宝石の国(5) の商品レビュー
久しぶりに読んで内容あんまり覚えてなかったけれど面白かった〜 不穏な空気が色濃くなってきてどうなるのか楽しみ だけどフォスの今のキャラにいまいち馴染めなくて昔のフォスを思い出して寂しくなった
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宝石のカラダを持つ28人は、襲い掛かる月人との戦いが続いていた。主人公・フォスフォフィライトとボルツが新たにコンビを組むことになったところに、新型月人が現出。宝石たちが応戦しているところに金剛先生が現れると、月人は先生になついているような動きを見せる。その様子に疑念を抱いたフォスは、月人と先生の関係について、月人に直接訊くしかないと決意したが――。(Amazon紹介より)
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フォスが月人のことを調べようとしてドツボにハマってしまう巻。フォスの天真爛漫さが失われて、何とも暗い展開。アニメ版は、この巻の内容を適度にアレンジしたところで終わっているが、この後の展開を考えると、アニメではあの表現が限界だったのかなと思う。
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みんなを裏切るつもりはない。 でも先生のひみつを探るたび、僕のひみつも増えていく。 この先、この繰り返し? ずっと、ひとりで。
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【内容】 ・ルチルの原点になったパパラチア ・アレキの原点の話 ・月人の声 ・先生の、己を砕く戦い方 ・ゴーストと組む ・月人と話そうと試みて砕かれる
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「俺はルチルに俺のパズルを諦めてほしいと思ってる ラクさせてやりたいんだ でもあいつはどう受け取るだろうな」
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皆それぞれ忘れられない出来事を抱えているのにそれを見せない感じさせない。悲しみは深い。 先生への疑惑は深まり、シンシャへの距離はまた広がり。
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待望の5巻です。 いきなり、とつぜん、眩いばかりのイケメンが登場してルチルにも人間というか宝石の?心があったのだとちょっと安心しました。 パパラチアという名前も何だか太陽のように輝いているイメージ(母音あが多いからかな…?)。 おまけページのルチル「内側すべすべ」発言にはフォスでなくてもうわあ…ですが。 ルチルはパズルをする度、パパラチアのお洋服をちゃんと元に戻しているのでしょうか。ルチルもパパラチアも傷つかない解決方法がほしい。 これまた、とつぜん、気配もなく現れた週1でヴィジュアル系のライブ通ってますみたいなゴーストちゃんはメンヘラな見た目とは真逆の明るいいい子ちゃんでした。 ゴーストが二重構造ということは、別ゴーストが今後見られるということでしょうか。 二重人格といえばアレキ先生(そうなの?)。 今までコメディ担当というイメージが強かったのですが、「私からクリソベリルを奪った月人のことを毎日考えて新鮮な憎しみを忘れないためよ」という言葉に胸が苦しくなりました。 フォスの月人研究は少し進んで、月人と話をしてみようというところまでいきましたが、一体何の「ふ」? 目に色がついたというのも気になりました。 もしかして攫った宝石ちゃんから月人を作っている?!のか?! それにそれに先生は腕から割った宝石の欠片を海に捨てていた?そして腕は自然に傷口が塞がったように見えました。う~ん! どうしても続きが気になるので、まだまだ先は長いなあ、もっとお話をぎゅっとコンパクトに濃縮したら1巻でもっとお話が進むのになあ、と正直思うのですが、お話とあまり関係なさそうに思えるふわふわした部分がなければ読み進めるのが苦しいだろうなあとも思います。 気長にふわふわ待ちます。ふわふわ好きです。 わたしもレッドベリルにふわふわわんこを作ってほしいです。
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面白い・・・が、時々、読み返していると怖くなる時がある、この『宝石の国』の世界観に惹きこまれ過ぎている自分が ストーリーの質が異様に高いからこそ、私はこの作品と、市川先生を推している訳だが、どちらかと言うと、私は話の内容よりも色使いに惚れているな、うん 基本、カラーなのは表紙と裏...
面白い・・・が、時々、読み返していると怖くなる時がある、この『宝石の国』の世界観に惹きこまれ過ぎている自分が ストーリーの質が異様に高いからこそ、私はこの作品と、市川先生を推している訳だが、どちらかと言うと、私は話の内容よりも色使いに惚れているな、うん 基本、カラーなのは表紙と裏表紙、申し訳ない程度に登場人物で少々 本編は白黒だ でも、それだけで、市川先生の色彩センスの高さがズバ抜けている、と肌で感じられる ここまで、キラキラしている色を塗れるのは、数多い青年漫画家でも、市川先生を含めて一握りだろう また、謎が明かされる毎に、それよりも大きな謎が目の前に出現する、まるで悪意って名称の、同じ形が一つとしてないパーツを組み立てて作ったトラップもしくは時限爆弾めいたストーリーを支えている、フォスフォフィライトたち、キャラクターの存在も、私の評価を高くする理由の一部分を占めているフォスフォフィライト達は、作中でこそ、人の形にこそ近しいが、あくまで、宝石で体が作られている生命体(?)だ。けど、外側や戦闘力こそ人外のそれだが、友情や自分の進むべき路、恩人への疑心で悩む様は、実に人間臭さが宿る このチグハグさこそ、市川イズムなんだろう 正直、未だに判らなくなる時がある、この『宝石の国』から何を学ぶべきか、を 美しい友情だろうか、自分の就いた職に対して持つべき誇りだろうか、自分の意思に反して得る羽目になった力の扱い方だろうか その作品から漫画家の言いたい事を全て受け取れないのを承知していても、もっと、市川先生の中を覗き込みたい、覗かせろ、もっと曝け出せ、そんな衝動に駆らせる、『宝石の国』、ホントに凄まじい作品だ この5巻もまた、引きが実に上手く、単行本派の私としては絶対に買わねばならなくなった(笑) これからが、ますます楽しみでしょうがない 一日でも早く、アニメ化して欲しいもんだ 講談社は新たな名作アニメを生み出す力くらい持っている、と勝手に期待させてもらっている アニメ化が叶ったなら、できりゃ、巻末のオマケ漫画も、ちゃんと動画にして欲しいな。これがあってこそ、『宝石の国』なわけだし お勧めの話は、第三十四話「反転」だ。決して、スカッともしないし、面白可笑しい回じゃない。どちらかっつーと、暗いかな、フォスフォフィライトが「真実を見極めたい」って欲求に飲まれ、危うく、トモダチをまた失いかけた事で深い自己嫌悪に陥るから。でも、その自分を責める様にこそ、読み手を魅了するモノがある この台詞を引用に選んだのは、フォスフォフィライトの進む道、歩み方が、この世界に何を齎してしまうか、を暗に示しているように感じたので。正しい、は「正しい」だけであって、イイも悪いもない。人を救いもすれば、人を傷つけもし、何も変えないことだってある。だからこそ、「正しく」あるには、自分を厳しく律し、他人に自分を戒めてもらう必要があるんだろう
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主人公「フォス」をはじめとした宝石の身体を持つ28人と、彼らを狙う「月人(つきじん)」の戦いを描く物語の第5巻です。 冬に起きた出来事から容姿・性格ともに大きく変わったフォスは、月人について改めて勉強をすることに。 パパラチアやアレキサンドライトとの交流に活路を見出そうとします...
主人公「フォス」をはじめとした宝石の身体を持つ28人と、彼らを狙う「月人(つきじん)」の戦いを描く物語の第5巻です。 冬に起きた出来事から容姿・性格ともに大きく変わったフォスは、月人について改めて勉強をすることに。 パパラチアやアレキサンドライトとの交流に活路を見出そうとしますが、新たな事実にさらに追い詰められます。 冬の一件からどんよりした様子のフォスに光が差すことはあるのか。心配なまま物語が進みます。 口絵のキャラクター紹介ですら元気のない彼が不安になりますが、新登場のパパラチアとゴーストクォーツが魅力的です。 宝石たちの無限にも見える寿命の儚さについても迫っているので、既刊を楽しんだ方にはお勧めの内容になっています。
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