だれもが知ってる小さな国 の商品レビュー
昭和34年に出版された佐藤さとるさんという方のコロボックルシリーズを、有川浩さんが本人から直々に受け継いだ作品。対象年齢は小学生~中学生くらいなので万人受けするかどうかは分からないですが、とりあえず僕はかなり面白かったです☆ 正直、コロボックルの話はそれほど重要な感じではなくて...
昭和34年に出版された佐藤さとるさんという方のコロボックルシリーズを、有川浩さんが本人から直々に受け継いだ作品。対象年齢は小学生~中学生くらいなので万人受けするかどうかは分からないですが、とりあえず僕はかなり面白かったです☆ 正直、コロボックルの話はそれほど重要な感じではなくて、どちらかと言うとメインは、ミツバチと共に家族で日本を縦断して蜜を集める養蜂家をしている小学生の男の子と女の子の物語。とりあえず、単花蜜のはちみつがめっちゃ欲しくなりました(笑)。 その小学生の男の子と女の子の関係性もすごく良いんですが、ミノルさんという新しいお友だちが出来てからのやり取りがとにかく良かった♪特に大きな事件がある訳でもなく鮮やかな伏線回収も無いですが、とにかく心があたたかくなる感じの物語でした☆
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佐藤さとるの書いた『だれも知らない小さな国』、コロポックルのお話、メルヘン。 小学生の男の子を主人公に、見事にこのメルヘンを引き継いだ。 童話が素晴らしい小説として、こんなにも素敵な世界を作り上げるとは。素晴らしい。
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可愛い大人向け絵本という感じ コロボックルってジャガポックルみたいー! ハリーが登場するたび嬉しくなった!わたしにも現れて欲しいなぁ〜
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・目に見えない誰かに、思いやりを持つというのとは、一体、なんて難しいんだろう。p.226 ・嘘をつく、男の優しさ。 ・「うそには、悪いうそと、良いうそがございます。うそをついてはいけない、というのは、悪いうそのことを言います」p.255
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子どものとき夢中になって読んだコロボックル。 残念ながら内容はほとんど覚えていない。 コロボックルのハリーとのやりとりの場面はおもしろかった。
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コロボックル、読んでたなあ。懐かしい。優しい世界。 目に見えない誰かに思いやりをもつのは難しい。 コロボックルを好きなままで、大人になれるように育ててくれて、ありがとう。
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昔読んだコロボックルのお話そのものでした。 ヒコ、ヒメという懐かしい名前。コロボックル達の「ルルル」という会話。あーそうだったと思いながら一気に読みました。テレビに紹介されそうになってみんなで知恵を出し合って乗り越えた危機。 ずっと見守ってたっていうちょっと羨ましい環境。 友達の...
昔読んだコロボックルのお話そのものでした。 ヒコ、ヒメという懐かしい名前。コロボックル達の「ルルル」という会話。あーそうだったと思いながら一気に読みました。テレビに紹介されそうになってみんなで知恵を出し合って乗り越えた危機。 ずっと見守ってたっていうちょっと羨ましい環境。 友達のコロボックル。秘密を守り切った大人達。 とても楽しく読めました。
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「コロボックルって本当にいるの?」 主人公ヒコは、蜂屋の息子だった。 蜂は暖かい場所で蜜を作るので、蜂の活動しやすい気候に合わせて、夏は北海道、冬は福岡に転校を繰り返していた。 北海道で出会った可愛らしい少女のヒメも同じく蜂屋の娘。 大人の嫌味にはっきり言い返す意志の強さを持...
「コロボックルって本当にいるの?」 主人公ヒコは、蜂屋の息子だった。 蜂は暖かい場所で蜜を作るので、蜂の活動しやすい気候に合わせて、夏は北海道、冬は福岡に転校を繰り返していた。 北海道で出会った可愛らしい少女のヒメも同じく蜂屋の娘。 大人の嫌味にはっきり言い返す意志の強さを持ち、ミノルのような守らなくれはいけない大人には優しく接する、心の優しい少女だ。 北海道の地で2人は出会い、「コロボックル物語」を通じて仲良くなる。 コロボックルが見える秘密を、2人は大人になるまで守り抜き、コロボックル達もそんなヒコとヒメの結婚の際には集まって祝杯をあげた。 純粋な心を持つ登場人物たちと、コロボックルという組み合わせがマッチしていて、心がポカポカと暖かくなる、そんな素敵なお話だった。
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面白くて一気読み。 ヒコのお父さんがかっこよかった! 子どもたちが信じているコロボックルを、テレビの企画で探そうとする大人たちに、冷静に穏やかに、子どもたちを傷つけないように、その企画をやめてほしいと諭す姿は、理想の大人。 そんな大人を見て育ったヒコとヒメは、きっと素敵な大人にな...
面白くて一気読み。 ヒコのお父さんがかっこよかった! 子どもたちが信じているコロボックルを、テレビの企画で探そうとする大人たちに、冷静に穏やかに、子どもたちを傷つけないように、その企画をやめてほしいと諭す姿は、理想の大人。 そんな大人を見て育ったヒコとヒメは、きっと素敵な大人になると思う。 コロボックルとの縁と、コロボックルが繋げた縁。優しい連鎖で、子どもたちは守られている。
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