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空海 の商品レビュー

3.2

25件のお客様レビュー

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2026/04/05

同時期に読んでいたインタビューで村上春樹が作家は文体だと話していて、妙に納得。もちろん興味のある分野であるのは間違い無いんだけど、高村薫の文だから読んじゃう。「とまれ」は好きじゃないけどw

Posted byブクログ

2024/06/03

高村薫が描く空海の姿。 論理的な高村が、密教という宗教的領域に迫る。 774年に生まれた空海は、804年 三十歳の時に、遣唐使で唐に渡るが、船は暴風雨で南に南に流された。 漂流してようやく流れ着いたのは福州赤岸鎮だった。 その赤岸鎮が現在の寧徳(ニンダ)だと知って驚いた。 仕事で...

高村薫が描く空海の姿。 論理的な高村が、密教という宗教的領域に迫る。 774年に生まれた空海は、804年 三十歳の時に、遣唐使で唐に渡るが、船は暴風雨で南に南に流された。 漂流してようやく流れ着いたのは福州赤岸鎮だった。 その赤岸鎮が現在の寧徳(ニンダ)だと知って驚いた。 仕事で何度も行った土地だったからだ。 寧徳は、若き習近平が知事を務めてた土地。 そして、何よりもリチウム•イオン•パテリーで世界を制しているATLとそのスピンオフのCATLを生み出した土地。 その寧徳(ニンダ)に、空海は上陸し、紆余曲折を経て長安に至たり、遂には、最先端の仏教思想を丸ごと日本に持ち帰った。 空海が益々身近に感じるようになった。

Posted byブクログ

2021/04/18

エンタメの作家でもドキュメンタリーがうまい作家はいる。高村薫もその部類に加えていいとは思う。しかしながら仏教に対しての理解がどうも物足りない。というのか僧侶の話を真に受けすぎている、と思えて残念に感じた。

Posted byブクログ

2020/08/16

過度に賛美することなく、空海を描いている。 文献や現地調査など、バランスよく取材されている。 空海がいかに自身の体験に確信を持っていたか、よく分かった。真言密教は、メジャーな宗派ではない。しかし、高野山、お遍路、お大師さま信仰と、さまざまな形で、僧・空海が日本に息づいている。

Posted byブクログ

2020/07/28

読みにくい。 私情の文章も多く、著者の感想文や紀行記の中に史実が書かれている感じ。 空海について、それなりに学んだ人向けなのかしら…

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2019/07/22

実は高野山には行ったことがないのだが、これを読むと行かずには済まなくなってしまう。 密教は身体体験を踏み台にして信心へと跳躍するものだということは、トライアスロンとも相性がよいかもしれない。

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2018/12/02

小説と勘違いして手にしたが、取材に基づくドキュメント。「曼荼羅の人」で、遣唐使として中国へ渡ったストーリーを、以前に読んでいたが、日本に帰ってから、また亡くなってからのストーリーが興味深かった。 また、才能と存在感が抜きん出ていたことは間違いなく、一介の日本僧でありながら、青龍...

小説と勘違いして手にしたが、取材に基づくドキュメント。「曼荼羅の人」で、遣唐使として中国へ渡ったストーリーを、以前に読んでいたが、日本に帰ってから、また亡くなってからのストーリーが興味深かった。 また、才能と存在感が抜きん出ていたことは間違いなく、一介の日本僧でありながら、青龍寺で恵果から正統の密教のすべてを伝授されたこと、その死後には真言密教が空洞化したことからも伺えるという。それがゆえに、あまり他の影響を受けずに、純粋なまま現代まで真言宗が残っているとも。 取材を終えた筆者は、タイムマシンがあったら、そんな空海に会いたいという。納得できる結びの一文だった。

Posted byブクログ

2018/10/09

空海が弘法大師と同一人物だったことを初めて知るぐらいの仏教音痴。高野山も長らく荒廃していた時期もあったのですね。いろいろと勉強になりました。

Posted byブクログ

2020/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高村薫による空海を巡る旅。小説家としての高村薫ファンには肩透かしかも。ただ、巻末にある著者の空海像のストイックさに、高村節の密かなロマンチシズムの漂うのが、せめてものファンサービスか。 時代的・地理的に空海の周辺も押さえてて、素人にも入りやすい構成になってる。平安時代の遣唐使や真言宗の成立事情、高野山観光に四国遍路とハンセン氏病、オウム真理教との絡みなど。 ちなみに四国遍路の凄さは、世界遺産のサンチャゴ・デ・コンポステラの巡礼路・巡礼者数との比較で実感しやすかった。また、空海の時代から鎌倉六宗の成立まで、実に300年以上あったことに改めて気づかされた(この辺り、十把一絡げだったので…)。 「高野聖」って、ただの偉いお坊様じゃなかったのね!でも、泉鏡花の「高野聖」からは、高野聖=真言宗の勧進僧ってのは全く読み取れないよなあ。

Posted byブクログ

2018/04/04

相変わらず「空海」=「高野山」ブームは続いているわけで。 専門家により小難しく解釈されたものと違って、やはり一流の作家が解釈すると説明も平易になってわかりやすい。実際に自分の足と目で体験したことから書き起こされているからなおさら説得力がある。 こうなるとやはり行かないわけにはい...

相変わらず「空海」=「高野山」ブームは続いているわけで。 専門家により小難しく解釈されたものと違って、やはり一流の作家が解釈すると説明も平易になってわかりやすい。実際に自分の足と目で体験したことから書き起こされているからなおさら説得力がある。 こうなるとやはり行かないわけにはいかないわけで。。。さて、どうしてものか。笑

Posted byブクログ