池上彰・森達也のこれだけは知っておきたいマスコミの大問題 の商品レビュー
マスコミの報道で、ジャーナリストとしての姿勢、立場を、湾曲せずに、皆に知らせないといけない任務と、責任の重さを、読むに従って、感じさせる本である。 ついこの間の、イスラム国の日本人2人の殺害事件は、危険を冒してまでしなければいけない取材があるということや、政府に意に反してまで、...
マスコミの報道で、ジャーナリストとしての姿勢、立場を、湾曲せずに、皆に知らせないといけない任務と、責任の重さを、読むに従って、感じさせる本である。 ついこの間の、イスラム国の日本人2人の殺害事件は、危険を冒してまでしなければいけない取材があるということや、政府に意に反してまで、報道への遂行をしないといけないのか?とメディアの在り方。 池上氏が、捜査1課の殺人事件の記者だったなんて、知らなかった。 しかし、歴史の流れ屋、各国の事件、その背景等、どうしてそんなに、詳しいのであろうか?と、思うほど、次から次へと、人名や土地の場所を記憶することが出来るのであろうか? 又、森氏は、オウム事件の特異性だけの誇張を増幅させないで、そこに至る普遍性に、目を向けるべきであると、、、。 記憶の整理をしながら、読んでいると、よど号ハイジャックなどが、テロと、呼べるものが、日本でもあったのだと、、、 少しニュースの伝え方の報道記者が、言いたい事を、理解出来るようになるかもしれないと、思った本である。
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