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未亡人風呂 濡れ肌 の商品レビュー

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「未亡人+風呂」に面白味のあるストーリー

前作『義母風呂』以上に情交シチュエーションとしての風呂がフィーチャーされた3作目。というか、あまり必要とは思われない場面でもわざわざ風呂場へ移動している感すら漂う固執振りだが、各ヒロイン宅の風呂場に旅先(旅館)の浴場といった変化は見られる。これに2人の未亡人を義理の姉妹としたこと...

前作『義母風呂』以上に情交シチュエーションとしての風呂がフィーチャーされた3作目。というか、あまり必要とは思われない場面でもわざわざ風呂場へ移動している感すら漂う固執振りだが、各ヒロイン宅の風呂場に旅先(旅館)の浴場といった変化は見られる。これに2人の未亡人を義理の姉妹としたことで面白いストーリーに仕上がった作品と言えよう。 【美和子】主人公の恩師にあたる大学教授が夫だった34歳の未亡人。その三回忌に主人公と再会するが、和装の喪服姿と白い肌で印象づけられる淑やかな美しさによって主人公は再び魅了されることに。と言うのも過去に主人公とは一度限りの関係があったからだが、それが話の要になっていく。 【沙耶香】大学教授の妹につき美和子とは義妹の間柄となる27歳は主人公と同い年。自身も1年前から未亡人だが、実は主人公への未練を残していたことで旺盛な嫉妬心と美和子への対抗心を次第に見せることに。スタイルの良さと潑刺とした性格で美和子とは好対照なもう1人のヒロインと言える。 最初は美和子がメインかと思うが、沙耶香とのダブルヒロインとした方が後にしっくりくる。何かと素っ気ない態度を見せる美和子の理由が後に判明して「なるほどねぇ」となるからだが、それがこれまでの官能小説ではあまり見られなかった未亡人の操と言えるからでもあろう。主人公との過去も含めて美和子が抱える「秘密」は歪みし夫婦愛であり、主人公への好感は持ちながらも最後まで矜持は保たれるのである。その代わりにストレートな感情をぶつける沙耶香が主人公への想いをさらに深めていく。 美和子の態度にせよ、その理由にせよ、諸々の疑問や違和感が最後に全て氷解する小説的な纏まりの良さで読後感は持ち直すのだが、何だか久し振りに見た愚鈍な主人公の振る舞いが鼻につく。そのくせ下心はしっかりあって、いざヤる段になると途端に積極的なゴーイングマイウェイになるのを最終的には未亡人が母性で包み込むとはいえ、「何でこんなヤツに美女が揃って寛容なのか?」といった心持ちにもなるので、もう少しは気の利いた主人公の方が良い気もした。 ついでに言えば今回の顛末の主謀者とも言える教授(美和子の亡夫)が何故か好人物に扱われる結末も不思議な感じがしたのだが、次第に経験を積んでいく主人公に翻弄されてしまう官能描写が場面も多くてどれも濃厚だったので「ま、いっかぁ」といったところか。

DSK