ゼロからトースターを作ってみた結果 の商品レビュー
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ダグラスアダムスの本(と現代の物質世界)に影響を受けた筆者が、格安ポップアップトースターを文字通り1から自作した話。 まずアイデアからして奇抜。本当に鉄から作る。プラスチックもジャガイモから作る。 でもただの面白本だと思ったらそれだけじゃなくて、現代の消費社会って簡単に物が買え...
ダグラスアダムスの本(と現代の物質世界)に影響を受けた筆者が、格安ポップアップトースターを文字通り1から自作した話。 まずアイデアからして奇抜。本当に鉄から作る。プラスチックもジャガイモから作る。 でもただの面白本だと思ったらそれだけじゃなくて、現代の消費社会って簡単に物が買えるけどどのようにそれが作られてるかわからないよね…ということが書かれていて考えさせられた。
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親しい人に借りて読んだ1冊。 ゼロからトースターをつくる?ゼロってどこから?と思っていたら、材料を採掘するところからだった…。何はともあれ作者の行動力がすごい。 面白おかしく笑いながら読み進めたが、読み終わってみると、社会構造や今自分が使っている道具や家電との関わり方について...
親しい人に借りて読んだ1冊。 ゼロからトースターをつくる?ゼロってどこから?と思っていたら、材料を採掘するところからだった…。何はともあれ作者の行動力がすごい。 面白おかしく笑いながら読み進めたが、読み終わってみると、社会構造や今自分が使っている道具や家電との関わり方について考えさせられる内容で、読めてよかったと思う。
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イギリスの学生が卒業制作として、トースターを原材料から作る話。 読みやすくて面白い本ですが、もっと考えたいことが出てきて、自分の行動に繋げたい本
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題名とパッケージでジャケ買い。 産業革命以前の技術を駆使して、原料からトースターを作る!って話でスタートしますが、第1章の「鉄」からすでにコケてて笑った! 文章も海外コメディのノリそのままで面白い お金を出せば様々な家電が手に入る時代ですが、その背後には多くの人の努力と生活...
題名とパッケージでジャケ買い。 産業革命以前の技術を駆使して、原料からトースターを作る!って話でスタートしますが、第1章の「鉄」からすでにコケてて笑った! 文章も海外コメディのノリそのままで面白い お金を出せば様々な家電が手に入る時代ですが、その背後には多くの人の努力と生活があることを、あらためて考えるきっかけになりました。 中学生や高校生にもオススメです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トースターを分解して部品構成を調べ、それぞれの原料を作り、自前のトースターを作る試みについての報告である。所々に学術的な知見が散りばめられた、軽快な筆致の随筆であった。 著者はトースター作製に9ヶ月と15万円を費やしたという。一般的なトースターが数千円であることを考えると、当然、なぜこのような価格の差が生まれるのかが気になる。著者の言い回しは全く異なるが、資本主義の非人間性と社会的費用の過小評価が理由である、と私は解釈した。 マルクスの引用もあるが、現代においては労働力は単なる商品であり、労働からは人間性が欠如している。必然的に労働単価(人件費)は極限まで削られる。また、鉱石の採掘・精錬やプラスチックの廃棄等は深刻な環境負荷を生む。宇沢弘文はこれを社会的費用と言っていた。著者もトースターの廉価さには疑問を持っていた。社会派な一面がこの本を魅力的にしている。 すこし本題からはずれるが、個人的にグッと来たのは『電子レンジ溶鉱炉』や『じゃがいもプラスチック』である。原始的な方法で材料を作るのはなんとも言えないロマンを感じる。私個人のツボを刺激した、良い本であった。
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現代文明に個人で立ち向かうような内容。 どうなるかは予想がつく、でも、予想がついたとしても実際にやってみるかどうかが大事なところ。 成功失敗の如何に関わらず、その過程こそが面白いのがレポートというものなんだな。 しかしこの、企業に売り込む際の自信は、「お国柄」なのか、「個人の資質...
現代文明に個人で立ち向かうような内容。 どうなるかは予想がつく、でも、予想がついたとしても実際にやってみるかどうかが大事なところ。 成功失敗の如何に関わらず、その過程こそが面白いのがレポートというものなんだな。 しかしこの、企業に売り込む際の自信は、「お国柄」なのか、「個人の資質」なのか。 すごい。 そして受ける側も、閉口しながらもとりあえずはちゃんと答える。 すごい。
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軽快な文章で楽しく読めた。著者がトースターをつくるまでに経験した出来事が聴覚や嗅覚も含めて詳しく書かれており、苦節が感じられる。身の回りにある「当たり前」がどれほどの労力をかけて生み出されているかを改めて考えるきっかけになった。
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トースターをまったくのゼロから、つまり原材料から作ることは可能なのか? ふと思い立った著者は、鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅を作り、じゃかいものでんぷんからプラスチックを作るべく奮闘。 集めたパーツを組み立てて、初めて実感できたこととは……。 作者さんが大学院の卒業制作...
トースターをまったくのゼロから、つまり原材料から作ることは可能なのか? ふと思い立った著者は、鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅を作り、じゃかいものでんぷんからプラスチックを作るべく奮闘。 集めたパーツを組み立てて、初めて実感できたこととは……。 作者さんが大学院の卒業制作で「ゼロからトースターを作った」ノンフィクションです。 鉄鉱石を入手して鉄を作り、ジャガイモからプラスチックを作ろうと試みたり、そのプラスチックの型も木で手作りしたり。はたまたニッケル・ワイヤを作るため色々と「ギリギリ」な手段を使ったりと、限られた時間、予算、技術の中奮闘する様子が楽しい。自分でもできるとはとても思えないけど、割と勉強になる気もします。 文章も軽く読みやすいです。ちょっと訳がオタクっぽいノリ強めなのが気になると言えば気になるかも? やっぱりある程度の知識があっても、異世界転生で商品開発して知識チート! なんて簡単にできないよなあと思うと同時に、知識と行動力があれば、個人でもここまでできるのかとなんだか励みになりました。 私も何か作ってみたいな、と。そんな気持ちにさせてくれるいい本です。
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金属の精錬やプラスチックを作るところは科学的な話が多いが、コミカルな文体で想像よりもずっと読みやすかった。 自力でトースターって作れるんだという驚きとともに、産業革命以降でいかに人類が大量生産の技術を発達させたことを実感できた。
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