雪花の虎(1) の商品レビュー
Wikipediaを見ながらここまでしっかりとした歴史物の漫画を書ける東村アキコってやっぱり凄いなと思いました。日本史はあまり詳しくないので難しいことなどは分かりませんが、この作品を読んでいると本当に上杉謙信は女だったんじゃないかと思えてしまいます。そして、話もまだまだ序盤ではあ...
Wikipediaを見ながらここまでしっかりとした歴史物の漫画を書ける東村アキコってやっぱり凄いなと思いました。日本史はあまり詳しくないので難しいことなどは分かりませんが、この作品を読んでいると本当に上杉謙信は女だったんじゃないかと思えてしまいます。そして、話もまだまだ序盤ではありますが、目を煌びやかに城攻め遊びをする少女時代の上杉謙信が無邪気で可愛らしかったです。
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東村アキコ先生、とても大好きで購入してみましたが 東村先生のいつもの破天荒なギャグも中途半端、歴史漫画としての面白さも中途半端だなと感じたのが正直な感想です。 ただ表紙カバー等で時折描かれている大人謙信がすごく美しくて、東村先生が描く美女が好きな私にはそれが嬉しかったです。
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面白いです。 歴史もの初心者目線で描かれているのが特徴で、苦手意識のある人にもわかりやすく、配慮あるテンポの良い構成に助けられます。 読んでると、上杉謙信女性説って本当だったのかも? と思ったり……。
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上杉謙信は女性だった、という前提で話は始まる。実際そうだったんじゃないかって絵や資料まで残ってるようなので、それはそれで面白いと思うのよね。岐阜の恵那にある岩村城も女城主だったしね。再来年辺りの大河ドラマ主人公も女城主じゃなかった? この設定だと武田信玄との関係はロマンス要素あ...
上杉謙信は女性だった、という前提で話は始まる。実際そうだったんじゃないかって絵や資料まで残ってるようなので、それはそれで面白いと思うのよね。岐阜の恵那にある岩村城も女城主だったしね。再来年辺りの大河ドラマ主人公も女城主じゃなかった? この設定だと武田信玄との関係はロマンス要素あり?、、、なわけ無いか(笑)
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初・東村アキコさん。たまたまテレビで作品の紹介を見て、本屋で出合ったので読んでみました。 本当に謙信は女の子でもよかったような…と引き込まれました。これからどんな武将に成長していくのか、楽しみです。 それにしても、アキコのティータイム!? 歴史漫画でこういうコマの使い方する人は...
初・東村アキコさん。たまたまテレビで作品の紹介を見て、本屋で出合ったので読んでみました。 本当に謙信は女の子でもよかったような…と引き込まれました。これからどんな武将に成長していくのか、楽しみです。 それにしても、アキコのティータイム!? 歴史漫画でこういうコマの使い方する人はなかなかいないんじゃないかと驚いた。しかしそういえば、司馬遼太郎の小説にも「取材したとき~」というような文があったなぁ。その時代と読者のあいだを作者が仲介するという意味では、それと似たようなものかも。
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衝撃的だった いや、上杉謙信が女性だった、って事じゃない。その説自体はベタだから、日本史が好きで、多少、真面目に学んだなら、一度は目か耳にした事があるだろう 以前、ここで、この『雪花の虎』と同じく、謙信を女性とした四コマ漫画、『軍神ちゃんと呼ばないで』(柳原満月)を紹介したが、正...
衝撃的だった いや、上杉謙信が女性だった、って事じゃない。その説自体はベタだから、日本史が好きで、多少、真面目に学んだなら、一度は目か耳にした事があるだろう 以前、ここで、この『雪花の虎』と同じく、謙信を女性とした四コマ漫画、『軍神ちゃんと呼ばないで』(柳原満月)を紹介したが、正直、レベルが違う。まぁ、作品形式云々の前に、キャリアが違う訳だから、比較してしまうのは、さすがに酷なんだけど そう、何が衝撃的だったかって、東村先生の腕力に、だ 私が東村先生の作品を読むのが、この『雪花の虎』が初めてってのも大きいと思う 羽海野チカ先生の作品を、初めて読んだ際の衝撃に匹敵する 寝る前に読んだのだが、失敗した。あまりの衝撃に眠気など吹っ飛んでしまい、おかげで今日一日ずっと、寝不足感に付き纏われてしまった。でも、頭は全力回転して、ずっと、感想をどう書くか、を考えていたので、オチてしまう事はなかった まさか、こうも、初っ端から、頭をガツンと殴られ、ジワジワと世界観に惹きこまれていくとは思いもよらなかった 力が抜けきっているようで、芯がピッと通っている独特の絵柄に、東村先生の経験値と言うか、熟練に近い漫画家としての嗅覚の鋭さを感じた。確実に、この先生、自分の組み立てるストーリーに合う絵柄を知っている。何と言うのか、エロさがある。エロいって表現が適切じゃないのなら、艶と言い換えようか。ここまで美人な上杉謙信は、東村アキコ先生にしか描けない、きっと どんな内容か、と説明するのも野暮だが、まぁ、上杉謙信が実は女性で、どのようにして、“甲斐の虎”武田信玄と互角に渡り合い、“魔王”織田信長ですら恐れを抱いた、“越後の竜”と呼ばれる武将に育って行くか、育てられていくか、を描いている 表現として正しいか、微妙な気もするが、説得力がある。読みながら、「確かに、こんな子供時代を送っているのなら、戦国最強になるかも」と納得してしまう 豊富な経験で培った構成力によるストーリーも理由だろうが、第一はやっぱり、東村先生本人が、歴史は苦手、と公言した上で、その目線のままで描いているからだろう。変な見栄がないからこそ、がっしりと読み手の心を鷲、いや、竜掴みできるに違いない また、虎千代だけを魅力的に描いているのでなく、そんな妹に振り回される姉・綾や、妬みの感情すら抱けずに諦めている兄・晴景も、読み手が共感を抱けるキャラとなっている 作中で使われている、歴史が好きな人用、歴史が不得意な人用の描き分けも見事だ。前者は、どちらも楽しめるので嬉しい 歴史が苦手な読み手でも楽しく感じられるように描かれてはいるが、決して、ギャグ調でない点も高評価だ。資料集めや、取材に手を抜かずに行い、一回、自分の中で整理し、自分なりの解釈をしてから、それを漫画って形式に、全力以上で変えているのが伝わってくる作品だ 今年も半分以上は経過したが、確実に、今からでも人気が高まるだろう。むしろ、東村先生のファン、上杉謙信を尊敬してる、歴史漫画好きとかじゃなく、漫画読みであれば、必ず、目を通しておきたい 割と、じっくり、子供時代が描かれているので、戦の緊張感や非日常さを求めがちな読み手からするとイライラしてくるかもだが、そんな子供時代の楽しさ、苦しさ、哀しみが青年時の性格を形成するので、ここは気長に東村先生のペースに付き合っていこうと思っている この台詞を引用に選んだのは、いつの時代も変わらないな、と思ったからだ。男だから出来る事もある、男だからこそ出来ない事もある、女だから成せる事もある、女だからこそ成せない事もある。けど、性別に縛られていては、出来る事も出来なくなる。自分は自分のままで、男に無理な事を女の自分がやってやる、と腹を括ってこそ、人間としての器は大きくなる。謙信が人として成長した一因は、多感な時期に、この名僧・宗謙と出逢えたのが大きい。やっぱ、子供の頃に尊敬できる、多くの人物と知り合うのは大事だ
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謙信の母・お紺は謙信を身篭った晩 夢で毘沙門天が枕元に立ったと言う 『お前は将来この越後をしょって立つ男じゃ! 毘沙門天様の生まれ変わりの、神の子じゃ!』 しかし生まれたのは、足が大きく元気な...姫だった 『名は虎千代じゃ!』 『虎千代?そりゃ男の名前じゃないか』 ぜ...
謙信の母・お紺は謙信を身篭った晩 夢で毘沙門天が枕元に立ったと言う 『お前は将来この越後をしょって立つ男じゃ! 毘沙門天様の生まれ変わりの、神の子じゃ!』 しかし生まれたのは、足が大きく元気な...姫だった 『名は虎千代じゃ!』 『虎千代?そりゃ男の名前じゃないか』 ぜひ読んでほしい、歴史が嫌いな人にも そしてまず見てほしい コタツでクリスピークリームドーナツ食べながら ちゃちゃ入れてくるアキコ先生を 安心するから
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解説が随所にあって面白く、読みやすくてページをめくる手が止まりませんでした。小中学生のころ伝記を読みあさったのを思い出しました。 今後戦場に出て戦う場面も描かれるでしょうし、楽しみです。
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東村先生の戦国モノですって?!読みやすく、上杉謙信へとどのように育っていくのか気になるお話でした。いつもの東村先生節は少しパワー抑え気味?かもしれませんが…続きが気になる!虎千代が大きくなるにつれ戦のシーンになっていけば毒々しいお話(東村先生節)が見れるでしょうか?(笑)楽しみ!
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アキコ先生が歴史モノ!?だいじょぶか~って思ったけど、やっぱだいじょぶでしたね(あっさり) いつもどおりテンション高くて飛ばし気味だけど、時折ちゃんと史実を感じさせる無常さ儚さがあって飽きさせない。 こうして本棚にアキコ作品が増えていく…
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