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死をどう生きたか 私の心に残る人びと の商品レビュー

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2024/11/01

1983年に刊行された同名の書籍を2015年に文庫化したものです。日野原先生が医師として看取った患者のうち、およそ20名ほどの方の最期と、文庫化にあたり奥様の最期について追加されています。今から40年ほど前に書かれていることと、医療の専門用語が結構出てくることもあってか硬い印象を...

1983年に刊行された同名の書籍を2015年に文庫化したものです。日野原先生が医師として看取った患者のうち、およそ20名ほどの方の最期と、文庫化にあたり奥様の最期について追加されています。今から40年ほど前に書かれていることと、医療の専門用語が結構出てくることもあってか硬い印象を受けましたが、いずれ迎えるであろう自分の人生の最期を考えるきっかけになるような本だと思います。個人的には2番目に出てきた、35歳で癌のために4歳の娘を残して旅立つことになってしまった女性の考古学者が、どんなに辛かっただろうと思わずにいられませんでした。

Posted byブクログ

2022/09/25

初めての患者さんの死と向き合い人間を看取ること、医療としての責任、人間力を深化させていくことの大切さを知ります。病気をみるだけでなく、一人の命としてみるかを学べる一冊。

Posted byブクログ

2017/08/09

日野原重明 著「死をどう生きたか 私の心に残る人びと」、1983年中公新書、2015年中公文庫出版です。文庫化にあたり、2013年5月、93歳でお亡くなりになった静子夫人への追憶を寄せられています。

Posted byブクログ

2016/09/23

日野原先生が見おくられた各界の著名人の生き方をまとめている。一番印象に残ったのは、やはり奥様のことだ。認知機能が低下し、病状に伏せる妻と毎日朝夕手を合わせてお見舞いに行っていた先生のお姿が目に浮かんでくる。

Posted byブクログ