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ななつぼし洋食店の秘密 の商品レビュー

2.9

17件のお客様レビュー

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2017/09/14

え?これで終わり?と思った終わり方。 続編が出るならわかるけど、んー。 出たとしても読まないかなぁ。 2017.9.14 読了

Posted byブクログ

2016/05/18

傾きかけた家族のお嬢様と新興のお金持ちとの政略結婚。利害の一致から始まる恋物語で、ストーリーの骨組みとしては目新しくはないものの、安心して様式美に浸れるし、読み心地は良かったです。行方不明になってしまった義理の兄は、やはり間柄を知らないまま十和子に恋心を抱いてしまっているのでしょ...

傾きかけた家族のお嬢様と新興のお金持ちとの政略結婚。利害の一致から始まる恋物語で、ストーリーの骨組みとしては目新しくはないものの、安心して様式美に浸れるし、読み心地は良かったです。行方不明になってしまった義理の兄は、やはり間柄を知らないまま十和子に恋心を抱いてしまっているのでしょうか?それとも指輪は別の人あてか?その辺が今後知りたいところです。

Posted byブクログ

2016/03/06

2016/3/6読了 関東大震災後の東京を舞台にした話で、随所に歴史を感じる部分もあるのに、現代の話にも思える不思議な感覚だった。ポークカツレツが食べたくなった。

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2016/02/11

十和子は華族のお嬢さま。 しかし、その生家は消滅寸前。 そこで彼女に持ち上がったのが、成金男との縁談だった。 「私のやることに口を出さないこと」、その条件をのんだ成金社長、桐谷。 かまってほしくない十和子とかまえない桐谷。 互いの利害が一致したように見えた。 だが......。 ...

十和子は華族のお嬢さま。 しかし、その生家は消滅寸前。 そこで彼女に持ち上がったのが、成金男との縁談だった。 「私のやることに口を出さないこと」、その条件をのんだ成金社長、桐谷。 かまってほしくない十和子とかまえない桐谷。 互いの利害が一致したように見えた。 だが......。 ななつぼし洋食店は小綺麗な銀座の店とは違う。 なぜ十和子はその店を綺麗にしようとしないのか、なぜ移転しないのか。 なぜ桐谷は手袋をはめているのか。 謎が一つずつ明らかになっていくたびに、十和子と桐谷の二人の距離が縮まっていく。 悲しみを乗り越え、二人の心の中に大切な場所ができていく。 洋食にちなんだ物語は三編。 登場するのは今もおなじみ、そして人気のオムライス、ポークカツレツ、ライスカレー。 それぞれが古い思い出、新しい記憶と結びつく。 とても素敵な話ではあるが、ポイントとなる洋食の印象がやや薄い。 描写が下手というわけではないがインパクトとしては弱い。 他のエピソードの方がより魅力的で、「食」に注意がいかないだけだろうが。 個人的な好みだが、「わかったさん」「こまったさん」シリーズに代表される、巻末に作り方やイラストが載っている本が好きだった。 想像力もいいが、イラストがワンカットでもある方が物語の世界をより強く体験できる気がするのだ。 本文中に登場するミートクロケットのように、馴染みのない言葉でも絵を見れば、あああれかとわかるように。 ぜひ巻末の楽しみを入れて欲しい。 食いしん坊の読者のために。

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2016/01/25

関東大震災で店主が行方不明となった店を守り、帰りを待ちわびる没落華族の令嬢・十和子と、同じく震災で妻を失った不動産開発業者の若社長・桐谷との物語です。 いわゆる政略結婚物ですが、震災で帰らぬ人消息を待つ切なさが物語に交じるので、その手の話が苦手な方はご注意。 結論からいえば、非常...

関東大震災で店主が行方不明となった店を守り、帰りを待ちわびる没落華族の令嬢・十和子と、同じく震災で妻を失った不動産開発業者の若社長・桐谷との物語です。 いわゆる政略結婚物ですが、震災で帰らぬ人消息を待つ切なさが物語に交じるので、その手の話が苦手な方はご注意。 結論からいえば、非常に今後が楽しみな1巻という雰囲気でこの巻だけでは物足りなさがあるが、続刊が早く読みたくなった。 震災当時の世界大戦前の不穏な世情も織り込まれ、コバルトとはひと味違った作品になっている。 あらすじなど下記へ http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4952.html

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2016/01/11

正直、可もなく不可もなく。山場もそれほどないまま、すーっと最後まで読めてしまう。十和子も、一哉に関して周りが見えなくなり過ぎかな。桐谷の奥様のお話は良かったです。

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2015/11/29

肝心の一哉の人間像が見えない。 展開も急ぎすぎる。 オレンジ文庫には佳作があるのだが これはそれらの模倣にしか見えない。 のみならず、いろいろな売れ筋ラノベの 後追いだと感じた。 桐谷が魅力的なので、評価はかげんした。

Posted byブクログ