境遇 の商品レビュー
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初、湊かなえさんの作品。 イヤミスの女王と言われていたので、どんなクライマックスかとハラハラしながら読みました。 とにかく息子が無事でよかった。 他の方のコメントにもあったようになんとなくオチはわかりました。
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あっと驚く展開を期待していた分、途中からなんとなく展開が読めてしまい少し残念だった。 ストーリーとしても物語や登場人物が淡々としていて引っかかる部分や物足りなさを感じた。 最後の絵本は本書の結末を知った後に読んだことで晴美の大切な記憶と陽子が晴美を思って描いた気持ちが伝わってき...
あっと驚く展開を期待していた分、途中からなんとなく展開が読めてしまい少し残念だった。 ストーリーとしても物語や登場人物が淡々としていて引っかかる部分や物足りなさを感じた。 最後の絵本は本書の結末を知った後に読んだことで晴美の大切な記憶と陽子が晴美を思って描いた気持ちが伝わってきて良かった。
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親がいない人が政治家と結婚して、息子のために書いた絵本が売れ、それをきっかけに息子が誘拐される話。 展開が面白いところもあったけど、詰め込んでる感が…笑
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愛息子が誘拐されても冷静沈着な陽子に母としての偉大さを感じた。 児童養護施設で育てられた晴美と里親で育てられた陽子は同じような境遇で親友同士。 政治家の夫と幸せな家庭を築き、その上絵本作家として世間から注目を浴びた陽子に対して晴美は嫉妬や妬みが少なからずあったのかなぁと思わせる作...
愛息子が誘拐されても冷静沈着な陽子に母としての偉大さを感じた。 児童養護施設で育てられた晴美と里親で育てられた陽子は同じような境遇で親友同士。 政治家の夫と幸せな家庭を築き、その上絵本作家として世間から注目を浴びた陽子に対して晴美は嫉妬や妬みが少なからずあったのかなぁと思わせる作品だった。 作中の鍵である『あおぞらリボン』は素敵な絵本だった!
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湊かなえさんの作品やっぱり好きだ。 ミステリーでありながら 人間の底から湧き上がるものを描いている感じが ミステリーでありヒューマンドラマであると思う。 毎回衝撃と登場人物たちの心理に 心を揺さぶられる。 シナリオを読んでいるかのような感覚で 映像が頭に浮かぶ。 境遇、というワードがしっかり 何度も出てくる。人と人の繋がり。 晴美と陽子の似ているけれど似ていなくて お互いにお互いを 補い合っているかのような関係性
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私の好きな湊かなえさん作品とはちょっと違う… でもやっぱり人間の嫉妬とか悪意みたいなものはちゃんと描かれててそこは安心? 境遇が同じ人と出会えたら確かにこれくらい仲が深まるのかもしれない。 そこには共感を超える何かがあるのかなと想像した。
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同じような境遇で大人になっても大切にしてきた友情が続くっていいなと思った。犯人は誰なのか分からないドキドキ感があり、後半にかけては驚きと感動もあり。納得のいくラストで良かった。
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湊かなえさん特有のドス黒さみたいなのは薄かったが、やはりゾワゾワ感と読み始めたら止まらないのはどの作品も共通する。 どこで生を受けたか。どこで誰にどうやって育てられたか。誰と出会ったか。与えられた環境(というよりは運命か)は良くも悪くもその人をつくっていく。もし分からない状況なら...
湊かなえさん特有のドス黒さみたいなのは薄かったが、やはりゾワゾワ感と読み始めたら止まらないのはどの作品も共通する。 どこで生を受けたか。どこで誰にどうやって育てられたか。誰と出会ったか。与えられた環境(というよりは運命か)は良くも悪くもその人をつくっていく。もし分からない状況なら何とかして1つのヒントでも探りたいぐらい、確かに自分のルーツというのは重みがある。
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最後まで気が抜けない展開で読んでて面白かった〜 でも結局誘拐した理由はいまいち分からなかったな… 「あおぞらリボン」凄くいい作品だった!絵本として読んでみたい!
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湊かなえさんの作品にはまっている。湊かなえさんの作品は何度でも言うが登場人物に無駄がない。そこが利点であると同時に、湊かなえさんの作品に慣れてくると「あーこの人とこの人が繋がって、この人が犯人なんだろうな」という大体の予想が出来てしまうようになった。この登場人物に無駄がない点が強...
湊かなえさんの作品にはまっている。湊かなえさんの作品は何度でも言うが登場人物に無駄がない。そこが利点であると同時に、湊かなえさんの作品に慣れてくると「あーこの人とこの人が繋がって、この人が犯人なんだろうな」という大体の予想が出来てしまうようになった。この登場人物に無駄がない点が強みでもあるが、もう少し違った方向性の小説も読んでみたいと最近思い始めている。
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