ギブ・ミー・ア・チャンス の商品レビュー

荻原浩(著者)

2024/04/22

初　荻原浩　著作品を読んだ

一人ひとりの職業の悲喜こもごもな話

最後のギブ　ミー　ア　チャンスが気に入ったなぁ

2023/03/01

萩原浩の短編集。8編あるが、全体的にさまざまな仕事をしているものの、うまくいってはなく、もがいている人達を、軽快に描く。
こんちきしょー、なめんなよ！って感じ。

2021/08/14

荻原浩さん中毒に浸りたい気分で選んだ一冊。

夢を目指して、人生をもがく人達の葛藤を描いた短編物語。

主人公たちのココロの本音と不安。それがリアル。

もがいてもがいて、でも上手くいかない人生。
でもラストの小さな小さな幸せでホッコリ。

やっぱり荻原氏の小説はやめられない。

2019/06/30

このままで終わりたくない、そんな人たちを描いた短編集。才能あふれて順風満帆というわけではないけど、必死にがんばってりあがいたりする姿に、応援したくなってくる。
悲壮感はなく、どこか明るさも感じる。

2019/06/22

なりたい職業になれなかった人、夢を追っている人たちのチャレンジの8編の短編集。お気に入りはCAから列車乗務員（みかん娘号）への転職、ユーモア＋いい話『アテンションプリーズ・ミー』。タレントを目指す女子の、面白い話かと思いきや何だかうすら悲しかった話『押入れの国の王女様』の2編。『タケぴよ』と『ギブミーアチャンス』もなかなか良かった。が、全体的には期待が大きかっただけに、思ったより普通な印象。もう少しパンチが効いた話があっても面白かったかも。

2019/04/19

評価は４．

内容（BOOKデーターベース）
「人生やり直したい!」と思ったこと、ありませんか?でも、夢を追うのも楽じゃない。それでも、挑み続ける人々の姿を描いた少しだけ心が強くなる短編集。

短編集は話に入るにも時間がかかるし、折角のめり込んでもすぐに終わってしまうので少々苦手。
個人的にこの作家の言い回しが好きなのでどの話も主人公の自分への突っ込みを楽しみながら読了。

2019/01/27

情けなくもなる人が
意外とすごかったり 楽しかったり
人って いろんな面があって 面白いかなって
思える1冊
ここ最近 人嫌いになってきてる僕だけど
少し元気をくれました

2018/11/18

一所懸命に生きる登場人物に「また明日から頑張るか」と自分も少し前向きになれる短編集。日曜日に読むのにぴったりだった。
漫画やドラマだと羨望を受ける何かが主人公に必ずあるけど、そういう飛び抜けたものはない、切なくなるほどリアルな人間がたくさん登場する。ただ、人に意外な特技があることが知り合って半年後に判明するかのように、読み進める内にその人物ならではの魅力が滲み出てくる。そんな演出が心憎い。私立探偵業や角界、芸能、漫画、鉄道乗務員、CA、市役所職員……登場する職種も様々で、その道の苦労が細かい描写から伝わるのも良い。
読み終わった後、何だか人が愛おしくなる。「そうだよね、みんな認められたいよね」って誰彼構わず肩を叩きたくなった。

2018/03/03

挫折しながらも夢に向かって進む人々を描いた短編8編。

如何にも荻原さんらしい。
・ほろ苦さと暖かさを上手く混ざり合わせて
・コントのような笑いのとり方
・見事なオチと爽やかな読後感

ただ、余りにも手慣れていて(また、読むほうも読み慣れてしまって)何となく小粒な印象です。
安定感といえば、そうなのですが。。。

2017/09/24

いまいちパッとしない生活を送っている人たちが、いつもの暮らしの中で何かをつかみ少しだけ前進、転換していく姿を描いている。
表題作はお笑い芸人を目指しコンビニでバイトしている青年の話で、才能無さそうなのに夢を諦めきれないでいる姿がちょっともやもやする。
読みやすくて話に引き込まれる。文句なしにおもしろかった。