ドラゴンファイア の商品レビュー
弱い子どもは選ばなくてはいけない。地獄を生きるか、幻想の中で死ぬか。そして本を読む子どもは、例外なく幻想の中で生きることを願っている。
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ドラゴンの描写良いのかわからないけど、炎吐く姿が想像できて映画みたいだなと 2巻で終わるかと思ってたら、まだ続く 3巻もうすぐ出るらしい アークノアの秘密も今後明らかになりそう
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界観にも慣れ一気に読めました(⌒‐⌒) そういうストーリーになるのか…マリナには生きて帰ってほしかったです。文章からとても優しい子なのなのだと伝わってきました。のでこの評価で…。 蛇が協力してくるとは思いませんでした。そして二人で追われる身に!最期にグレイが出てきてくれてなぜか安心感。笑 次巻早く読みたいです!(*^^*)
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歯並びが悪いことでいじめられていたマリナは、納屋で不良たちへの復讐の道具を探すうち、「アークノア」という絵本の世界に迷い込んでしまう。『JUMPjBOOKS』連載に書き下ろしを加える。折り込みイラスト付き。 ファンタジーでも乙一だから描写は「黒がかって」いた。でも5年前に読んだ...
歯並びが悪いことでいじめられていたマリナは、納屋で不良たちへの復讐の道具を探すうち、「アークノア」という絵本の世界に迷い込んでしまう。『JUMPjBOOKS』連載に書き下ろしを加える。折り込みイラスト付き。 ファンタジーでも乙一だから描写は「黒がかって」いた。でも5年前に読んだ-1よりもファンタジー色が強まったように感じた。自分が5歳年を取って感性が鈍くなっただけかもしれないと思うと寂しいけれど。 (Ⅾ)
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乙一ファンタジー第2巻。前回同様面白かったですが結末の持ってき方があっさりでした。この終わり方であれば前回ももっと早く終わっていただろうし、次巻もなく終わるでしょう。まあ、そこは終わらなかったので続きという形になってますが(笑)はやく、完結巻読みたいです。
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まさか共闘する展開があるなんて…! 異邦人が自分の生み出した怪物を乗り越えて自分の世界に帰る話だと思って油断していた これは面白い展開 現実世界に戻ったグレイにも新たな動きがあって早く次巻が読みたい
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『アークノア』という絵本の中に入り込んだアールとグレイの兄弟は、そこで自らの心が生んだ怪物と相対することになる。そんな前作では弟グレイの怪物を退治して、グレイのみが現実世界へ帰還するところで終わる。そして第2巻となる今作では新たにマリナという少女がアークノアにやって来ることから始...
『アークノア』という絵本の中に入り込んだアールとグレイの兄弟は、そこで自らの心が生んだ怪物と相対することになる。そんな前作では弟グレイの怪物を退治して、グレイのみが現実世界へ帰還するところで終わる。そして第2巻となる今作では新たにマリナという少女がアークノアにやって来ることから始まる。現実世界でその歯並びの悪さからいじめられていたマリアの心が生んだ怪物は歯並びの悪い竜だった。 前作ではアールが自らの境遇を憂い逡巡し自らの道となるものを模索する様子が書かれていました。異世界での生活に馴染もうとしている様子も書かれていました。(その対極となる存在として全てに対して反発する弟グレイの姿も共に。) しかし今作ではアールは状況に流されっぱなしなのです。主人公としての憂いも逡巡も見せず、その役割は新たな登場人物であるマリアが背負っているかのように見えました。これはアールの物語でなく、アークノアという世界の物語なのだろうか。だからアールには主人公としての役割を与えられていないのかと思いきや、マリアはアークが主人公として成り立つための要素であったことがわかります。 前作を引き継ぎ、次へとコマを進めるために今作はあるのでしょう。序破急の破となる展開。アールに決意させるための展開。状況に流されているだけだったアールが自分の意志で行動するきっかけとなるための展開。そう思うと居心地がいいように思えた前半の展開そのものが大きな伏線だったのでしょう。ラストで世界はひっくり返ります。 そして前作で物語から退場したかに思えたグレイ。あのひねくれ者のことは気に入っていたので、次回以降に動きがありそうなラストでの登場にニヤリとさせられました。続きが待ちこがれます。
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異世界に紛れ込んでしまった異邦人は、自分のうみだした怪物を退治しない限りはもとの世界に帰れない。その異世界は広大でさまざまに異なる環境が用意された無数の箱庭でできていた… まっさらのファンタジーと胸すくアクション、王道的な冒険物語。どこかに落とし穴はないかと昔ながらの乙一読者は...
異世界に紛れ込んでしまった異邦人は、自分のうみだした怪物を退治しない限りはもとの世界に帰れない。その異世界は広大でさまざまに異なる環境が用意された無数の箱庭でできていた… まっさらのファンタジーと胸すくアクション、王道的な冒険物語。どこかに落とし穴はないかと昔ながらの乙一読者は思うのですが、抑え目のグロさや陰鬱さでさほどクセもなく本と子供から大人まで楽しめるのではないか、と。 この巻のラストで物語は大きな舵を切り、3巻目が待ち遠しく思う展開に。なるほど終盤の展開からは主人公はそう決断せざるを得ないかな、とは思います。死がこの世界の死とは全く違うという設定が生きている感じもしますね…。 はたして怪物とは蛇なのか異世界の住人達なのか、はたまた創造主、なのか。と考えたりもして期待しつつ気長につづきをまとうと思いました。
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ああ…ああ…辛い… そうだよね…こういうこともあるよね… この先どうなるんだろう… それにグレイたちが気になる…
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マリナのことから1巻よりも、役職が決まっている世界、怪物とその生みの親との関係、いろいろと考えてしまった。優しい世界に浸って、自分の嫌いなところ、現実を受け入れられない人はこうなんだよ、とも受け取れてどきっとする。
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