スクールカーストの正体 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りた本。 スクールカーストの階級は、コミュニケーション能力によって、決まってくると、書かれていた。もちろん、それがすべてではないでしょうが、おおまかにはそういうことなんでしょう。公判は、問題が起こった時の一例をあげて、悪い対処のしいかた、良い対処のしかたが書かれてあった。保護者向けというよりは、教員向けの内容です。
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2016/2/15 371.3||ホ (3階社会) スクールカーストを要因とした、「LINEはずしが起きるリアルなプロセス」や、「突然キレて、暴力をふるってしまう子の事情」等々、紹介される数々のエピソードは、教育関係者ならずとも、深く考えさせられるものばかりです。 学校現場で...
2016/2/15 371.3||ホ (3階社会) スクールカーストを要因とした、「LINEはずしが起きるリアルなプロセス」や、「突然キレて、暴力をふるってしまう子の事情」等々、紹介される数々のエピソードは、教育関係者ならずとも、深く考えさせられるものばかりです。 学校現場で起きている数々のいじめ、トラブル等を紹介し分析していきます。 学校はチームで動かなければいい運営はできません。 教師必読の書!!
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やや断定的な印象を受け、はたして現実は本当にこのようにわかりやすい構造なのか、その対策が本当に有効なのかと半信半疑ではある。 特に、十人十色の人間をカテゴリ分けすることは「もちろんあくまで〜」という断りがあったとしても、個人的には敬遠してしまう(教育であれば尚更)。 しかし逆に言...
やや断定的な印象を受け、はたして現実は本当にこのようにわかりやすい構造なのか、その対策が本当に有効なのかと半信半疑ではある。 特に、十人十色の人間をカテゴリ分けすることは「もちろんあくまで〜」という断りがあったとしても、個人的には敬遠してしまう(教育であれば尚更)。 しかし逆に言うと、非常に混沌とした今日のいじめ問題が体系化され整理されることで、見えなかったものが見えるようになり、非常にわかりやすかった。
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2015/11/16 年々変化する学校のようすについて元中学校教師の筆者が経験等も交えながら考察してくれる本。 また、現在の学校の状態、教室内におけるスクールカーストの実態について経験を元に分析してある。教室の中で常に変動する人間関係を安定させて過ごすために今の中学生は労力を使っ...
2015/11/16 年々変化する学校のようすについて元中学校教師の筆者が経験等も交えながら考察してくれる本。 また、現在の学校の状態、教室内におけるスクールカーストの実態について経験を元に分析してある。教室の中で常に変動する人間関係を安定させて過ごすために今の中学生は労力を使ってしまっている。友人との当たり障りのない、トラブルを起こさないようにする優しい関係を維持するために発生するいじめの構図やメカニズムがとてもわかりやすい。元中学教師の筆者が書いているので、とても共感できるところが多く、自分に置き換えて考えることができた。教室での人間関係に少なからず序列や優劣関係があるのと同じように、教職員の中にもそのタイプごとにカーストが存在すると筆者は言っている。 父親タイプ、母親タイプ、友人、兄姉タイプなど様々なスタイルの教師が相互に補完し合いながら中学校での教育は行われているということだ。 自分の在り方をもう一度考え、スクールカーストから引き起こされる様々な現象を考えていかなければならないと思った。
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印象に残った箇所が多々あった。 現在の教室を多角的に分析し,生徒同士の関係を的確に分析していると思う。 これからも読み返す本になるだろう。
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分析もさることながら問題に対する対処の方法もなるほど!と納得できるものだった。職場のカーストにも踏み込んだのが、さらに衝撃的だった。
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