ラスト・コード の商品レビュー
久しぶり(8年ぶり)に読んだ堂場さんの本。しかも刑事もの。 主人公刑事の鬱屈ぶりとか、被害者の娘中学生の天才ぶりとかで、少々イライラさせられたが、これが堂場さんの本なんだろう。 お馴染みの鳴沢了も登場。鳴沢シリーズは10年以上前に全巻読破したはずだったが、鳴沢ってこんなキャラ...
久しぶり(8年ぶり)に読んだ堂場さんの本。しかも刑事もの。 主人公刑事の鬱屈ぶりとか、被害者の娘中学生の天才ぶりとかで、少々イライラさせられたが、これが堂場さんの本なんだろう。 お馴染みの鳴沢了も登場。鳴沢シリーズは10年以上前に全巻読破したはずだったが、鳴沢ってこんなキャラだったっけ?という、ほとんど忘却の彼方だった。
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一軒家で、切りつけられた惨殺体。 渋谷中央署の筒井は、殺された被害者の娘美咲と署へ向かいますが、拉致されそうになります。 しかし警察内に確執があり、上層部から圧力がかかり、襲撃事件はなかったことに。 孤立無援の筒井は、探偵とともに調査を始めます。 政治的な理由、外交問題、警察内部...
一軒家で、切りつけられた惨殺体。 渋谷中央署の筒井は、殺された被害者の娘美咲と署へ向かいますが、拉致されそうになります。 しかし警察内に確執があり、上層部から圧力がかかり、襲撃事件はなかったことに。 孤立無援の筒井は、探偵とともに調査を始めます。 政治的な理由、外交問題、警察内部の事情が絡み合う事件の結末は? ラストも良いです。
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なんだろうな。 つまらないわけではないけど、面白くない…。 ・国がらみのスパイもの ・天才的な少女 ・事件化を阻止する警察組織 ・それに反発する一警察官 書き出してみると、よくある話だからだろうか… この手のものはそこそこあるし、 それこそドラマなら相棒のオハコという感じ。 (天才的な少女=右京さん=一警察官) モヤモヤの原因を考えてみると 事件の真相と主人公が起こした事件、 二重の謎が終盤までよくわからず、 さらに分かったところで 『なんだこの程度か…』と肩透かしを食らったのが そうなのかなぁと思った。 主人公のカッとなると我慢できない性質も 最終的には大人しくなるので中途半端に感じる。 そう、中途半端。 現実的といえばそうかもしれないが、 私は小説にそういうことを求めていない。 これがノンフィクション作品ならば 『やっぱり警察ってこんななのね!』 と憤る事もできるかもしれないが、 そこそこの時間を使ってモヤモヤしたくない。 私は相棒好きなので例えに出して申し訳ないが 事件が解決せずモヤっとする回がある。 そういうのが好きな方にはおすすめ。 …いるのか?
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すいません。 あまり好みではないです。 美咲が可愛くないし、スパイも大したことないし、 大きな陰謀がある訳でもないし、どんでん返しがある訳でもない。 すいませんが、いまひとつでした。
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最初に「本番まで秘密にしていることもあるからね」とか言っていたアイリーンが実は超重要なキャラで後にまさかの再登場をするのかと思いきやそんなことはなく、僕は「美咲と仲良くしてくれてありがとうアイリーン」とただただ謎の父親目線で思うのだった。あと、主人公の先輩刑事長沢のこともお忘れなく。 巻末の解説文で筒井と美咲が再登場する作品の存在を知る。たぶんバビロンの秘文字のことだろう。アイリーンも出るんだろうか。できるだけ早く確認したいと思う。
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著者の作品の中では初めて読む感じのジェットコースター小説。 殺人被害者の家族と捜査官が訳もわからず事件渦中に放り込まれ、何故か襲われ、周囲の協力がない。サスペンス映画でよくある設定だが保護対象者が頭の良い中学生というのは初めて読む気がする。 この手の作品では俯瞰的視点で見てる立場...
著者の作品の中では初めて読む感じのジェットコースター小説。 殺人被害者の家族と捜査官が訳もわからず事件渦中に放り込まれ、何故か襲われ、周囲の協力がない。サスペンス映画でよくある設定だが保護対象者が頭の良い中学生というのは初めて読む気がする。 この手の作品では俯瞰的視点で見てる立場があり全体像が大まかにわかるのだが本作品はその点が薄い感じ。 映像化したら面白いと思う。
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アメリカ留学中の14歳の美咲が父親の亡くなった事件に巻き込まれる。空港に迎えに行った筒井が襲撃に会い、警察の保護が得られない事を感じて伝手を使い、襲撃者から美咲を守りながら、事件の真相に迫る。作家の他の小説の人物構成がからみ、人物の関係性が分かりづらいが、それなりに楽しめる小説。
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刑事課に異動したばかりの若手刑事が初の殺人事件に挑む。被害者のたった1人の肉親である14歳の娘が留学先のアメリカから帰国した瞬間から何者かに狙われる。それは複数回に及ぶが、警察は積極的に保護しようとしない。 主人公の刑事は彼女の身柄の安全を保ちつつ、独自に事件の真相を明らかにして...
刑事課に異動したばかりの若手刑事が初の殺人事件に挑む。被害者のたった1人の肉親である14歳の娘が留学先のアメリカから帰国した瞬間から何者かに狙われる。それは複数回に及ぶが、警察は積極的に保護しようとしない。 主人公の刑事は彼女の身柄の安全を保ちつつ、独自に事件の真相を明らかにしていくが、政治家や外交問題までにも影響を及ぼす事件であることがわかる。 14歳の少女の天才的な頭脳や突如現れた協力者などに救われるなど、幸運が幸運を呼んで一件落着という感じ。まぁ、それが小説なのだが。 ちなみに主人公と14歳の少女は、バビロンの秘文字にも協力者として登場している。
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キャスト問題があるけど、映像化されたらおもしろいんだろうなという派手なシーンが満載。実際に殺人事件が起こってるのに、まるでゲームのように事件を操ってる上の人たちってなんなの?腹立たしくもあり、小説の中の話ではなく現実でも五万とあるのだろうと思うとモヤモヤ。もっと美咲ちゃんが活躍してくれるのかと思ってましたが、始終不機嫌なだけでした。
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