ヴィヴィアンの読書会 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事故で死んだ作家は実は他殺だった。真犯人を突き止めろ。タイムリミットは約3時間。 人気作家の一周忌に読書会を開催する名目で集められたファン6人が毒を盛られ真相を暴くのを余儀なくされる。 話が読みやすくてスルスル読めた。 登場人物全員がそれなりの動機持ちで、順番に明かされていくので自分でも推理しながら楽しめる。 ミステリよく読む人なら犯人を当てるのは簡単かも。ただし肝心の情報は最後まででてこない。 あと犯人がわかっても警察を呼んで逮捕なりして終わる訳じゃなく、和やかな雰囲気で締められたのが不思議な読後感を与えられた。 さっくりと重すぎないミステリを読みたい人にオススメ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全体的にテンポが良かった。 偶然こそ完全犯罪と主人公が言っていたけど確かにそうだなと思った。複数人が謎解きしたり、最後は犯人が自分で謎解き?みたいな、偶然で起こる殺人でないと起こり得ないであろう展開でこんな話もあるんだと新鮮に感じた。 犯人が分かったら復讐するとか、警察に突き出すとか、泥沼な展開になると思っていたけど、凄いあっさりしていて不思議な読了感だった。
Posted by
YouTubeでたまたま、この作者のチャンネルを見て面白いなと思ったら、図書館で本作を見たので借りて読んでみた。 ライトノベルといった感じ。 暇な時に読むには良いかも。
Posted by
【再読】 初刊で購入して当時一気読み。流れは覚えてるけど細かい描写とか犯人は新たな気持ちで読めた。やっぱり一気読みしてしまうほど楽しい!軽妙に進む物語は個性豊かな登場人物によってわかりやすく普通がないゆえ違和感なくてライトミステリ好きにはおすすめ。
Posted by
七尾先生の作品も久しぶりに読みました。 全編、ほぼ「会話」で話が進んでいきまので、サクサク読めますね。
Posted by
犯人は結構すぐわかってしまったけど、ヴィヴィアンの作品に絡めた物語の展開や、徐々に明らかになっていく真実はなかなか楽しかった
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
亡くなった人気作家の屋敷で行われる読書会に招待されたファンたち。 だが、それは作家ヴィヴィアンの死の真相を探るために計画されたものだった。 ▲クリスティへのオマージュ。現代ならではの仕掛け。 ▽ラスト、このままで彼はよいのかな?と感じた。
Posted by
一応王道のミステリですね。犯人も隠されているものも意外と簡単に予想できてしまい、さらさらっと最後まで。悪くはないです。ただ、これ七尾さんなんですよね。死亡フラグ、ドS刑事、山手線探偵、圏内ちゃん…すっと思い浮かぶだけでキャラ立ちしてる作品がたくさんあるわけです。別にこの作品に問題...
一応王道のミステリですね。犯人も隠されているものも意外と簡単に予想できてしまい、さらさらっと最後まで。悪くはないです。ただ、これ七尾さんなんですよね。死亡フラグ、ドS刑事、山手線探偵、圏内ちゃん…すっと思い浮かぶだけでキャラ立ちしてる作品がたくさんあるわけです。別にこの作品に問題があるわけじゃないのですが正直七尾さんを読むならこれじゃなくっても、というか七尾さんである必要ある?って思ってしまいました。普通の軽いミステリを読みたいならいいかもしれませんが、いつものノリを求めるならこれは違うと思います。
Posted by
人気作家ヴィヴィアンすみれを殺した犯人を突き止めなければ全員が毒物により死ぬ為の推理劇が軽快だった。自称人気俳優や明らかに男性の女装家、覆面作家にブログ上の評論家、執事のような秘書等、登場人物たちが個性的。ベルサイユ書房書店員の虹村清美は思い出せなかったけれど「すずらん通り〜」か...
人気作家ヴィヴィアンすみれを殺した犯人を突き止めなければ全員が毒物により死ぬ為の推理劇が軽快だった。自称人気俳優や明らかに男性の女装家、覆面作家にブログ上の評論家、執事のような秘書等、登場人物たちが個性的。ベルサイユ書房書店員の虹村清美は思い出せなかったけれど「すずらん通り〜」からの登場かな。
Posted by
事故死したとされる人気女流作家ヴィヴィアンすみれを偲ぶイベントとして催された読書会に招待された6人。 それぞれがファンで作家とつながりがありある共通のお呼ばれした理由があります。 6人とも殺害されたと主張するヴィヴィアンに対して殺意の理由があるということです。 その真犯人を推理す...
事故死したとされる人気女流作家ヴィヴィアンすみれを偲ぶイベントとして催された読書会に招待された6人。 それぞれがファンで作家とつながりがありある共通のお呼ばれした理由があります。 6人とも殺害されたと主張するヴィヴィアンに対して殺意の理由があるということです。 その真犯人を推理するか本人が名乗り出ろというストーリー。 ひとつひとつはありがちだけれどなかなか面白かったです。 さくさく読めるから暇つぶしにちょうどいいかも。 ただ最後は私的には「そして誰もいなくなった」ばりの展開だったら面白かったのになぁ。 大団円的になってるのが解せぬ。
Posted by