雪花の虎(1) の商品レビュー
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1巻まで読む。 上杉謙信は実は女だったというテーマで、彼女がどう生きたのかを描く。 テレビブロスで紹介されていたので手に取ってみた。 「今までの東村アキコ(「ママはテンパリスト」とか)とは違う新境地」(うろ覚え)にひかれて。 (ここからは、苦手意識があるので、かなり偏見とかあり「個人の感想です」) 初めて読んだのだけども、「違くないじゃん」! 最初に作者が登場して、どうしてこの漫画を描こうと思ったかとかがびっちり書かれていて、この辺で「あ、だめだ」となってしまった。 そういうのはあとがきでちょこっと、あとは本編の方でしっかり描こうよとか思ってしまった。 きっと作者の熱い思いがこもってるのだろうけども。 「読み進めていくうちにおもしろくなるのにもったいない」と言われそうですが、なんだか肌に合わないのでしょうがない。 好みの問題なので、苦手意識がない人ならばきっとおもしろいはず。 (後で他の人の評価を見たら、かなり高評価が多かったので、きっときっとおもしろいでしょう)
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上杉謙信、しかも女説採用、しかも東村アキコ。 東村アキコまとめ読み期間を経た今、これだけで読む理由としては充分でした。 物語はまだ大きく動かないけど、続きが楽しみ。
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最近、ヒット作を出しまくりの東村さんが、武田信玄の女説で時代物を書いた! まだ序盤ですが、面白くなりそうです。
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東村作品の歴史漫画 主役は上杉謙信で、彼が女だったら…という説に則って話が進んでいきます。 ちなみに女性説は事実あるそうで。 結構前に買ってましたが、 最近大河ドラマにはまっているので いまはとっつきやすいだろうということで ようやく読みました。 うん面白い。 単なる真面目な...
東村作品の歴史漫画 主役は上杉謙信で、彼が女だったら…という説に則って話が進んでいきます。 ちなみに女性説は事実あるそうで。 結構前に買ってましたが、 最近大河ドラマにはまっているので いまはとっつきやすいだろうということで ようやく読みました。 うん面白い。 単なる真面目な歴史漫画ではなく ところどころの東村節が良いです。
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謙信・女性説は知っていました。自分の地元が上杉と縁のある土地だったもので。某大河ではGACKTさんが演じてましたね。違う大河では阿部寛さんでした。どっちも好きでしたねぇ。 何と言いますか、女の子が男として育てられたり、通常男の責務を女がするという設定は実は大好物でございます。そんな意味で自分的に大ヒットでした!!(逆パターンも大好きです。)ベルばらなんかもこういう設定ですよね。 さて、東村先生の書かれる虎(謙信)が美少女とも美少年ともとれる顔立ちなのです。男のなりをしているから男の子と見えるのですが、目元はぱっちりと大きく、まつげも長く姫としてもやっていける顔立ちで。最後のページのまつげに縁どられた目を伏せて胸にさらしをまいた少し成長した虎がことのほか美しい!!このページでドキュンと最後の一発を食らいました。 いきなり最後の話をしてしまいましたが、ほかにもツボがいたるところに。虎が林泉寺に預けられ、名僧光育がビシバシと座禅中叩いたりするのが、ツボ。この光育がとってもコミカルな見かけに書かれている分重たくなりそうな修行のシーンも軽く読み飛ばせるのです。「虎頑張れ~。」位な気分で読めます。でも、しっかり〆るところはしめていて虎の行く末を指し示すのです。いいジジイだ…。 虎を教え導く僧の一人に宗謙という人がいるのですが、この人と虎との関係もとってもイイです。虎が逆らって宗謙の腕にかみついた時に殴るでなく抱きしめて頭をポンポンするのです。抱きしめられた腕の中で虎が「城に帰りたい」と泣くのが年相応に子供でかわいらしい。 そして、この宗謙が「男にできないことを女がやればいい 女子のままでいい。女子のままで強くなればいい賢くなればいい」と虎を諭すのです。女子の虎をありのまま受け止めているという証拠でしょう。この二人の関係が本当に気になります。まぁ、僧侶だからうっふんなことにはならないと思いますが。 さて、武田信玄(このときはまだ晴信)ですが、むくつけき男ではなく、目元の涼やかな、言ってしまえばイケメンに書かれています。そして色沙汰もうまくやっている風に。こういう信玄って初めてかも。大河でもどっちかというとがっちりとしてヒゲはやしたイメージが強いのですが、そうではないところもこの漫画の面白いところ。常識を覆す人物設定が楽しいです。 楽しみなマンガに出会いました。
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NHKのマンベンを見て興味が出て買いました。 女子っぽい作画に抵抗があって触れてこなかったけど、後悔。 面白かったです。 戦国の世とは思えないギャグテイストも面白い。 東村ワールドなのかな? 終盤の別れのシーンは泣いちゃうかも。
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歴史好きでない人にも入りやすく、もちろん歴史好きな人でも楽しめる。 今までの歴史ものとは違った観点(女性目線)なので、男性としては少しとっつきにくいが、さすがキャラクターが立っているので、すぐに入り込める。
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上杉謙信女性説を題材にした作品。東村さん意外と歴史物もいけるんじゃん!と思うけど、いつものあの過剰なギャグをどのくらいの塩梅で差し込んでくるのか、それによって今後付いていけるかどうかが分かれるような気もする。
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東村アキコが歴史モノ…?漫勉で気になっていた1冊です。 読みやすいし分かりやすいしいつも通りのギャグの入れ方とかはさすがやな、と思いますが、何か「ね?謙信ってやっぱ女でしょ?そう思わない?」感がちょ〜っと強すぎるかなという気が…。この作家さんは日常生活の中の何気ないことに対する...
東村アキコが歴史モノ…?漫勉で気になっていた1冊です。 読みやすいし分かりやすいしいつも通りのギャグの入れ方とかはさすがやな、と思いますが、何か「ね?謙信ってやっぱ女でしょ?そう思わない?」感がちょ〜っと強すぎるかなという気が…。この作家さんは日常生活の中の何気ないことに対する洞察力に非常に長けている人だと私は思うので、やっぱタラレバとかの方が面白く感じてしまうし、つまるところ休刊に追い込まれたヒモザイルが読みたかったという話です。 ただ登場人物の表情はどれも魅力的に描かれていると思っていて、この話に、というか歴史に、表向きはふざけながらも真剣に向き合おうとしている姿勢が感じられてやっぱさすがやな、と感じてしまいます。
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Wikipediaを見ながらここまでしっかりとした歴史物の漫画を書ける東村アキコってやっぱり凄いなと思いました。日本史はあまり詳しくないので難しいことなどは分かりませんが、この作品を読んでいると本当に上杉謙信は女だったんじゃないかと思えてしまいます。そして、話もまだまだ序盤ではあ...
Wikipediaを見ながらここまでしっかりとした歴史物の漫画を書ける東村アキコってやっぱり凄いなと思いました。日本史はあまり詳しくないので難しいことなどは分かりませんが、この作品を読んでいると本当に上杉謙信は女だったんじゃないかと思えてしまいます。そして、話もまだまだ序盤ではありますが、目を煌びやかに城攻め遊びをする少女時代の上杉謙信が無邪気で可愛らしかったです。
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