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図書室で暮らしたい の商品レビュー

3.9

159件のお客様レビュー

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2024/11/01

最近はまって読んでいる作家さんのことが知れる作品。家族の仲の良さが伝わってきて温かくなる。保育園のお迎えは懐かしいなと共感。

Posted byブクログ

2024/08/27

大好きな作家の”好き”を詰め込んだこの本は、宝物を紹介してもらったようで、とても嬉しくて楽しかった。もっと好きになった。 そして自作解説(というほどではないけれど、思うことあれこれ)を読んで、改めて読み直したくてたまらない!

Posted byブクログ

2024/08/27

「図書館で暮らしたい」というタイトルに惹かれて手にした本だ。割と引っ越し回数が多い私は不動産屋さんを出た後にその地域の図書館にも足を運んだ。出来れば図書館の隣りに住みたかった。しかし「暮らしたい」とまでは思わなかった。ただ読書が趣味の人間と、売れっ子作家になる人間との違いがこのタ...

「図書館で暮らしたい」というタイトルに惹かれて手にした本だ。割と引っ越し回数が多い私は不動産屋さんを出た後にその地域の図書館にも足を運んだ。出来れば図書館の隣りに住みたかった。しかし「暮らしたい」とまでは思わなかった。ただ読書が趣味の人間と、売れっ子作家になる人間との違いがこのタイトルにあらわれているのだな。

Posted byブクログ

2024/06/13

大好きな辻村さんのエッセイ。 辻村さんが子供の頃からどれだけ本好きだったか、、どんな気持ちで書き続けているか、今まで関わってきた方への感謝の気持ちや家族への想いなどなど、沢山詰まってて、エッセイ集と言うより周りの方への感謝集って感じに思えた。 そして辻村さんの人柄の良さがビシビ...

大好きな辻村さんのエッセイ。 辻村さんが子供の頃からどれだけ本好きだったか、、どんな気持ちで書き続けているか、今まで関わってきた方への感謝の気持ちや家族への想いなどなど、沢山詰まってて、エッセイ集と言うより周りの方への感謝集って感じに思えた。 そして辻村さんの人柄の良さがビシビシ伝わって来て、更に好きになった。 お子さんへのお手紙も書かれているんだけど、これを大きくなって読んだら堪らないだろうなー、と羨ましく思う。

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2024/06/02

本好きならタイトルと表紙を見た瞬間にため息が出る。本当に。分かる。 内容はエッセイ集で「ツナグ」の作者さんかぁーと思いながら読む。 普通の人と変わらない生活の中に感情の動きや物事への感性が感じられてやはり作家さんだなぁと思いながら楽しく読了。

Posted byブクログ

2024/05/31

母になられた辻村さんのエッセイ集、あたたかいお話たち。こういう作品もほっこりして大好き。読めてよかった。いつも波瀾万丈、人間の闇的なものが多いが…笑 ♡本屋さんや図書館が好きすぎるし、毎週ぜったい行動に組み込むし、読書が心の栄養というかもはや人生で一番大切な行為の一つである自分...

母になられた辻村さんのエッセイ集、あたたかいお話たち。こういう作品もほっこりして大好き。読めてよかった。いつも波瀾万丈、人間の闇的なものが多いが…笑 ♡本屋さんや図書館が好きすぎるし、毎週ぜったい行動に組み込むし、読書が心の栄養というかもはや人生で一番大切な行為の一つである自分にとっては、タイトルがもはや自分の願望と同じで、思わず手に取った 以下共感したエピソード&好きなエピソード •書店員さんのカリスマ性 •ドッペルゲンガーの本棚(ブクログでたまに発見するやつー!) •今日は何の日?(愛するドラえもんのお誕生日) •ジャイアンの男気 •インタビューの心得 •子ども番組の楽しみ(クオリティ高い) •うちの子へ 子どもを通して、楽しいことも苦しいことももう一度体験させてもらえる…これは本当にそう 本当に本当にそう、自分の好きだった児童書やアニメやキャラクターや長寿TV番組をお勧めしたら全部好きになってくれてこれはなんなんだろうという感動もあるし、 お勉強やイベントや習い事で、園で、学校で、人として、一つ一つ身につけて成長する姿 代え難い喜び  •女子と文庫…「好みのタイプ」を聞かれて、本を読むのが似合う人、と答えた男の子→結婚式にも文庫本を持参する新婦さん(わかる) •紙に帯びる歴史 〜児童書、コンテンツ〜 •おひめさまシリーズ •モモちゃん •ウォーリー •魔女宅とアッチコッチソッチシリーズ わかったさんこまったさんとぼくは王さまシリーズ、同じ作家さんだったんだ! •りぼんとなかよし •ゲームっ子 •音楽を聴いて、本を読んで、「現実逃避」する …私もこの言葉はそぐわないと思う。 辻村さん「そんなセンスのない言葉でしか私のあの頃を切り取ってもらえないのか、と憤ってきた」「逃避などしない。私の現実を生き抜くためのリアルが、そこにある」 •お礼の言葉(児童書は、作家名でなくシリーズにファンがつく) 他、母子手帳、「母になること」や保育園のお迎えや連絡帳にまつわる悲喜交々… 人としてのマナー的なものも •輪るピングドラム、いじめられている君へ 辻村さんは学校で、友達とうまくいっていなかった(知らなかった) なんなんだろう、あの、特定の子の嫌な感じ… あれをする子は性根がイジワルだったり親からの愛情で満たされていなかったりすると解釈しているけど 私も娘もされる側だが、気にしない強さ、他の子とも仲良くできる柔軟さ、そして自分はされて嫌なことはしないスタンスで生きている そうしたら絶対に一生の親友もできるから 思えばクラス外とか学外が多かったな。同調圧力大嫌い。。。 自分の物語は自分で作れるし、幸せは自分で掴めるから、かわいそうな他人のことは気にすんな、と あの頃の自分に言ってあげたいし、娘がもし困難に遭遇したら、何度でも伝えたい。 物語を読む子なら、何かアイドルでも推し活でも音楽でも打ち込めるものがある子なら(そういう意味では価値観が多様化したコンテンツ天国の現代は恵まれている気がする)大丈夫。 辻村さん「つらい状況に追い込まれる前に、夢中になれるものを見つけて、自分の心を豊かに強く保ってほしい」 同じものが好きな人が、喜びを分かち合える人が、必ず見つかる。

Posted byブクログ

2024/05/08

著書を読んでみたくなった。 あー、わかる、がたくさん。 芦田愛菜ちゃんのまなの本棚と文体の雰囲気が似ている。芦田愛菜ちゃんの大好きな作家さんというのが伝わってきた。まなの本棚も良い。

Posted byブクログ

2023/12/01

楽しくて優しくて、私ももっと好きなものを損得勘定とか抜きにして楽しみ抜かなきゃ、、という気になりました。本とか作家業に触れているところは勝手に泣きそうになる。 するする読めてしまってやっぱり肌に合う作家さんだなぁと思う。他の作品も読もう、、!

Posted byブクログ

2023/11/08

辻村氏の好きが沢山詰まったエッセイ集。 まるで福袋の様に優しい文章で溢れている。それぞれ数ページに収めてあるから忙しい合間にもすぐ読めるし、文章の裏に垣間見える人柄も良くて、あの素敵な小説を書けるのも解るようだ。

Posted byブクログ

2023/10/08

「闇祓」を書いた辻村さんとはどんな方なんだろうと思って読んでみる。「かがみの孤城」や、「Another side of 辻村深月」は読んでいたのだけれど、闇祓のブラック辻村さんの印象が強烈で。 「赤ちゃんとホラー映画」のエッセイは辻村さんのホラー好きと優しさが垣間見れて面白かっ...

「闇祓」を書いた辻村さんとはどんな方なんだろうと思って読んでみる。「かがみの孤城」や、「Another side of 辻村深月」は読んでいたのだけれど、闇祓のブラック辻村さんの印象が強烈で。 「赤ちゃんとホラー映画」のエッセイは辻村さんのホラー好きと優しさが垣間見れて面白かった。 「インタビューの心得」と、「バイキンマンのマーチ」も辻村さんの素の価値観を見せてくれていて思わず笑ってしまう。 そこかしこに漏れる辻村深月さんの素敵なお人柄にほっこりした。そんな本。 またいろいろ読んでみよう。

Posted byブクログ