いいエリート、わるいエリート の商品レビュー
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東大主席、官僚生活、弁護士生活の描写にリアリティがあった。歳をとって引退した方のは古い情報が多いし。面白く感じた。ただ挫折経験は一般に比べて少ないなあと思う。外務省と財務省の内定二つ貰えず泣いたなどは、一つ受かればいい人が多いし、プライドを考えなければ何も失ってないわけで。恋愛の描写をみても本当に負けず嫌いで努力家なんだなあと。 それにしても 東大⇒財務省(二年?)⇒司法修習⇒四大弁護士事務所⇒ハーバード⇒? この方は次はどんなエリート街道を進むのだろうか?外資?までコンプリートしたら経歴的には華麗だけど、深くひとつのことをやるよりも、変化を求める人なんだなあと思う。
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題名と内容が全く合っていないが、「最優秀な」東大生の思考経路がわかって面白かった。東大首席という肩書しか自分にはないのかという著者の苦悩も感じられた。
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東大在学中に司法試験、国家公務員Ⅰ種に合格し、全科目「優」の成績で東大を首席で卒業。財務省を経て弁護士という著者のプロフィールが目をひいて読んでみた。天才というよりは超人的な努力をする人で、私には真似できないと思った。また彼女のモチベーションがコンプレックスが原動力で、社会は投資される側と支える側に分かれるとか、自分は投資される側だとか、端々の発言に嫌悪感を覚えた。そんな彼女も社会に出てからは少しは人間的になったのがせめてもの救い。
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著者が努力して、現在の地位を築いていることは認めます。努力、努力・・・ でも「ノブレス・オブリージュ」(pp49)ということばを出しながら、私、私・・・ それがエリートですか。
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