高校生ならまだしっくりきたのでは。 ラスト、筒井がこの先も美咲を守ってあげようと思う理由よく分からない。 物語終盤でタイトルに納得できるのは楽しい。
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世の中クソなことばっかりで。理不尽も我慢して生きているけれど、クソをクソと言えることも、言ってくれる人がいるのも大事よ。クソは禁止ですけどね。 それこそ小説の中ぐらいクソを打ち破ってほしいけど、単にクソを打ち破るだけだと、クソのクソさが伝わらないから、クソを打ち破ることにならない...
世の中クソなことばっかりで。理不尽も我慢して生きているけれど、クソをクソと言えることも、言ってくれる人がいるのも大事よ。クソは禁止ですけどね。 それこそ小説の中ぐらいクソを打ち破ってほしいけど、単にクソを打ち破るだけだと、クソのクソさが伝わらないから、クソを打ち破ることにならないのよね。 いかにクソがクソかを読者にわからせたうえで打ち破らないと、クソみたいな世界にいる私たちは満足できないのよね、クソ。
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面白くてサクサク読めた。バビロンの秘文字にも同じ登場人物が出て来て面白かった。先にラストコードを読むのがおすすめ
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守るのは偽りのない組織と正義感 刑事と公安、それに各省庁、特に外務などが絡むと日本の警察機能はむやむやになるのは日本の特徴だ。外向けの顔(外交の良好関係)を保持したいばかりに見ぬふりをし自己地位保持に必死になるのだ。縦割り、横割り社会の不備は至る所で噴出するが、正義感を持って、断...
守るのは偽りのない組織と正義感 刑事と公安、それに各省庁、特に外務などが絡むと日本の警察機能はむやむやになるのは日本の特徴だ。外向けの顔(外交の良好関係)を保持したいばかりに見ぬふりをし自己地位保持に必死になるのだ。縦割り、横割り社会の不備は至る所で噴出するが、正義感を持って、断固たる姿勢で素早く、強く、一歩前に出れる組織が欲しい。 印象的な台詞「守る人がいる限り、俺は警官をやめない・・・・」
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ページ数はかなり多めだが、どんどん読み進められる面白さがあるので、サクッと読める この作者の癖なのか、会話か連続で続くことが多い上に、1人が2回話したりするから、最初かなり読みづらかった ただ、不思議なもので読み進めるうちに慣れていった あんなに前振りしまくったナノマシン技術...
ページ数はかなり多めだが、どんどん読み進められる面白さがあるので、サクッと読める この作者の癖なのか、会話か連続で続くことが多い上に、1人が2回話したりするから、最初かなり読みづらかった ただ、不思議なもので読み進めるうちに慣れていった あんなに前振りしまくったナノマシン技術は特に登場せず、引っ張りまくった主人公の過去のやらかしも弱かったし、超天才設定の美咲の頭脳は会話以外に全く発揮されず… ログインパスワードを閃きで突破するのはかなり無茶な設定じゃないかなぁ 別作品の鳴沢了と小野寺冴の登場もファンには嬉しいんだろけど、初見の人は「ん?」ってなるだけ 特に鳴沢了は無理矢理出した感が否めない 全体的に、肩透かしを食らった感じかな ぐいぐい読み進められるだけにちょっと残念 コードってタイトルやデザイン的に暗号解読な頭脳戦みたいなのを勝手に期待してしまってのも残念な要因だったので、そこはすみません… 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ 作品紹介原文 豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的は―。
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