「洞察力」があらゆる問題を解決する の商品レビュー
個人的にあまり内容が入ってこなかった。 矛盾や困難に遭遇した時になどの考察で、色々まとめると気の持ちよう的な、些かフワッとし過ぎな文言があるが、視点を変えて物事を見る事は入口としては当然な事で、目新しさは無い。 後は文章との相性かもしれない。
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ううむ、翻訳した日本語文がまず酷い。 内容も、洞察力をいかに身につけるか、発揮するかというものではない。 ただ、120の事例を研究したということで、様々な洞察力の実例を知ることができたのはよかった。
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「洞察力」があらゆる問題を解決する。著 ゲイリー・クライン 組織、個人がパフォーマンス(生産性、技能、性能)を上げるには二つの課題がある それは 目に見えるミスを減らす事。 もう一つに目に見えない問題を解決する力(洞察力) その洞察力を様々な事案を踏まえて紹介した本でした。 ...
「洞察力」があらゆる問題を解決する。著 ゲイリー・クライン 組織、個人がパフォーマンス(生産性、技能、性能)を上げるには二つの課題がある それは 目に見えるミスを減らす事。 もう一つに目に見えない問題を解決する力(洞察力) その洞察力を様々な事案を踏まえて紹介した本でした。 洞察力を発揮する引き金となるものは3つあり 1 出来事の矛盾から発見 2 出来事のつながり、偶然の一致、好奇心から発見 3 やけっぱちな推測からの発見 一見 正しいと思われる物事の流れに対して 習慣化してしまう事で フォーカスを当てなくなってしまう。 一見 何事も繋がりがないと思われる出来事も 些細な一致点があるかもしれない。 そういった発見をするためには 多くの趣味、コミニュティを持ち 様々な経験、考え、物事の流れを知ることが大切。 人は日常から逸脱したものでも慣れれば 習慣化してしまう。 例えば ある日突然鍵の締まりが悪くなり ドアノブを押し上げなければ 鍵がかからなくなった。 しかし それを繰り返してるうちにそれが 習慣となってしまい 気にならなくなる。 が もちろんいつしか壊れてしまう。そこで「何故だ!」 洞察力に関する 論文で これを読めば洞察力についての知識は増えます。 ただ洞察力を高めるHOW TO本では決してないので注意を!
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【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・訳もひどいが、原本も結構ひどいんじゃないか? 【目次】
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多くの人に心から耳を傾けると、見えない物も見えるようになってくる。そうして私たちは世界観を更新し、それまでと違った新しい人間になっていく。 共感して、物事を決めつけない。それが洞察力の育て方。 「見えない問題」とは何か。 人がどうやって、偶然にも新しい物事を発見したのか。 いか...
多くの人に心から耳を傾けると、見えない物も見えるようになってくる。そうして私たちは世界観を更新し、それまでと違った新しい人間になっていく。 共感して、物事を決めつけない。それが洞察力の育て方。 「見えない問題」とは何か。 人がどうやって、偶然にも新しい物事を発見したのか。 いかに物事の本質(問題点)を見抜くような意志決定ができるようにするのか。 技能・性能・生産性などのパフォーマンスを向上させるためには、「見えない問題を見抜く力」で問題を発見し、問題解決を計る、またはそのための能力を身につける方法と、組織によってメンバーを厳しく締め付けて目に見えるミスを減らそうとする方法がある。前者の方が効果が高いが、組織はミスを減らそうとする。ミスは目に見えるからである。 だが、ミスを無くすことにばかり力を入れると、創造性が抑圧される。 ① 何が「見えない問題を見抜く力」を触発させるのか? ② 「見えない問題を見抜く力」は誰の身にも備わっているはず。なのに、全ての人が常にその能力を発揮できている訳ではない。何が原因で、「見えない問題を見抜く力」が発揮されないのか? ③ 「見えない問題を見抜く力」を絶えず発揮するための実践的な方法があるのか? 「見えない問題を見抜く力」 :もしかしたら、自分が思っていることは正しくないのかも知れない。 ・異なるアイディアがどのようにして互いに密接に適合するのか。 ・いくつかの事実が互いに適合しない事実 ・パターンを見抜く 「見えない問題を見抜く力」 予測可能性の正反対に位置する。 秩序をかき乱す。 疑問を持つ力。その疑問に徹底的に付き合う力。 基本的に「組織を解体」する方向に働く。 不要な思いこみに気づき、それを捨てること。 それまでの考えを捨てて、改めて考えを持つ。 莫大な努力が必要。 人々は、自分たちの理解の支えとなるものを捨てるのに抵抗する。 人の物の考え方を理解するためには、体験談を収集するのが効果的。 現場主義的意志決定 NDM理論 「発見」って、見える世界が広がることなんだ。 科学の目的とは、世界についてもっと語ること。 心の発見を行動に移す。 人の話を真剣に聴くようになると、たったひとつの単純な出来事から、いくつもの異なる重層的な事柄を導き出せる。 魔法のように感じるのは、結果へ至るプロセスが想像できないだけのこと。 「なぜ、人がある特定の方法で行動したのか?」のチェックリスト p.321 ・その人の持っている知識 ・その人の考え方や経験したこと ・その人の考えや行動への動機 ・その人が考える物事の優先順位 ・その人が制約している条件 官僚主義は創造性と相容れない。
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異なる世界観を持つ?まずは余裕を持って、いろいろな角度から客観視できる目や脳を持つことが理想だけど、とっさにそれができるような具体的なコツが知りたい。
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見えない問題を見抜く力 ・出来事のつながりから見抜く方法 ・出来事の偶然の一致から見ぬく方法 ・好奇心から見抜く方法 ・出来事の矛盾から見抜く方法 ・絶望的な状況における、やけっぱちな推測による方法
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これは「洞察力」に関する論文ですね。しかも、洞察力を向上させるためにはどうすればいいのか?という点では、ケースバイケースの域を出ていませんので、この本を読めば洞察力が(多少なりとも)向上する!という内容を期待すると完全に裏切られます。 著者は”現場主義的意思決定理論(NDM)”を...
これは「洞察力」に関する論文ですね。しかも、洞察力を向上させるためにはどうすればいいのか?という点では、ケースバイケースの域を出ていませんので、この本を読めば洞察力が(多少なりとも)向上する!という内容を期待すると完全に裏切られます。 著者は”現場主義的意思決定理論(NDM)”を確立した人として名高い人だそうですが、この領域は根本的にその一部として非常に重要でありながら曖昧なことが多すぎるために、これ自体が研究の対象になりうるということかと思います。 洞察力についての分析や定義に向かおうとしているのに、なぜそれが発揮できないのかという切り口になると、ビジネスの現場の話(NDM的実践論)へ行ってしまうなど方向がずれたり消化し切れていないようなところがあり、まだまだ稚拙で入口レベルの話だと思いました。よって星マイナス1。 しかしながら、個人的には、人間にできて人工知能にできないものは何であるかにつながる話だと思っているので、この領域の研究の発展を期待しています。 蛇足ながら、タイトルではっきり「洞察力」と書いてあり、原題にもThe Remarkable Ways We Gain Insightsと補足があるのでそれがInsightを指しているのは明白なのに、本文では都度「見えない問題を見抜く力」と回りくどく書いているのはなぜでしょうか?原文を直訳するとそうなるのでしょうか。文脈によって「洞察力」と訳してしまうと意味が合わないことがあるかもしれませんが、それを織り込んでも、この回りくどい表現は内容のスムーズな理解を阻んでいると思います。よって星マイナス1。
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見えない問題を見抜く力に関する本。 見えない問題を見抜く力をつけようと思って読むと、「だからどうしろと?」になる。 ある程度、見えない問題を見抜く力がある人が体系を知るための本のように感じた。 個人・組織を左右する2つの矢印「パフォーマンスのモデル」の表や書かれてるエピソードなど...
見えない問題を見抜く力に関する本。 見えない問題を見抜く力をつけようと思って読むと、「だからどうしろと?」になる。 ある程度、見えない問題を見抜く力がある人が体系を知るための本のように感じた。 個人・組織を左右する2つの矢印「パフォーマンスのモデル」の表や書かれてるエピソードなどは示唆的でいい。 スッキリさを求める人と評価が分かれそう。
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題名からすごく期待をして読みだしたが、期待したような魔法のツールやロジックは出てこなかった。 万人が使えるそんな魔法のツールがない事は、当然と言えば当然なことだからと思い読み進めたが、あまり頭に入ってこなかった。 しかし見えない問題を見抜く力を発揮させるきっかけとして、不明瞭な...
題名からすごく期待をして読みだしたが、期待したような魔法のツールやロジックは出てこなかった。 万人が使えるそんな魔法のツールがない事は、当然と言えば当然なことだからと思い読み進めたが、あまり頭に入ってこなかった。 しかし見えない問題を見抜く力を発揮させるきっかけとして、不明瞭な点、矛盾点そして対立する点を利用する事で、自分たちで問題を解決する事が出来る。 その為には、我々はたいていもう言った矛盾した問題に巻き込まれると困惑するが、そこには問題解決への糸口が残されているものである。 私たちは単に自分たちが狼狽したという感情を好奇心に変えればいい。 「矛盾から目を背ける事よりそれをどうやって利用するか」が重要という事はなるほどと思った。 人、組織を左右する2つの矢印(パフォーマンスモデル) パフォーマンスの向上(技能、性能、生産性)=目に見えるミス(下矢印、特に組織ではミスを減らそうとする)+見えない問題を見抜く力(上矢印、問題発見、問題解決の能力アップの方が効果が高い) この中で、目に見えるミスををなくさせる方が簡単だが、目に見えない問題を見抜く力を伸ばすことが重要。 思考の技術における最も普遍的な貢献は「見えない問題を見抜く力」を発揮、発見へ至るための4つの段階を提示している。 ・準備:難しく、より意識的で、体系的で、それでも実を結ばばい分析的な思考に人はのめりこむ ・発案:意識的に問題を考えることをやめ、意識が潜在意識にとって代わる ・閃き:心の緊張を解くことを求め、問題について深く考えることをやめる(無意識レベルでの様々な連想が1本に結びついて蓄積したもの) ・確証:そのアイデアが有効かどうか吟味する 見えない問題を見抜く力とは、完璧主義を超えたものであり、この力は元来の計画をよくするものである。 ミスや不確実性を減らす方法 ・より厳しい基準を設定する ・管理を強める ・すべての情報源を文書化する ・想定していることをつかむ ・そういった想定に対して不確実性の値を概算する ・検討する回数を増やす ・一層厳しい方法で結論を立証する ・チェックリストや手続き方法に頼る ・より忠実に予定日に間に合うようにする 見えない問題を見抜く力を発揮する機会を逃す4つの理由 ・誤った考えに固執している(反対:誤った考えから解放させる) ・経験不足(反対:十分な経験がある) ・消極的な姿勢(反対:積極的な姿勢) ・具体的な考えにとらわれた推論(反対:遊び心が伴った推論) 見えない問題を見抜く力を発揮した人に学ぶチェックリスト ・その人の持っている知識 ・その人の考え方や経験してきたこと ・その人の考えや行動の動機 ・その人が考える物事の優先順位 ・その人が制約している条件
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