ファイヤーボール の商品レビュー
面白かった。火の玉祭りをやるために奔走するお話しだけど、トラブルとそれに対応する展開が続くため読んでいて心地よい。 火祭りは文字だけでもワクワクする。それを題材としてるのだから当然面白いですね。
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家族からちょっとウザがれている働き者のお父さんに是非読んでもらいたい一冊です! 読み始めはこんなお父さん、こんな旦那さんは…と思っていたけど、色々な事が彼に起こり、祭りに燃え始めてからは加速して読めました。 家族や関わる人達の人柄にもニンマリして応援しながら楽しく完読しました...
家族からちょっとウザがれている働き者のお父さんに是非読んでもらいたい一冊です! 読み始めはこんなお父さん、こんな旦那さんは…と思っていたけど、色々な事が彼に起こり、祭りに燃え始めてからは加速して読めました。 家族や関わる人達の人柄にもニンマリして応援しながら楽しく完読しました。 何か物足りなくて燃えたい時にお勧めです
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いやー面白かった! 家族を顧みない仕事に燃える熱い商社マンとして生きて来た咲元。突然社内抗争に敗れ閑職においこまれ気合の入らない日々を過ごしていた。 妻の代理で参加した町内会で祭りの実行委員長になってしまう。 何かに皆んなで熱く燃える快感を味わえるスピード感のあるストーリー、気持...
いやー面白かった! 家族を顧みない仕事に燃える熱い商社マンとして生きて来た咲元。突然社内抗争に敗れ閑職においこまれ気合の入らない日々を過ごしていた。 妻の代理で参加した町内会で祭りの実行委員長になってしまう。 何かに皆んなで熱く燃える快感を味わえるスピード感のあるストーリー、気持ちよく読めました!
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町内会の祭りに奮闘する男とその家族の物語。 新しいことをするには壁がたくさんあるが それを越えていく姿に勇気をもらえる。 とにかく色々な意味で熱い! 365ページ(文庫)
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「火の玉転がし祭り」を新たに始めようとする熱いお話 家族も顧みずに猛烈に働いてきた咲元 海外出張から帰ってきたら、上司は左遷され自分も出世コースから外されて閑職へと追いやられる 仲間と思っていた職場の人間には冷たくされ、娘や息子からは疎んじられる 妻からは暇ができたのだからと町...
「火の玉転がし祭り」を新たに始めようとする熱いお話 家族も顧みずに猛烈に働いてきた咲元 海外出張から帰ってきたら、上司は左遷され自分も出世コースから外されて閑職へと追いやられる 仲間と思っていた職場の人間には冷たくされ、娘や息子からは疎んじられる 妻からは暇ができたのだからと町内会の役員の会議に出席させられる 町内会の役員会での一言に端を発し、現役員のじいさんたちとの対立、そして「今より10倍盛り上がるお祭り」を企画しなければいけなくなった咲元 本命案を通すための、インパクト重視で実現可能性が低い見せ企画が採用された上に祭りの責任者にされてしまう 果たして、火の玉転がし祭りは開催できるのか? 祭り、家族、仕事など様々な事情が絡み合う熱い物語 序盤はグズグズしているけど、中盤からはスピードが加速する 祭りの本質は「非日常」なのでしょうね 大体の場合は何らかの祈願のための儀式が市井の人向けのイベントになったものが多いと思う 非日常を体験することによる、日常の意識の変化の効用があるのでしょう 一年間、祭りのために生きてるという人もいたりしますしねぇ そして伝統の祭りが結構過激なものがあったりする 長野の御柱なんて明らかに危険だし、作中で紹介されているように外国ではロケット花火を打ち合う祭りや、大きな手筒花火を使うお祭りもあったりね ま、そんな非日常と危険な状況というのも相まって血湧き肉躍るお祭りという存在が出来上がるのだろうなぁ ボツネタとして火の玉祭りを実現しなければいけなくなったという設定 こんなご時世に、そんな祭りを今から始められるのか?というのは最初に思ったけど 何年も続いている伝統のお祭りも、第一回は存在しているわけで、読んでいるうちに、全くの荒唐無稽な話でもないのかもと思った 伝統と言っても花笠も50年、よさこいも十数年なんですねぇ なので、ちゃんと消防法とかをクリアして既存のお祭りと融合させるという方法ならまぁ、荒唐無稽なことではないのかもしれない 単なる勧善懲悪ものや半沢直樹のような逆転ザマァ劇のような終わり方ではなく 程々の折り合いをつけて、それでいて自分の目標は達成し、そして新たな道を開拓するという終わり方もよかった 敵対相手を徹底的に叩き潰すという方針の危うさ 祭りを通じてそんな事を学べたのもよかったのではなかろうか 何でだろう、おっさんだからなのか、読んでいて胸が熱くなる プロジェクトの成功のため、トラブルや横槍に負けず、ただ実現する道をひたすら模索して前に進める姿に感動を覚える 自分はここまでの意志を持って仕事してないなぁと自省 2時間ドラマや映画に向いていると思う 実写化するならキャストは誰だろ? 映画だと堤真一さんとか、役所広司さんあたりのイメージなんだけど もうちょい若くていいなら長谷川博己とかもアリか? ドラマだったら大泉洋みたいなコメディ路線でもイケる気がする
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自分が燃えてなきゃ、人の心に火をつけることはできない。やっぱ祭りっていいよな。 ビジネス書ではないけど、原さんの本って仕事にも役立つ。
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"くだらないけど面白い"がそのまま当てはまる作品。みんなポジティブで熱い。その勢いだけで突き進んで行くシンプルなストーリーだけどたまにはこう言うのもいいなあ。
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現実的でなく、そこまで町内会の行事に真剣になれるか、と思いながら、楽しめた。実際には仕事がなくなり不安で仕方ないだろう。
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地域の祀りにも関わらず、こんなにも熱く携われるストーリーをみると、なんかやってやろうという活力を沸かせてもらった。 清々しい一冊
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町内会の「祭り」をどうするか。元校長で、町内会を私物化し業者との癒着体質の武村爺さんの「癒着祭り案」。見て見ぬふりをせざるを得なかった町民たち。そこに突如出てきた、多忙な妻に代わって町内会に参加した咲元。従来の祭りと同じ費用で10倍盛り上がる案「火の玉転がし」を提案w。原宏一さん...
町内会の「祭り」をどうするか。元校長で、町内会を私物化し業者との癒着体質の武村爺さんの「癒着祭り案」。見て見ぬふりをせざるを得なかった町民たち。そこに突如出てきた、多忙な妻に代わって町内会に参加した咲元。従来の祭りと同じ費用で10倍盛り上がる案「火の玉転がし」を提案w。原宏一さんの「ファイヤーボール」、2012.2発行です。町内会のひとつのイベントをテーマに、地域、家族、夫婦、親子、友達、男女・・・、いろんな関係を描き、そして「人としての在り方」を問うた作品だと思います。
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