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まちの本屋 の商品レビュー

3.9

49件のお客様レビュー

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2020/03/28

『まちの本屋』田口幹人著 1.購読動機 ツイッターの読書垢のひとたちのオススメでした。 本好きのひとは、本屋にも愛着があります。 そんな人たちが、なんで話題にするのか?を知りたくなりました。 2.著者 二代つづく本屋の方。 地元の書店に勤め、実家を3代目として継ぐ。 本屋の事業...

『まちの本屋』田口幹人著 1.購読動機 ツイッターの読書垢のひとたちのオススメでした。 本好きのひとは、本屋にも愛着があります。 そんな人たちが、なんで話題にするのか?を知りたくなりました。 2.著者 二代つづく本屋の方。 地元の書店に勤め、実家を3代目として継ぐ。 本屋の事業をたたまざるをえなくなり、また地元の書店で働く。2020年現在は、楽天グループで働いている。 3.本書から見えること ①町の本屋の意義 大手書店と張り合えない。だから張り合わない。 ②どこで差違をつくるか? 売り場と接客である。 売り場は、来店するお客様層を知ったうえでつくる。 接客は、関係をつくり、来店したくなる用事と思えるようにする。 ③基本的な心構え 本屋の理想を掲げるな。 あくまで、読者が起点である。 ただし、本を売る、利益をつくるを忘れるな。 そして、本をよめ、勉強しろ。 それが、満足してもらえる接客、関係づくりなる。 4.最後に この書籍は、社会のなかの組織、会社とは何か?また、働く意義と何か?について考える機会となる。 また、難しい言葉もないので、読みやすさは◎である。 新社会人が飛び立つ4月。 年次もあがる4月。 その意味でも、手にとっておきたい一冊である。 #読書好きなひととつながりたい。

Posted byブクログ

2020/01/08

フォロワーの方々のレビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。 私は高校の3年間を盛岡市で過ごし、この本の著者の田口さんのお店、「さわや書店」には通っていたと思っていましたが、巻頭の写真を見て驚きました。昔の「さわや」とは別の書店でした。 本当にびっくりしました。だか...

フォロワーの方々のレビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。 私は高校の3年間を盛岡市で過ごし、この本の著者の田口さんのお店、「さわや書店」には通っていたと思っていましたが、巻頭の写真を見て驚きました。昔の「さわや」とは別の書店でした。 本当にびっくりしました。だから、この本が生まれ話題にもなっていたのですね。 書店員さんが変わって店が明るくてたくさんパネルやPOPがあり、とても手作りな感じが伝わってきました。 私が通ったのは別の「さわや」でした。(フェザン店ではなく本店の方でしたし) 私が盛岡にいたころはジュンク堂もまだ、なかった頃でした。 書店員にとっての本屋を称して「劇場」というのはわかる気がしました。「自分がこれだと思う本があって、それが目の前で売れていく快感を一度知ってしまうと、やみつきになってしまうからやめられなくなる。自分が選んだ本が売れていくというのは楽しくてしょうがないのです」 これは、ブクログでレビューされている方はみなさん「自分が紹介した本を読みたいといわれると嬉しい」とおっしゃられるのと同じだと思いました。私もたま~にですが、そういうことがあるととても嬉しいです。 「この仕事を体験してしまうともう堅気には戻れない」わかる気がしました。 大学のときに友人が書店でアルバイトをしていて、羨ましがったら「本が重くて腰が痛くなるよ」と言われ、本屋さんが大変な仕事なのがわかり(文中にもいろいろ事情が書いてあります)、即刻、本屋さんになるのはあきらめましたが。 この本の巻頭の写真のPOPや文中に出てきた過去の「さわや書店」お薦め本や関連本はメモしました。 「さわや書店のお薦め本ガイドブック」のような本があればいいのにと思いました。 この本のタイトルは「まちの本屋」ですが、著者の田口さんは今の社会のネット書店や大型書店については否定していません。「本屋」のない地域を考慮して、ネットが使えない子どもたちには、やはり「まちの本屋」が必要等のことと、役割分担ということをおっしゃっています。

Posted byブクログ

2019/08/15

”駅の本屋で買いました。 <キーフレーズ> <きっかけ> Twitterでのおすすめを読んで。”

Posted byブクログ

2019/05/11

他人が作ったものをどう見せて売るかを考えたり、昔からポップ書きたいと思ったりしてたので、興味ある話だった。 自分はわざわざ、あの本屋に行きたい、と遠出することがあるので、本屋はどこも同じでないっていうのは実感してる。地元で昔通っていた本屋は全部潰れてしまった。この本の筆者のような...

他人が作ったものをどう見せて売るかを考えたり、昔からポップ書きたいと思ったりしてたので、興味ある話だった。 自分はわざわざ、あの本屋に行きたい、と遠出することがあるので、本屋はどこも同じでないっていうのは実感してる。地元で昔通っていた本屋は全部潰れてしまった。この本の筆者のような、売り方の努力をしてなかったと言わざるを得ないのかな。 ていうか書店員って本当に本好き多いのかな。話したことない。

Posted byブクログ

2019/02/12

本屋の未来は、自分たちでつくる。 大型店には大型店としての良さがあり、地元の本屋は同じ土俵では対抗できない。自らが情報発信することで、地域の人達の文化作りの下支えになるのが一番良いと筆者は考える。 書店員に重要なのは「本が好き」という気持ちでなく、「本を売る」ことであり、そのため...

本屋の未来は、自分たちでつくる。 大型店には大型店としての良さがあり、地元の本屋は同じ土俵では対抗できない。自らが情報発信することで、地域の人達の文化作りの下支えになるのが一番良いと筆者は考える。 書店員に重要なのは「本が好き」という気持ちでなく、「本を売る」ことであり、そのために時流を読むことが大切なんだと思った。

Posted byブクログ

2018/12/11

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Posted byブクログ

2018/10/09

いつもお客さん側として本屋さんを見ているけれど、本屋さん側の「気持ち」がよくわかりました。本屋さんがんばれ!(もちろんまちの本屋さん、幸福書房さんで購入シマシタ)

Posted byブクログ

2018/08/28

書店員になってもう35年になる。この間に時代は大きく移り変わっていったしこれからも変わっていくだろう。いずれ店員という存在は不要になる時代がくるかもしれない。それでも、今、何が出来るのか、どうすればたくさんの人に来店いただけるか、一人にとっての大切な1冊をどうすれば届けられるのか...

書店員になってもう35年になる。この間に時代は大きく移り変わっていったしこれからも変わっていくだろう。いずれ店員という存在は不要になる時代がくるかもしれない。それでも、今、何が出来るのか、どうすればたくさんの人に来店いただけるか、一人にとっての大切な1冊をどうすれば届けられるのか、書店はどう変わって行けば良いのか、頭をしぼって、心を込めていかないとならない事を痛感しました。

Posted byブクログ

2018/07/15

さわや書店のことを知りたくて手に取った。 内容には興味があるはずなのに、なぜかおもしろくはなかった。不思議。

Posted byブクログ

2018/05/19

amazonや電子書籍の普及、書店を取り巻く環境は決して安心できるものではない。私自身、漫画は楽天koboとLINEマンガの二刀流で購入してるし、何か買うときは基本amazonのレビューをチェックしてぽちっている。 だけど本屋がとても好きだった。本を全く読まなかった時期も、なぜ...

amazonや電子書籍の普及、書店を取り巻く環境は決して安心できるものではない。私自身、漫画は楽天koboとLINEマンガの二刀流で購入してるし、何か買うときは基本amazonのレビューをチェックしてぽちっている。 だけど本屋がとても好きだった。本を全く読まなかった時期も、なぜか隣駅の本屋には毎週通っていた。 不思議だった。本にさほど興味がないのに、なぜ私は本屋に行くんだろうって思った。 考えてるうちに気づいた。私は売っているコンテンツそのものではなく、小売店という洗練された空間が好きなのだと。 思い返してみると、学生時代は小売店の接客に関する論文を書き、気づいたら小売店の人事に転職してリクルーターとして働いている。 これは単なる偶然ではない。私はリアル店舗が好きで、今後どんなにEC化や電子化が進んでも、できれば小売店舗に関わっていたい。 そんな中で手に取ったのがこれ。まちの本屋。 岩手県のさわや書店の店長がつづったこの本は、小売店で働くスタッフとして、うんうんなるほど!と思うことばかりだった。 リアル店舗の強みである「モノ」「ヒト」「コト」の意味を改めて感じる一冊だった。加えてこの本は、「地元」にフォーカスを当ててるのも面白かった。 ■第五章より ◇ネット書店に出会いの場すべてが移ることはないと思っています。ネット書店においては、検索窓に何らかのキーワードを入力しなければ、話は何も進みません。しかし、キーワードさえあれば、それに付随するものがどんどん集まってきます。逆に言えば、キーワードに付随するもの以外は出てこないということです。びっくりするような変化球や、思っているものと反対の提案は出てきません。(中略)本屋に行ったら、思ってもみなかった本を買ってしまった、という経験を持っている人は少なくないと思います。 ◇大型店を小型化したような店をつくってもしょうがないし、意識的に違う役割を果たさないとやっていけません。大型店がいるから、自分たちは違うことができる。自分のやりたいことをする。 ◇お客様といろんな話をする。仕事の愚痴を聞いてみたり、出身の話を聞いたり、親戚の話を聞いたりする。そうすると、ふたたび店頭でお会いした時、関係は全く違うものになります。 ■第四章より ◇一見、本屋とはまったく関係のなさそうな異業種と組むメリットは、思わぬところで出てくる可能性があるということを学びました。(中略)仕込みで本を売っていく、という流れをつくりやすいのは、地方の本屋だと思っています。それをやれる面白さがある。仕掛けていくチャンスが、まだまだたくさんあると思うのです。

Posted byブクログ