難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください！ の商品レビュー

山崎元(著者),大橋弘祐(著者)

2021/04/03

難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください！
山崎元　大橋弘祐
2021年4月1日読了。

お金の知識に全くの素人である大橋くんがお金のプロである山崎さんに対話形式でお金の増やす方法について教えてもらう本。

なので、メッチャ初心者向け。
自分の資産は貯金だけ。って人や、まだ株式投資をした事がないって人には入門書として参考になると思う。

お金を増やしたい運用の方法として
1、自分の今の貯金から当面の生活費を除いた上で絶対に減ってほしくない「安全資産(A)」と、増えるかもしれないし減るかもしれない「リスク運用資産(B)」に分ける。
リスク運用資産(B)」は平均すると年間5%くらいプラスになるが、最悪1年で三分の一減る可能性がある。

2、ネットの証券会社に口座を開く

3、安全資産(A)」で個人向け国債「変動10年型」を買う。

4、NISAに口座を開く

5、リスク運用資産(B)」で投資信託の上場インデックスファンドTOPIXとニッセイ外国株式インデックスファンドを半々ずつ買う。
この時NISAの非課税枠分の金額はNISA口座を使い、残りは証券口座の普通口座で買う。

6、利用できる人は確定拠出年金も利用する。
確定拠出年金では外国株式のインデックスファンドを割り当てると良い。

7、お金が溜まってきて追加投資する時は、国内と海外のインデックスファンドが資産全体で大体半々になるように買う。

8、あとは放ったらかし。真面目に働いて人生を楽しむ。

他ポイント。
・手数料の安い証券会社の口座を使うのがポイント。→インデックスファンド。
・運用に当たって手数料はなるべく少ないものを選ぶ。
・保険には入らない。入ったと思って運用にまわす方が良い。何かあったら貯蓄から使う。
・銀行に運用の相談をするのは間違い。
・家の購入は「強制節約装置」銀行の奴隷になるのであまり良くない。返済に勝る運用はないのでなるべく早く返すのが1番。

インデックスファンド
素人が手を出すべき金融商品。様々な会社の株を少しずつ買う「詰め合わせ商品」とイメージすると分かりやすい。

ちなみに、アクティブファンドの平均がインデックスファンドに買ったことはほとんどない。

投資信託を買うときのポイント
運用管理費(信託報酬)の安いものを選ぶ。
販売手数料の安いチャネル(ネット証券)で買う。
毎月配分型を絶対やめた方がいい。→運用管理手数料がメッチャ高いから。それに分配と共に税金を早く払う分だけ年に一回の分配より損。

などなど。
取り敢えず預金に寝かせておくくらいなら安全に運用した方がよい。
その時に素人がまず手を出すべきは、外貨でも金でもなくインデックスファンドの株式投資が良いよっていう内容でした。

2021/03/14

非常に分かりやすい。お金の勉強初心者向けであり、一番最初に読むべき本。山崎さんの端的でわかりやすい説明と、お金の勉強初学者の大橋さん目線で素直な疑問や意見を軸に説明されているので本当に頭に内容が入りやすかった。

銀行に預けておけば安心、銀行で相談すれば安心という何となく当たり前になっていた概念が打ち崩されました。

2021/03/11

超初心者向け投資入門書。
筆者と先生の対話形式で進められ、字も大きく読みやすい。資産運用超初心者の私は、正直作者と同じレベルだったので、初めの一冊としてかなり有益だった。
ただ情報が古く、運用を始めるのにあたりこの本だけでは心許ないので、実際に使ってみたい制度に特化した専門書も読んでから始めてみようと思う。

2021/03/10

夫が資産運用したいと言うので
一応自分も勉強しておくかと思って
最初に手にした本。

なんとなく、お金の話って
美しくない気がして触れたくないのは何でかな。

偏見かもしれないけど特に女性(私)。

しかも守りの話(貯金とか節約とか)は好きなのに
攻めの話(投資)になると急に難色を示す。

保険の話や住宅の話はさておき
資産運用(投資信託)については分かりやすくて
攻めるお金の話への苦手意識を払拭できる本。

2021/02/27

（感想書くために調べて気づきましたが、最新版が別にあるようなので、これから読む方はそちらを買った方が良いかもしれませんね…）

お金に詳しくない編集者の方と、経済評論家の山崎さんの会話文をベースに話が進んでいくので、最初から最後までとにかくとても読みやすい一冊です。

お金に関する知識ほぼゼロの人でもわかりやすいような言葉選びで文章が書かれていて、かつ、全体的にフワッとした言い方はせずに山崎さんの考えをはっきりと断言した言い回しになっています。一つ一つの項目について、あれはダメ！やるならコレ！といった風に白と黒にはっきり評価が分かれていることが多いです。

投資を始めようと思ったり、世の中にあるお金の仕組みについて学びたいと思っている時に、1番初めまたは2番目くらいに読む本としては用語の説明などもとてもわかりやすいので良いと思いました。
ただ、実際自分の話になった時に果たして山崎さんの意見が自分に合っているか合っていないかはケースバイケースだと思うので、実際に行動に移す際は、この本の意見を盲信し過ぎずにこの本と違う意見も取り入れた上で、最終的にはきちんと自分で判断するのが大事かと思います。

2021/02/18

◯友達に勧められて。
読みやすいしわかりやすいと思います。すでに手を出してるものとかがあると全てこの本の通りにはできないから20代前半とかで読むといいのかもねぇ
ちょっといろいろ見直そうと思いました。

2021/03/05

私はこの本の中で奨めれていない方法である、個別株への投資をしている。
それは財務諸表や事業内容、経営者などを分析することで、自分なりのリスクコントロールをしているからだ。手法として、ファンダメンタル分析による、バリュー投資（割安感）とグロース投資（成長期待）に分けている。テクニカル（チャート分析）はその補助程度。
当然、不安は常にあるのだ。だから多くの考えを参考にする努力を怠ってはならないと思う。この本も戒めのつもりで読むことにした。

色々な本でも語られているテーマである為、他の書籍と内容は重複するが、繰り返し頭に刷り込むべき知識であり、これまでになかったちょっとした考え方の違いにも触れることができる。何よりも取りこぼしてきた情報を入手できるのはありがたい。
当然、それを自分のものとして吸収し、資産運用に対する姿勢に活かしたいものだ。

タイトル通りの内容。投資に関する知識が簡潔に書かれている。
投資に向ける資金の作り方や、今からできる積み立て投資に、NISAという税制上の優遇処置などを利用する方法が、会話形式で解説される。
また、保険への注意すべき点なども、解かり易いので参考になる。

あまり投資のことがよく解からない人、そうでない人にもインデックス・ファンドへの投資を勧めている。合理的な考え方でいけばインデックス・ファンドへの投資は大正解である。様々な書籍でも同じことが言われており、実際の投資成績で見ても堅実であるに違いない。一見するとローリスクでありローリターンではあるが、運用を長く続けることで複利の効果を発揮する。

私の行っている個別銘柄への投資は、インデックス・ファンドの価格を決定する内側の値動きに参加している。
かといって、本書を否定する気はさらさらない。どちらかと言えば、インデックス・ファンドへの投資のほうが、多くの人にとって正しい判断になることは、私もよく理解しているし、インデックス・ファンドの値動きにも常に注目している。

読了。

2021/02/15

わかりやすく簡潔に資産運用についての基本とやり方が書かれていた。保険に入らないこと、個別株をやらないこと等、今までの自分が思っていたこととは異なることも多くあり、面白かった。

2021/02/06

資産運用の勉強のために購入。非常にわかりやすいことにつきる。資産運用の方法を複数紹介し、それぞれの方法で最も効率が、良い選択肢を提示している。素人にはたまらん一冊。

2021/01/26

•日本は借金をしてる。その借金を返せないと政府はお金を刷る。お金をたくさん刷るとお金の価値が下がる。今100円のコーヒーが200円になるかもしれない。

素人にも分かりやすく書かれていて分かりやすかった。銀行に貯金しているだけでなく、個人向け国債をすることで少しでもプラスになると思った。
まずは勉強をして投資をしていきたいと思った。