ふなふな船橋 の商品レビュー
吉本ばなな先生の本を 初めて読んでみました。 事前に情報無しに、紹介してもらったので 読んでみたのですが、 ふなっしーが小説に出てるなんて!! 船橋にも行きたくなりました。 優しくて、誰も責めない ここ最近ハードな本を読んでいた私は ちょっとほっこりしてしまいました。
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ふわっとしたエアリーな 作品。Instagram のハッシュタグで言えば “エアリーフォト”とか“ふんわり 写真部”のタグに投稿されている画像のような‥。でもそれだけで終わらないのがばななさんの作品。 これでもかと複雑な人間関係や悲しみが主人公に押し寄せてくる。そんな風にひねりを...
ふわっとしたエアリーな 作品。Instagram のハッシュタグで言えば “エアリーフォト”とか“ふんわり 写真部”のタグに投稿されている画像のような‥。でもそれだけで終わらないのがばななさんの作品。 これでもかと複雑な人間関係や悲しみが主人公に押し寄せてくる。そんな風にひねりを入れなくても良いのにと思ってしまったので 、評価はつけないでおきます。 「キッチン」や「TUGUMI」を書いていた頃のばななさんの作品がとても好き。あれから35年。あの頃の作品と比べてしまう‥。ごめんなさい。
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いつもそうだけど、救いの本でした。 自分だけが大変だと考えがちだけど、目の前の人にも思い人生があることを、できる限り意識していたい。
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よしもとばななさんの本を初めて読んだけど言葉の表現がとても好きだなと思った。 妖精の存在やわたしの中にあるどうしても消せない小さな子ども 空いた隙間に入ってくるいいこと 好きな本の一冊になった
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とある文章を書くときに取り上げたいなと思って再読。船橋はわたしにとっても特別な場所なので、タイトルで手に取ったら内容も自分が船橋に抱く気持ちとふんわり馴染んで読めて(状況が似ているわけでは決してない)、大事な本になりました。 そこに生まれたわけじゃなくて、街に惚れ込んで希望したわ...
とある文章を書くときに取り上げたいなと思って再読。船橋はわたしにとっても特別な場所なので、タイトルで手に取ったら内容も自分が船橋に抱く気持ちとふんわり馴染んで読めて(状況が似ているわけでは決してない)、大事な本になりました。 そこに生まれたわけじゃなくて、街に惚れ込んで希望したわけでもなくて、現実的な理由と、偶然が重なった街。一緒に住む人がいても、恋人や友人がいても、その人たちがとても素敵な人たちで良好な仲であっても、孤独は確かに、ある。毎日毎日ずっと悲しみに苛まれるわけではなく、いいことがあっても世界に感謝!という気持ちにいつでもなれる訳でもなく。孤独は在り続けるし、けれどそれは絶望ではないし、悲しみと希望と切なさと、「これが喜びだよ!」「これが正解だよ!」と誰も教えてくれない、不安。それによる自由。そして、とても文学作品のマスコットになるとはこれを読むまで思えなかった、商業的、世俗的なイメージの強すぎる梨の妖精。 読んでいきながら、1人暮らしをしていた船橋で、振られて深夜の夜道を歩いたときの気持ちとか、眠れなくて深夜3時に寝心地の悪いベッドの上で起きてたときの気持ちとか、多いときは週3で通ってた居酒屋での常連さんや店員さんとの繋がりとか、いろんなことを思い出しました。自然が多い場所じゃなくても、都心ほどおしゃれなところじゃなくても、綺麗なところばかりの場所じゃなくても、思い出の場所だし、孤独を覚えた場所だし、学校や職場という所属や血の繋がりではなく、自分の行動で発生する人との繋がりを実感した街。登場人物と、あのときすれ違ってたのかもしれない、なんて思える、そしてたくさんのことを思い出す余地のある本でした。それはきっと船橋という土地柄ではなく、ばななさんの描き方なんだろうな。
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◾️船橋を起点に渋谷周辺や鴨川など土地勘になじみのあるお話。もちろん船橋の具体的な公園や川や商業施設も出てくる。 家族と恋人と少し不思議なお話、吉本ばななってかんじ。わりと好きな方。ひと同士の関係って少し何かがズレたら関係が変わってしまうこんな繊細な関係のお話。主人公花ちゃんは本...
◾️船橋を起点に渋谷周辺や鴨川など土地勘になじみのあるお話。もちろん船橋の具体的な公園や川や商業施設も出てくる。 家族と恋人と少し不思議なお話、吉本ばななってかんじ。わりと好きな方。ひと同士の関係って少し何かがズレたら関係が変わってしまうこんな繊細な関係のお話。主人公花ちゃんは本が大好きでいろんなバランスのところ一生懸命生きてるのを感じさせない天然で強い子、みたいな。 親友の幸子の距離感とても素敵だし羨ましい。
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単なるキャラクターに毎日慰められていた子供の頃を思い出し、心が温かくなった。別に問題を解決して欲しいんじゃない。ただ小さな愛情や慰めを表したいだけ。でもそんな感情は大人になった今忙しすぎてすっかり忘れていた。付き合っていた彼に対する小さな違和感も経験があり、そういうことを大切にし...
単なるキャラクターに毎日慰められていた子供の頃を思い出し、心が温かくなった。別に問題を解決して欲しいんじゃない。ただ小さな愛情や慰めを表したいだけ。でもそんな感情は大人になった今忙しすぎてすっかり忘れていた。付き合っていた彼に対する小さな違和感も経験があり、そういうことを大切にしないまま今になってしまったなと思った。「花のベットでひるねして」に似てる設定。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々に吉本ばななを読んだ。 村上春樹を読むと、作品の構成要素が全部同じだな、と思ったりするが、吉本ばななもそうだな、と思った。 でも私は吉本ばななが好き。 いつでも喪失とそこからの再生を書いているところが。 この人の描く人間の弱さと優しさも、読んでて切なくなる。 あとふなっしーをこういう風に使うっていうのが面白い。
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ふなっしーに救われて生きている女性の本。 展開はいいんだけど、私的にはそんなに好きな感じじゃなかった。ちょっと強引だし、印象に残らないし、読後感もいつもみたいに良くなかった。 札幌市の図書館で借りた本。
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