経営者になるためのノート の商品レビュー
・常識で考えたらまともとは思えないほどの高い目標を持つこと ・常識を疑うこと。常識にはビジネスチャンスが隠れている ex)ウォルトディズニー 初の長編アニメ ex)セブンイレブン 夏のおでん冬のアイス ・(高い)質の基準とは「お客様にとって本当によい」と思えるラインのこと。 ...
・常識で考えたらまともとは思えないほどの高い目標を持つこと ・常識を疑うこと。常識にはビジネスチャンスが隠れている ex)ウォルトディズニー 初の長編アニメ ex)セブンイレブン 夏のおでん冬のアイス ・(高い)質の基準とは「お客様にとって本当によい」と思えるラインのこと。 ・世界で一番を自分の基準にする 世界で一番を目指した上での失敗なら問題ない ・お客様の常識や習慣を変えるほどのイノベーションを起こす。 ・本物の情報が入るようにする その業界で本当に優れた人から話を聞く 最も重要なことはその人に会った時にしっかりと対話ができる力を自分が身につけておくこと そのために学び、知見を持つ努力を続けること 使命感 何のために存在しているのか常に念頭においていなければいけない 読みおって 柳井さんはとてつもないメンタルで経営をやってきてらっしゃるんだなとガツンと思い知らされました。 ここまで完璧に出来る方が勝つのだろうか。 爪の垢を煎じて飲みたい
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・基準を高くもち、妥協と諦めをしないで追求する ○「お客様にとって本当に良い」と思われる基準 ×「自分なりの基準」
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内容も"ストン"と自分に落とし込める、また何度も読み直して、その時その時によって内容に対して思うことが変わると思います。 本当に一冊のノートとして活用し、色々書き足して自分だけのノートを作り上げたいと思いました。
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経営者としての「いろは」、マインドセットが記されている。 スケールも大きく目線が上がる1冊。 以下抜粋が中心の要約。 経営者とは「成果をあげる人」。成果とは、約束したこと。約束したことを成果として挙げて初めて、顧客、社会、株式市場、従業員から信頼され、会社として存在し続けることができる。 社会における自分たちの存在意義、つまり使命を考えることが重要だ。 ファーストリテイリングは「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」と言う使命感を持っている。会社の使命と成果が結びついていること。それが経営の原則だ。 使命感を持ち、その使命の実現に近づく道程として、その時その時の目指すべき姿、やるべきことを約束として宣言し、それを成果として実現させてきたから、経営者として尊敬される。 考えてるだけ思ってるだけ知識として知っているだけでは成果は上がらない。実行して初めて成果は上がる。 ①変革する力 変化のスピードと競争が激しい時代で、顧客にとっての付加価値がなければ売れないものは全く売れない。また顧客の望むものは一瞬にして変わる。 ②儲ける力 ③チーム力作る力 ④理想を追求する力 企業の最終目的は、自分たちの存在意義である使命の実現だ。使命の前では、変革も儲ける力もチームを作る力も、すべて使命実現のための手段である。 計画をきれいなのだが、実行のところでつまずいてしまう。経営は実行なので、いろいろ経験して、どうやったら商売になるのか、どうやったら人は動くのかといったことを考えて、そこで本当に苦労して、自分を磨いて身に付けないと本物の経営者にはなれないわけだ。 そこそこできる経営者ではなく、社会に大きく貢献し、社会を良くする経営者になってほしい。 ①目標を高く持つ 非常識と思える目標を掲げよ 既存の延長線の発想ではできないことに自らを追い込む 目標を持ってゴールを設定し逆算することで、やるべきことをクリアにすることができる。 ②常識を疑う。常識にとらわれない。 不安にとりつかれないで、まずはやってみる。 経営者は危機感に基づいて形をやるべきであって、「不安」に基づいて経営をやってはいけない。不安に思う正体を突き詰めると、悩んでいても仕方がない、たいしたものではないことがわかるはず。いくら悩んでも結論が出ないこと、コントロールできないことに悩んでいても時間がもったいないだけ。それを考えでいることは、仕事をしているうちに入らない。 ③基準を高く持ち、妥協とあきらめをしないで追求する。質に対する意識を下げない。本物は世界を貫く。 ⑤厳しく要求し、核心をついた質問をする。 要求、質問しないと現場の仕事は「作業」になる。視野を広げ、可能性を広げてあげることが上司、経営者の仕事だ。 ⑥自問自答するそうすることで優れたアイディアが生まれる。 ⑦上を目指して学び続ける 上には上が居ると思うこと 世の中には今までに起きてないことはないということ 自分に力をつけて、本物の情報が入るようにする。 情報は人がもたらす。本物の人と情報交換ができることが大切であり、その人たちに行き着いたときにしっかりと対応できる力を自分に身に付けておくことが必要。同時に発言の相手に与えられるものを蓄積しておく必要がある=自分に力をつける必要がある。貪欲に学び本物の人と話ができるだけの力を持つ努力を積み重ねること。
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経験に基づいて、しっかりした理屈を考えたうえで、信念・信条に基づいて経営者とは何か、経営とは何かを論じている。非常の勉強になるので、本気で経営者になろうと願っている人には必読書である。ただし、最後のほうで、結局はファーストリテイリングのための本であることに気が付かされる。その点を...
経験に基づいて、しっかりした理屈を考えたうえで、信念・信条に基づいて経営者とは何か、経営とは何かを論じている。非常の勉強になるので、本気で経営者になろうと願っている人には必読書である。ただし、最後のほうで、結局はファーストリテイリングのための本であることに気が付かされる。その点を意識して、自分の場合に応用・アレンジしながら読み進めたい。
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柳井社長の経営哲学と対話することができる1冊だった。 経営者に必要な力は、どの会社に行っても役に立つものだと思う。今後もこのノートを読み返し、書き込み、自分の人生と対決していきたい。
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【1.読む目的】 •友人からお勧めされて購入 •柳生正の違う本も面白かったので、柳生哲学の理解を深めるために読む。 【2.気付きや気になった点、面白かった点等】 •ヒートテックのイノベーションは高い基準の実現によるもの •(メモ)プロフェッショナルマネージャー 【3.感想】 •そもそもの本の形が想定外だった。 •とても良い本だったが、自分の中で消化不良を起こしている。まさに、あとがきにもあったが、1時間でペラっと読むか、書き込んでバイブルにするかで全然意味合いが変わってくる本。
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ユニクロの柳井さんが自社(ファーストリテイリング)の 経営幹部育成に自社内で使っている教科書を 一般にオープンにしたもの。 本ではなく、ノート形式になっていて、 文庫本くらいのサイズでノートの真ん中に柳井さんの記述があって、 その周りがノートになっていて、読者が自由にメモを書ける...
ユニクロの柳井さんが自社(ファーストリテイリング)の 経営幹部育成に自社内で使っている教科書を 一般にオープンにしたもの。 本ではなく、ノート形式になっていて、 文庫本くらいのサイズでノートの真ん中に柳井さんの記述があって、 その周りがノートになっていて、読者が自由にメモを書けるようになっている。 200ページにも満たない分量なので、 読み切るだけなら2時間もあれば十分に読み切れるのだが、 その中身はとても2時間で消化し切れないほど濃い。 大事なことがぎゅーっと凝縮された本になっている。 何度も何度も読み返したいような本になっており、 読むタイミングによって、自分の気づきやひらめきが変わってきそうな本だ。 柳井さんがこれまで会社を経営していく中で、 色々な失敗をしてきて、その度に 「どうすればよかったのか?」 「何が悪かったのか?」と 深く自問自答されているのだと思う。 そして、その問いから出てきた答えが この本の中に詰まっているのだろう。 だから、書いてある内容は、当たり前のことであっても、 柳井さんの経験に裏打ちされたエッセンスがゆえに、 深く感じるのだろう。 こういう本を自分もいつか書いてみたいと思った。
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1.【不安になったら】 不安に思うことを具体的に書き出すこと! 正体を突き止めてみると、悩んでいても仕方がない、大したものではないと言うことがわかる いくら悩んでも結論が出ないこと、コントロールできないことに悩んでいても時間がもったいないだけ 2.大切な事はまずやってみることで...
1.【不安になったら】 不安に思うことを具体的に書き出すこと! 正体を突き止めてみると、悩んでいても仕方がない、大したものではないと言うことがわかる いくら悩んでも結論が出ないこと、コントロールできないことに悩んでいても時間がもったいないだけ 2.大切な事はまずやってみることです →頭でっかちにならないようにしよう考えてばっかじゃだめよ →手足を動かそうか 3.お客様の声は重要だが、その1枚上手を行こうとする思考習慣を持つ お客様はまだ見たことがないものを体験したことがないものを求めているから 4.貴重な時間をうまく利用した人だけが世の成功者になれる 5.自分がやらなくていけないことを絞り込むために→これをやったらどうなるかを自問自答してみること
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経営者の視点が知りたくて読んだが、よく纏まってはいるが想定範囲かな。 結局のところ、閃きなのだと思う。経営者の成功は「何をなすべきか」を閃いたということ。それに賛同したものが集まって、世の中のためになり、人生を楽しく過ごせることが真の目的かな。以下キーワードを少し書き留めておく。 ・経営者とは、成果を上げる人(成果とは約束したこと) 約束とは自分達の存在意義、つまり使命。 ・経営者に必要な4つの力は「変革する力」「儲ける力」「チームをつくる力」「理想を追求する力」 そして柳井さんのmissionは「GAPを超える会社をつくる」であり、この本は元々社外秘で執行役員の教育に使っていたとのこと。最近では店長にも配布している模様。 セルフワークのページがあるので、一度自分でもやってみたいと思う。
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