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いいエリート、わるいエリート の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2023/07/17

才色兼備なコメンテーターとして活躍されている方の著書を図書館で手に取り、読んでみた。 努力する動機がコンプレックスから始まっているとのこと。共感する点もあったが、これで生き続けるのはしんどいのでは…、と思った。 内容と題名に親和性がないと感じたのは私だけだろうか?

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2023/04/25

2023.04.25 書名やテレビでみる著者から毛嫌いするのはもったいない一冊。 書名ほど明確に「いいエリート」「わるいエリート」が説明されてはいない。 しかし、エリートの集う世界で生きてきた筆者だからこそ書ける「世界」について知ることができることは評価したい。 筆者の自分自身に...

2023.04.25 書名やテレビでみる著者から毛嫌いするのはもったいない一冊。 書名ほど明確に「いいエリート」「わるいエリート」が説明されてはいない。 しかし、エリートの集う世界で生きてきた筆者だからこそ書ける「世界」について知ることができることは評価したい。 筆者の自分自身についての記述が「イタイ」と感じる読者もいるだろう。 しかし、これは筆者自身も「イタイ」ことを自覚しているのではないかと推察する。 日本の「エリート叩き」の問題についての指摘はもっともだと同感した。 読みやすいテーマだし、考えさせられる一冊でもある。

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2019/05/10

元財務省官僚今はテレビタレントの山口真由の自伝。 彼女が努力家でマジメであるが故に、融通が利かず生きづらいことがよくわかった。

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2018/06/16

いいエリート、わるいエリート。山口真由先生の著書。東京大学法学部を主席で卒業し、財務省に入り、弁護士に転職され、その後はアメリカのハーバード大学に留学されたという文字通りのエリート。かといって能力や学歴、経歴を鼻にかけて上から目線で自慢するわけではなく、淡々とご自身のこれまでの経...

いいエリート、わるいエリート。山口真由先生の著書。東京大学法学部を主席で卒業し、財務省に入り、弁護士に転職され、その後はアメリカのハーバード大学に留学されたという文字通りのエリート。かといって能力や学歴、経歴を鼻にかけて上から目線で自慢するわけではなく、淡々とご自身のこれまでの経験をまとめていらっしゃる印象。本当のエリートは山口真由先生のように謙虚でしなやかな人なのでしょうね。山口真由先生はまだお若いし、今後どのように活躍されていくのか楽しみです。

Posted byブクログ

2019/05/04

山口真由さんは札幌出身で、東大法学部を首席で卒業した超エリート。札幌出身ということで親近感がある。そんな彼女が「自分は1番にこだわってきた」という。もちろん、首席卒業も狙った結果だ。彼女が一番に拘るのは何故か? それは最後に書かれている。「この”意志の力”。それを分けるのは、覚悟...

山口真由さんは札幌出身で、東大法学部を首席で卒業した超エリート。札幌出身ということで親近感がある。そんな彼女が「自分は1番にこだわってきた」という。もちろん、首席卒業も狙った結果だ。彼女が一番に拘るのは何故か? それは最後に書かれている。「この”意志の力”。それを分けるのは、覚悟とか執着心とか、そういう類の湿った感情ではないかと思います。そして、その感情というのは、実は、負のエネルギーから生まれているのではないかと思うのです」「私を前に進めるエネルギーのみなもとは、コンプレックスだと思うのです」「私自身は向上心を信仰しています。誰もが生涯に何か一つの価値を見つけて、それに自分を賭けるとしたら、自分にとってはそれが向上心なのだろうと思います。背伸びと向上心を信じて、自分を賭けてみることができると思います」と。 ボクが大学を卒業して三重県に来た時、自分が知っている文化と異なっていて戸惑った思い出がある。北海道の人は、どちらかというと合理的考え方で、かつ、就職先が先生や公務員が多い地域なので、ビジネス的発想ではなく、社会主義的な発想なのではないかと思う。彼女も北海道出身なので、そんなところがあったのではないか? 学生時代に、「ちゃんと勉強しないとダメだよ」「勉強をするのが当たり前」と教えられてきた人が、徐々に「何のために勉強をするのか?」ということを問うように変化してきたのだろう。自分にも重なる部分がある。だから、共感を持てる。自分は背伸びをすることを辞めてしまった。自分はそこで勝負できないと思ったから。彼女はまだまだ、努力で今日よりは明日、明日よりは明後日を信じていくのだろう。

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2016/09/18

できないのが嫌だからできるようにがんばった私も、中学生や高校生でこの筆者のような明確な考えをもっていたら人生違ったものになっていただろうなと思う 前を向いて努力しようと思えた

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2016/06/11

努力は教えられない 私は、自分の決断を人に預ける人を尊敬できません。 波にのれないときの振る舞いが人生を分ける 人は誰でも自分のプライドの扱いん苦労します。厄介な自意識をどうコントロールするかが、人生を大きく左右するでしょう 努力がそのまま報われるほど社会は狭くない 波...

努力は教えられない 私は、自分の決断を人に預ける人を尊敬できません。 波にのれないときの振る舞いが人生を分ける 人は誰でも自分のプライドの扱いん苦労します。厄介な自意識をどうコントロールするかが、人生を大きく左右するでしょう 努力がそのまま報われるほど社会は狭くない 波をじっと待つ勇気 波に乗ることができる、つまりプラスのスパイラルで上がっていくためには、実力は、もちろん、運をとらえることも必要と思いました。 負けた時のふるまいに人の本質がでる

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2016/01/27

結論がエリートが国を救うみたいなことになっているが、今のエリートは総取りしてほかの者を奴隷にするのではないか?

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2016/01/24

東大法学部主席卒業、国家公務員Ⅰ種に学生時代に合格、財務省キャリア、司法試験合格、ハーバード大学留学という素晴らしいキャリアを持った、女性が書かれた本です。 なかなか外観も良いので、同じ内容を「男」が書いたら本にならなかったかもしれませんが、お世話になっている図書館で目についた...

東大法学部主席卒業、国家公務員Ⅰ種に学生時代に合格、財務省キャリア、司法試験合格、ハーバード大学留学という素晴らしいキャリアを持った、女性が書かれた本です。 なかなか外観も良いので、同じ内容を「男」が書いたら本にならなかったかもしれませんが、お世話になっている図書館で目についたので読んでみました。 彼女が実際に体験した、東大や財務省の実情はどうなっているのかが綴れていて、自分ではけして体験することができない世界の最新情報に触れることができた点では、貴重な読書だったと思います。あんな状態をいまだに続けている財務省を始めとした各省庁に、今後とも優秀な人材が集まるのか、心配してしまいました。あれが事実としたら、30年は遅れていることになりますからね。 本の中で、彼女が再三強調しているように、彼女の実績は、努力の賜物であり、その努力とは、それを得るのに費やした時間量であると述べています。効率よく勉強をする、とか、短時間で結果の出る方法でやろう、という本に書いてある内容は、それを真似ても効果の出ないことが多いというのが私の経験でもあります。 彼女は、司法試験の直前は一日17時間以上勉強したそうです。一定以上の結果を出すには、最低限の時間を投資しなければ難しいというのは、どの世界でも同じだと思っていた私は納得のいく内容でした。 以下は気になったポイントです。 ・勉強は、頑張ればそれに見合うリターンが期待できる。それぞれの努力に応じた評価が得られて職業の選択も増える。年齢を重ねるごとに、成果が上がる。人生の後半を充実させる職種を自分の意思で選択できる(p19) ・東大医学部を目指していた場合、東大に入れなくても、他の国立大学の医学部・私立の医学部も選択できる。東大医学部卒でも、ほかの医学部を出ても、医師は医師である(p19) ・7回読みとは、助走読み3回(漢字・カタカナ中心)、本走読み2回(キーワード理解、要旨を把握)、完走読み(脳に定着)(p21) ・自分にあった勉強法は、変えてはいけない(p24) ・信念とは、最初は漠然としていても、徐々に輪郭がはっきりしてくるもの。理想から始まり、少しずつ中身も伴ってくる(p50) ・詰め込み教育があったからこそ、努力が報われるシステムができあがり、みんなが勉強したとも考えられる(p61) ・学習塾とは、成績の悪い、その他大勢が、成績のイイ子たちに搾取されるシステムとなっている(p70) ・東大の卒業生は、二十代前半までずっと勝ち続けている、だから評価されなかった時、自分を立て直す術を持っていない。立て直す必要のないキャリアを歩んできたので(p81) ・女性から見た「理想の男性」に変化がないならば、男性の側の「理想の女性」に変化がなくても男性だけに文句を言うことができない(p84) ・高圧的でも部下は耐える理由として、部下のせいで、自分が上から怒られても、絶対に部下のせいにしない。上司のところで止めてくれる(p120) ・人には必ず「波に乗れない時期」がある、その波に乗れていない時にどこまで我慢できるか、どう振舞うか、が人生を分ける(p136) ・弁護士や医師が、顧客や患者との間で結ぶ契約は、売買契約ではなく、委任契約である。これは特殊な契約で、受任するほうは、委任する方と比べて、圧倒的な知識があることが前提になっている。だから、受任する方には幅広い最良が認められる。無報酬が原則で、簡単に終わらせられる。(p151) ・世の中には2つのタイプがいる、1つめは、投資によってリターンを得る人、もう1つは、労働によって対価を得る人。前者は金融所得、校舎は勤労所得。前者の場合には、投資がゼロになることもある反面、何倍にもなる可能性がある。後者は時間に限界がある(p163) ・ファーストキャリアに弁護士を選ぶか否かはとても重要である、そうでない限り、「根っからの弁護士」になれない(p165) ・負けた時のふるまいに人の本質が表れる(p180) ・マイナスのエネルギーを、自分自身を前に進める力に変えることができた(p182) 2016年1月24日作成

Posted byブクログ

2015/10/24

いや、先に言うとくとこのひとの本これからも読むんやろうけど、なーんかやっぱりどれ読んでもいやなかんじを受ける。本人の努力はすさまじいものがあるんやろうけど、まだひとに対するドロドロした感情があると思うのです。文章読んでて、感じてしまうのです。

Posted byブクログ