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任侠書房 の商品レビュー

4.2

146件のお客様レビュー

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2015/11/29

あらすじ(背表紙より) 日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。マル暴...

あらすじ(背表紙より) 日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブル。頭を抱える日村と梅之木書房の運命は?「任侠」シリーズ第一弾(『とせい』を改題)。

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2015/11/21

プリズンホテルのように笑うシーンは無かったが、おもしろかったし、心に沁みるシーンがたくさんあった。タッチは軽くテンポもよく読みやすい。少し内容が薄い。

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2015/11/10

『学園』を前に読んでいたが、任侠シリーズとしては、こちらが第一弾らしい。カバーがど派手になり、つい手に取ってしまった。 この主人公たちは、暴力でことを済ませる暴力団ではなく、弱きを助け強きをくじく昔からの任侠を貫く”心優しき”やくざたち。彼らは金が万能の社会に異を唱え、面子―ある...

『学園』を前に読んでいたが、任侠シリーズとしては、こちらが第一弾らしい。カバーがど派手になり、つい手に取ってしまった。 この主人公たちは、暴力でことを済ませる暴力団ではなく、弱きを助け強きをくじく昔からの任侠を貫く”心優しき”やくざたち。彼らは金が万能の社会に異を唱え、面子―あるいは誇りと言い換えてもいいか―を何よりも重んじることを信条とする。現代の日本人が忘れかけているものを、持っているといえるかも。 だから読んでいてもカタルシスを感じ、その世界に郷愁すら覚えてしまう。

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2015/11/05

警察もん好きには安定の今野さん。今回は任侠もんでかなり面白い。個人的には読んで気持ち良い作品でした。後2つあるので楽しみです。

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2015/10/17

やくざが、出版社の社長さんとはなかなか、面白く読み終わった。出版社の仕事がもっと書いてうまくいく事が、書かれていればなお一層おもしろいと思えました。

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2015/10/15

組長が「道楽」で経営の傾いた出版社の社長に就任。自らも役員にされてしまった代貸の誠司が組長に振り回されながら出版社と組の両方の仕事で発生するトラブルを解決していくストーリー。 ヤクザの世界の道理が意外と社会一般でも通じるものがあるなぁと思いながら読み進められた。

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