スクールカーストの正体 の商品レビュー
スクールカーストという言葉はよく聞いていて自分でも使っていたけれど、どこから出てきた言葉なのか知らなかったので読んでみた。 内容はとても面白く、これは学校に限らず職場でも同じだと感じた。 実際の権限や権力よりもコミュニケーション力がカーストへの影響力が多いそうで、 ①自己主張力...
スクールカーストという言葉はよく聞いていて自分でも使っていたけれど、どこから出てきた言葉なのか知らなかったので読んでみた。 内容はとても面白く、これは学校に限らず職場でも同じだと感じた。 実際の権限や権力よりもコミュニケーション力がカーストへの影響力が多いそうで、 ①自己主張力 ②同調力 ③共感力 この3つを兼ね備えた人がスクールカーストのトップに躍り出る。 しかし、現実には多くは存在しないし、学校の先生でさえ各学校に1人いるかいないかの程度だから、各担任が独力でクラスをコントロールできるとは限らず先生同士のチームで対応することが重要なのだそう。 これはまさにそうで、会社の組織運営にも大きく役立てられそうた。
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「スクールカースト」を現場の視点で鋭く分析。教員ももれなく子どもたちのカーストに含まれるため、教員自身の立場を分かった上で指導・対応に入る必要がある。ちょうど話題にのぼる世代なので、自分の学生時代をたくさん思い出した…
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子供の身にスクールカーストが訪れたとき、どう対処したらよいのか。小学生の今、どんな教育をしておけばよいのか、はわからなかった。
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読むなら前半だけで十分。 ページ稼ぎかな?と思うくらい後半は他の人の引用して、それについてどーこーなので。 前半は、あー、なるほど、わかるわかるーと思うものが分かりやすい図にしてあった。スクールに限らずあり得るとも思うけど、子供の逃げられない感じ、すごくわかる。 コロナ前後で...
読むなら前半だけで十分。 ページ稼ぎかな?と思うくらい後半は他の人の引用して、それについてどーこーなので。 前半は、あー、なるほど、わかるわかるーと思うものが分かりやすい図にしてあった。スクールに限らずあり得るとも思うけど、子供の逃げられない感じ、すごくわかる。 コロナ前後でまた時代は変わってるかもしれないなーと思ったりもしますが、どうだろうな。
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本書の評価 いじめ問題について考えるには必須の書籍❗ どんなタイプの生徒がいじめやすいのか、またどんな生徒がいじめに合いやすいのか、このようなヒントを教えてくれるのが本書です。 読んだ感じだと、スクールカースト上位の者はいじめに合いにくいです。能力が高く、社会性に優れている...
本書の評価 いじめ問題について考えるには必須の書籍❗ どんなタイプの生徒がいじめやすいのか、またどんな生徒がいじめに合いやすいのか、このようなヒントを教えてくれるのが本書です。 読んだ感じだと、スクールカースト上位の者はいじめに合いにくいです。能力が高く、社会性に優れているからだと考えられます。いじめっ子になりやすいのかと言えばそうでもない(残虐リーダータイプはなりやすいが)。 逆にいじめに合いやすいのは、スクールカーストが低い生徒です。言葉は悪いが、社会性が低くバカにされやすいと言えます。また、能力が低く、見下されやすいのかもしれません。 本書の感想 私は本書のスクールカーストのピラミッドに当てはめると、「孤高派タイプ」でした。同調性が低く、クラスメイトにとても無関心でした。特に価値観が合わない人とは距離をとっていましたね。本書では、あまりこのタイプについて紹介されていませんでした。少し残念です。おそらく、このタイプは他人とのトラブルが少なく、いじめに関与している可能性が低いからなのではないかと私は思いました!
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著者は現役教師という触れ込みですが、クラス内のトラブルに直接関わる担任の視点というよりも 現場から少し離れた、安全な立場からの見方だなという印象を受けました。 また、ネタ切れなのか後半はやけに引用に頼ったところがみられます。 肩書は立派ですが、実際は本を出すほどに教室の現状を把...
著者は現役教師という触れ込みですが、クラス内のトラブルに直接関わる担任の視点というよりも 現場から少し離れた、安全な立場からの見方だなという印象を受けました。 また、ネタ切れなのか後半はやけに引用に頼ったところがみられます。 肩書は立派ですが、実際は本を出すほどに教室の現状を把捉できていないのではないでしょうか。
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現役中学生教師の筆者が生徒たちのスクールカーストの状況を分析している本。 スクールカーストを意識することで、生徒への指導も適切にできるようになる。先生もスクールカーストの査定をされている。 この本は、先生から見た、学校、教室の管理方法について、ストレートに本音ベースで書いてある。...
現役中学生教師の筆者が生徒たちのスクールカーストの状況を分析している本。 スクールカーストを意識することで、生徒への指導も適切にできるようになる。先生もスクールカーストの査定をされている。 この本は、先生から見た、学校、教室の管理方法について、ストレートに本音ベースで書いてある。一人の人間として、様々な価値観の生徒たちと、どのように接するか、観察し、間合いを見極めながらかけひきをしないと、ままならないのが先生なのだなと、改めて、自分が教育実習で感じた恐怖を思い出した。
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いじめはなくならないと言われる。確かにそうかもしれないけど、被害を少なくできるかもしれないし、未然に防ぐことができるかもしれない。生徒のタイプ、先生のタイプを意識しながら指導していこう。
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「スクールカースト」という考え方に基づいて、現在の子どもたちの学級における関係性を読み解いていこうとする本です。 本書では、スクールカーストの決定要因は「コミュニケーション能力」とされています。 「自己主張力」「共感力」「同調力」それぞれの「高い」「低い」の組み合わせによって、...
「スクールカースト」という考え方に基づいて、現在の子どもたちの学級における関係性を読み解いていこうとする本です。 本書では、スクールカーストの決定要因は「コミュニケーション能力」とされています。 「自己主張力」「共感力」「同調力」それぞれの「高い」「低い」の組み合わせによって、8つのタイプがあるとし、それぞれの特性を知ることによって、適切な対応ができるのではないかと、事例をもとに具体的に紹介されています。 さらに、この8つのタイプは子どもだけでなく教師にも当てはまるといいます。 相互作用で何が起こってくるか、自分のタイプと相手のタイプを知ることで、対応の進め方、協力の求め方が変わってくることなど、解決策も含めて提示されているのが参考になるな、と思いながら読みました。
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スクールカーストが教室内に存在することを知りました。 同じ歳の人間が同じ空間で、ある一定期間過ごすことの特異性から起こることは、教員ではない私には想像もつきませんでした。 そのカーストに教員も含まれるとは! 学校という現場の生々しさを、改めて知りました。
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