芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本 の商品レビュー
絵画や美術作品を見るのは好きだけれど、ちゃんと分かっていないような気がしてそれがコンプレックスで手に取った。 「作品と自分の間に「個人的な物語」を見出す」というのは本を進めるときも一緒だなーと思った。 「一つの作品に3分間かければ見えるものが変わる」、「エア買いつけ」とか、やっ...
絵画や美術作品を見るのは好きだけれど、ちゃんと分かっていないような気がしてそれがコンプレックスで手に取った。 「作品と自分の間に「個人的な物語」を見出す」というのは本を進めるときも一緒だなーと思った。 「一つの作品に3分間かければ見えるものが変わる」、「エア買いつけ」とか、やってみようかなと思った。
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今まで自主的に美術館を訪れることはなかったのですが、美術館を楽しめたら人生楽しいだろうなと思い手に取った。今度、初めて自主的に美術館を訪れようと思う。
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想像以上の良書。 思わず作者が他に出している本もブクログでチェックしてしまった笑 美術館が好きな人、絵画や美術品が気になっている人、行ったことないけど興味がある人みーんな読むべき! 最近は中々美術館に行くことがない自分、それでも雰囲気だけでも、本の中だけでも美術館に触れたい!と...
想像以上の良書。 思わず作者が他に出している本もブクログでチェックしてしまった笑 美術館が好きな人、絵画や美術品が気になっている人、行ったことないけど興味がある人みーんな読むべき! 最近は中々美術館に行くことがない自分、それでも雰囲気だけでも、本の中だけでも美術館に触れたい!と選んだ本書は大当たり。 1章から美術館そのものの楽しみ方や庭・カフェといった併設の場所の味わい方、美術館の主な特徴(西洋美術or東洋美術、現代アートか否かなど)と盛りだくさん。 その後は具体的に「美術」を味わうためのレクチャーが詰まっていて、すごくワクワクした。 今までなんとなくぐるっと見て終わりにしていた美術鑑賞。 それをより深く・面白く見るためのヒントを分かりやすく紐解いている。 気に入った考え方は、①「エア買いつけで作品をシビアにみる」②「五感をフル回転して、作品と向き合う」というもの。 ①自分がもしこの美術品の中から気に入ったものを買うなら…と考えること。 お金を払ってでも買いたいものを決めることで、自分の好みがハッキリとわかるし、ただ見るだけのぼんやりとした感情から意識が変わるのだろう。 ②五感を〜は視覚だけで捉えるのではなく、聴覚や触覚といった目線で鑑賞する。 寒々しい氷の海で船が難破している絵では、無音の世界や硬質な感触が想像できる。 今までにない考えで目からウロコだ。 素人の自分では考えつかない新しい見方である。 ひとつの項目に対し、説明文が3-4ページなので内容が簡潔にまとめられており、読みやすい。 例題も多く、「この絵について考えて見ましょう」と写真付きで絵画が幾つか取り上げられている。 そうすることで、こんな風に見ればいいのか!と大いに発見があった。 美術作品は、鑑賞した人々に恐れや尊敬・感動等様々な感情を与える力を持つ。 まだ感情を揺さぶられたことがない人は、その作品に出会うまで(出会ってからももちろん)美術館に足を運んで欲しい。 きっとどんな人にも心に残る一作品がこの世にはあるだろうから。 その作品を探す一助に、きっとこの本が役に立つだろうと一読者として言わせて頂こう。
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さくっと読めた。 図書館で借りたのですべての美術館を覚えていられないのが残念。ガイドブックかわりに手元に欲しいと思う。 美術館カフェ巡りをしたいな。
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美術を主体的に見る具体的なやり方が書いてあって、実践してみたいと思った。 私は一生懸命解説を読んで納得して満足するタイプだったけど、それが絶対ではなくて、自分がどう思うか、感じるかという独自の考えや絵との結びつきの方が「美術鑑賞」には大事なのだと分かった。
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学生時代、「これ、なんのためになるかな」「もっと知識があれば面白いのかな」と思いながら美術館に行っていたことがあった。 最近また出向くようになって、同じような感覚になったのでこの本を手に取った。 紹介されている美術館の楽しみ方は様々で 新しい発見もあった。 一度行ったことのある...
学生時代、「これ、なんのためになるかな」「もっと知識があれば面白いのかな」と思いながら美術館に行っていたことがあった。 最近また出向くようになって、同じような感覚になったのでこの本を手に取った。 紹介されている美術館の楽しみ方は様々で 新しい発見もあった。 一度行ったことのある美術館でも再訪したいと思った ひとりで小さな美術館を訪れたことがある お客さんがほとんどおらず、気の向くままに展示を眺めた記憶。展示を介して自分と対話する時間だった。スッキリしたというより、気持ちの整理ができて落ち着いた時間。 想像したり、様々な価値観を受け入れたり、多角的に物事を捉えたり。 芸術鑑賞は心を豊かにしてくれるというが、人間が生きていくのに必要な能力が養われるからかもしれない
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美術がわからない私ですが、最近美術館巡りを始めました。そういう私にピッタリの本でとても参考になりました。生涯の趣味になりそうな予感です。
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美術館に行く際の予備知識として読んでおくのは良いかもしれない。作品の背景を想像して観察するのは高度だが一度立ち止まってじっくり1つの絵に向き合ってみたいと思った。 国立と民間の美術館の違いなど初めて知ったが美術の見かたを勉強するには浅い内容に感じた。
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自分が直感的に大事だなと思っていた感覚を言語化してくれるような本だった。美術館では全部をさらっと眺めるのも好きだけど、自分がピンと引っかかる作品を時間をかけて眺めるのも好き。細かい部分、そもそもなぜこの絵を描いたのかという背景の想像など、何かしらの気づきを求めて、美術館に行く贅沢...
自分が直感的に大事だなと思っていた感覚を言語化してくれるような本だった。美術館では全部をさらっと眺めるのも好きだけど、自分がピンと引っかかる作品を時間をかけて眺めるのも好き。細かい部分、そもそもなぜこの絵を描いたのかという背景の想像など、何かしらの気づきを求めて、美術館に行く贅沢をもっとしていきたい。それをアウトプットして共感する形をとっていきたい。 なぜ?なぜ?と考えながら、色んな方向に考えがブレていく経験は、今の時代では意識的にやらないとなかなかできないことだと思うので、その感覚は大事にしたい。 ==== 「見たまま、感じたまま」は意義ある鑑賞の出発点。(p.73) 解説は作品や作者についての私たちの理解を深めてくれる一方、私たち自身の見方を封じ込めてしまうこともある両刃の剣です。私たちはそのことに留意しておく必要があります。(p.95) 3分間かけて一つの作品と向かい合っていると、パッと見ただけでは感じなかったものが感じられてきたり、気づかなかったことに気づいたりします。あるいは作品が伝えようとしているメッセージがだんだんわかってきたりもします。作品の細かい部分にも眼が行き届くようになります。3分間という時間は自動的に鑑賞を深めてくれるのです。(p.116) cf. 引っかかり鑑賞法 鑑賞体験の反芻もそれなりの工夫が必要だということです。もっとも簡単にできるのは、その展覧会に誰かと一緒に行ったのであれば、その人と展覧会の感想を交換することです。あんなものがあった、こんなものがあった、あれがよかった、これがよかったと感想を言い合うことが振り返りになります。また、ほかの人の感じ方や受け止め方が刺激にもなります。(p.144) (葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』について)「いまにも崩れ落ちそうな大波の行方がちょうど富士山の位置にくるよう描かれている」と指摘してくれた学生もいました。いわれてみれば、波を追う目線が自然と富士山に行き着くようになっています。じつに巧みな北斎の工夫です。 学生たちに伝えたコツかま何かというと、「細かい部分を一つずつ見ていく」ことです。細かい部分に注目すれば、それまでは気づかなかったこと、考えつかなかったことに眼が啓かされます。そういう見方を知ると、学生たちはシャーロック・ホームズになります。(pp.150-151) (現代アート ウラジミール・タトリン『コーナー・反レリーフ』のような)こういう作品とはどう向き合っていけばいいのでしょうか。一つの方法としておすふめするのは「なぜ?」と問いかけてみることです。作品のなかに「なぜ?」「どうして?」という疑問点を見つけ、それをとっかかりにして作品に迫るのです。『コーナー・反レリーフ』にもさまざな「なぜ?」を見出せそうです。(p.162) 「なぜ、壁に張り付いているのか?」 「なぜ、鉄板をヒモが貫いているのか?」 「なぜ、コーナーでなければならないのか?」 「なぜ、『コーナー・反レリーフ』というタイトルなのか?」 このように「なぜ?」「どうして?」という疑問点は、作品を見るための手がかりになります。当初は意味不明でどう見ればいいか見当もつかなかった作品でも、疑問を自分なりに考えることで 作品は取り付く道となり、疑問を考えること自体がすでに鑑賞になっています。「なぜ?」と問いかける見方は、何かの考えを秘めている作品にとくに有効です。物いわぬ作品の声を聞くために、「なぜ?」と尋ねてみてください。(p.163) あえて、「もし目の前の作品が違うかたちで完成されていたら?」と仮定のかたちを想像しながら見るという方法があります。一見、あまり意味のないことに思われるかもしれませんが、これもまた作品の理解を深めるための手がかりをもたらしてくれます。(p.171) 少なくとも美術鑑賞においては「ブレない」のは必ずしもよいことではありません。なぜねら、一つの見方に固定されてしまうと、他の見方を認めようとしなくなるからです。(中略)そもそも美術鑑賞とは、さまざまな表現との出会いを通して、人それぞれの世界や価値観に触れることが楽しみであり、意義であったはずです。とすれば、Aがいいのか?それともBか? と「ゆれる」ことこそが美術鑑賞で大事なことになります。「ゆれる」営み自体が美術鑑賞の大切な要素なのです。(p.180)
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タイトルにひかれて読んだ。 画家の名前やその人の生きた時代、絵画の流派などに詳しくなくても、興味があるならふらっと美術館に行ってみましょうという本。 「もし自分の部屋に飾るならどれ?」などと自分に問いながら観るのは楽しそう。著者のおすすめ美術館リストも参考になる。
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