任侠書房 の商品レビュー

今野敏(著者)

とにかく読んで下さい。

[のんのん]

ヤクザと言ってしまえば簡単ですが…この親分を始め個性的な組員が織りなす物語はほのぼのとしつつ昔堅気の気質が何とも言えない。
シリーズを全て読んだが親分の人望懐の深さにうなってしまった。
もっとこのシリーズを出して欲しいと思います。

2025/03/09

職場の人に読みやすいよってお勧めされて読んでみました。
結果、めっちゃおもしろかった！
初めはヤクザ関連のワードが出てきても「？？」てなってたけど、気にせず読み進めたらわかってくるし、正直分からなくても差し支えない感じだから気楽に読めました。
とにかく日村を応援したくなる！
ハラハラドキドキもありながら、いい方向に進んでいくから読んでて気持ちいい作品。伏線回収もしっかりしてくれて、とにかくどんどん読み進めたくなる作品でした。
シリーズものなのもうれしい〜！次は任侠学園読みます！♩

2025/03/08

隠蔽捜査シリーズとは全く違うジャンルで今野敏さんの多彩な才能に感服した。
ヤクザものならではの漢気溢れる話から、クスッと笑えるとこもあったりと、奥の深いエンタメ作品だと思う。
久しぶりにスカッと爽快な気分を味わえた。

2025/02/12

軽く読めるエンタメ作品で時間潰しには文句なし
個性豊かな登場人物の活躍は楽しいが、心理描写面等で文書的な面白さは特にないし、設定やストーリーの巧さも特には感じなかった
どちらかというと、異世界転生で何もかも都合よく進んでいく系のラノベに近い
とはいえ、楽しく読めたので機会があれば続編も読んでみたいとは思える佳作

2025/02/06

警察小説を多く描いてる今野先生がヤクザを主役に小説を書くとは…
ヤクザと聞くと｢悪人｣のイメージを持ってしまうけど、自分の島を守る為に腰を低くしてるのも、親兄弟を大事にするのも、礼儀正しく義理堅いのも、堅気の人に害を与えないように気を使ってるのも、喧嘩をする時は徹底して相手を潰すのも｢なんか良いじゃん｣と思ってしまった。
実際は悪い事もしてるし良い人達ではないのかもしれないけど、イメージが変わった。
親の気まぐれに振り回される日村。
どんどん事件が起きて、心配事が途切れなくて、苦労する日村が面白かった。
親父の堂々とした佇まいも良かった。

2025/02/03

この作者の小説、初めて手に取りました。
シリーズものであることと、書名からストーリーが想像できなかったのですが、読み出したら止まらない。すごいアップテンポでどんどん難題が襲いかかり、主人公の苦労がもうどはまり。
もちろんフィクションならではの軽さですが、出てくる人はいいひとだらけで人情に熱く、スカッとするストーリーで一日で読み終えてしまいました。
任侠も大変なんですね。笑　　　読破したいシリーズとなりました！

2024/10/20

どこの広域指定にも属さず、組長、組員四人という下町の小さな任侠団体。

ノワールやハードボイルドでなく、こころ温まる人情ものの一冊。

町工場の債権回収が、ひょんなことから極小出版社の再建をすることに。

義理と人情。情けは人の為ならず。

扱うネタは実に社会派だが、キャラ立ちがしっかりとしていて人情ものの温かみがあふれる。

著者の作品は他にも読んでいたが、このタイプはとても新鮮でした。
シリーズもののようなので、次作も楽しみです。

2024/07/02

私は警察、刑事物などのサスペンス系はほとんど読まない。
そのためか、著者の事は知らなかったけど、本屋さんで平積みにされていて面白そうだったから手に取った。
面白い！！
ライトノベルや漫画の様な面白さで気楽に一気に読んでしまった。
これはシリーズになってるというから、早速別の本も買ってこよう！

2024/07/01

任侠シリーズ第１弾。義理と人情を重んじる昔気質のヤクザ阿岐本組が倒産寸前の出版社経営を引き受ける。なんとも痛快でとても楽しい。阿岐本組の代貸、日村誠司をはじめ組長、組員すべてのキャラが魅力的。とんとん拍子にお話が進んで一気に読める。とても面白かった。

2024/05/21

正しい礼儀を持った任侠による、出版社建て直し。
主人公が本当にいい人で、その親代わりも、弟分たちも、みんないい人。