がれきのなかの小鳥 の商品レビュー
テーマは興味深かったが、少女目線で描かれているからか、象徴的なものが多く少し不完全燃焼。心の中をずっとのぞいているようなお話の進み方をします。
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第二次世界大戦、オランダでは各地で人々が 協力し合い、ナチスから収容所送りに なる子どもをかくまっていました。 主人公のエルスケも家族と別れ、別の 名字を与えられ、森の中の「大きな家」で 別の家族と共同生活をすることになります。 特別にエルスケ自身が戦争で怖い思いをする というより小さい子が家族と別れ他人と暮らしたり 仲良くなった大人が隠れて暮らしていることの 原因はうっすらと戦争のせいであると感づいたり、 不安に思ったりするその気持ちの揺れが 丁寧に書かれています。 「アンネの日記」だと難しい年齢の子に お勧めです。
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絵が松本春野さんだと知って借りてきた!ユダヤ人の少女エルスケは、ナチスから逃れるため、家族から引き離され、『大きな家』で暮らしていた。本当の自分の名前を隠して……。子どもの目線で、戦時中のことが描かれている。切なくなりますね。
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第二次世界大戦中、ナチスの迫害を逃れるため、家族と別れて名前を変えドイツ人の子供として大きな家に他の家族と暮らすことになったユダヤ人の少女エルスケ。 迫害をするもの、のがれるもの、かくまうもの。同じ国の同じ時代を生きていながら、かくも違う道を生きた時代。伝え続けなくてはいけない時...
第二次世界大戦中、ナチスの迫害を逃れるため、家族と別れて名前を変えドイツ人の子供として大きな家に他の家族と暮らすことになったユダヤ人の少女エルスケ。 迫害をするもの、のがれるもの、かくまうもの。同じ国の同じ時代を生きていながら、かくも違う道を生きた時代。伝え続けなくてはいけない時代なのだと感じる。
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