オークブリッジ邸の笑わない貴婦人(1) の商品レビュー
19世紀に住みたい、という老婦人の願いを叶えるため その時代のメイドになりきった主人公。 今の生活になれている人間に、これは辛い! としか いいようがない状態です。 お風呂に入るにも、トイレに行くにも そして世話をするにも…。 つくづく、良い世の中になったものだ、と思います。 ...
19世紀に住みたい、という老婦人の願いを叶えるため その時代のメイドになりきった主人公。 今の生活になれている人間に、これは辛い! としか いいようがない状態です。 お風呂に入るにも、トイレに行くにも そして世話をするにも…。 つくづく、良い世の中になったものだ、と思います。 苦労がリアルで、してもいないのに 共感できてしまいます。 その時代にどう生きていたのか、どう生活していたのか。 そこも興味はありましたが、執事役の孫と どう関係していけるのか。 新人も入っているわけですが、このさぼり方は 昔もあったようですし。 特別編の末路は、そのせいだ、とも言えるわけで なんら同情する所がないです。 連れて行った人と、場所があれなのに気が付かないのは 自業自得、というものです。
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図書館で。 櫻子さんの作者の方の他のシリーズかと借りてみました。面白かったです。徹底して19世紀の生活スタイルを送るって固い決意が面白いけど… 正直、雇用者は奥さまだから(まだ)良いだろうけど使用人は大変だよね、という(笑) そこまでするなら英語で生活したら~なんても思ったんで...
図書館で。 櫻子さんの作者の方の他のシリーズかと借りてみました。面白かったです。徹底して19世紀の生活スタイルを送るって固い決意が面白いけど… 正直、雇用者は奥さまだから(まだ)良いだろうけど使用人は大変だよね、という(笑) そこまでするなら英語で生活したら~なんても思ったんですが(笑)そうしたら日本から脱出しなきゃイカンのか。それは確かにお金がさらにかかりそうだしムリか~ この奥さまとメイドの関係はある意味極論ですが、やってあげてるんだからとか感謝されて当然…というような驕りは誰でも出るよなと思う。仕事だからその仕事に徹するというのは中々難しく、評価や見返りを期待してしまうって感情はあるよなぁと思いました。(まあだからと言ってプライバシーに首ツッコムのは友人だとしてもどうかと思うけど) まあでもこのメイドの彼女は感謝されて当然だよな。近代化で手間暇を省くために改良されたモノを使用出来ないハウスキーピングだもんなぁ… うん、お金の問題ではない(笑)感謝されるべきだ(笑)
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北海道旭川の隣東川で19世紀英国を再現したお屋敷にヴィクトリアンメイドとして雇われた派遣家政婦相川鈴佳。外見だけでなく生活すべて再現。映像で見ると優雅だけど、今の生活に比べると当然ですが不便で大変。そのうえ現代と当時じゃ思考というか、考え方自体が違う(階級社会とか)。老婦人の生涯...
北海道旭川の隣東川で19世紀英国を再現したお屋敷にヴィクトリアンメイドとして雇われた派遣家政婦相川鈴佳。外見だけでなく生活すべて再現。映像で見ると優雅だけど、今の生活に比べると当然ですが不便で大変。そのうえ現代と当時じゃ思考というか、考え方自体が違う(階級社会とか)。老婦人の生涯最後の夢、てことだけどそれを支えてくれる人に出会えてマーガレット(楢原タエ)様は幸運。続編も読みたいな。ユーリとアイリーンの関係も進むのかな。
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北海道で19世紀英国貴族のお屋敷暮らしを完璧に再現するという夢を叶えた老婦人。厳格な執事役を担う孫息子にスカウトされ、アイリーンと名乗ってメイドとして働くことになった21歳の家政婦の話。 現代人が貴族のお屋敷を再現する英国のドキュメンタリー番組「マナーハウス 英國発 貴族とメイ...
北海道で19世紀英国貴族のお屋敷暮らしを完璧に再現するという夢を叶えた老婦人。厳格な執事役を担う孫息子にスカウトされ、アイリーンと名乗ってメイドとして働くことになった21歳の家政婦の話。 現代人が貴族のお屋敷を再現する英国のドキュメンタリー番組「マナーハウス 英國発 貴族とメイドの90日」(DVDになってる)で見たことや、古典小説や資料本で見たエピソードが満載で、コックが作る英国お菓子はグレーテルのかまどで見たやつ!これ知ってるー!とワクワク。 でも舞台を19世紀にはせず、現代ヒロインのフィルターを通して日本の現代モノになってるってのが面白かったです。現代日本人目線で擬似ヴィクトリアン体験ができて面白い。でもヒロインは肝心な所でトラブルメーカーね…、クールな執事さんとのロマンス未満の友情も気になるところ。
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主人公は21歳の派遣家政婦。夫に先立たれて人生の最後にヴィクトリア時代の貴婦人になりきって生活したいという老婦人の依頼で、十九世紀を再現した田舎町の屋敷でメイドとなる。覚悟をもって臨んだ仕事だが、シャワーもレンジも掃除機も何もない中で家事をし、気難しい奥様の世話をする生活に次第に...
主人公は21歳の派遣家政婦。夫に先立たれて人生の最後にヴィクトリア時代の貴婦人になりきって生活したいという老婦人の依頼で、十九世紀を再現した田舎町の屋敷でメイドとなる。覚悟をもって臨んだ仕事だが、シャワーもレンジも掃除機も何もない中で家事をし、気難しい奥様の世話をする生活に次第に疲弊してゆく… メイド1人と執事1人で、文明の利器に頼らず、しかも窮屈なメイド服で屋敷の生活を切り回すのは不可能ではないかと思うのだが、ヴィクトリアンメイドになりきって生活するという設定は面白い。 主人公は真面目で前向きな性格だが、サブタイトルの秘密の写真を見つけてからの行動はちょっとどうなのかと思う。メイドの距離感というか立ち位置について考えさせられた。
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愛川鈴佳、21歳。明日から、十九世紀に行ってきます。 「完璧なヴィクトリアンメイド募集」――派遣家政婦・愛川鈴佳に舞い込んだ風変りな依頼は、老婦人の生涯の夢のお手伝い。旭川近郊の美しい町に十九世紀英国を再現したお屋敷で、鈴佳は「メイドのアイリーン」になった。気難しい奥様の注文に...
愛川鈴佳、21歳。明日から、十九世紀に行ってきます。 「完璧なヴィクトリアンメイド募集」――派遣家政婦・愛川鈴佳に舞い込んだ風変りな依頼は、老婦人の生涯の夢のお手伝い。旭川近郊の美しい町に十九世紀英国を再現したお屋敷で、鈴佳は「メイドのアイリーン」になった。気難しい奥様の注文に、執事のユーリや料理人ミセス・ウィスタリア、農家のスミス夫人たちと応えるうち、新人メイドは奥様の秘密に触れ......。【監修・村上リコ】
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■愛川鈴佳、21歳。明日から、十九世紀に行ってきます。 「完璧なヴィクトリアンメイド募集」――派遣家政婦・愛川鈴佳に舞い込んだ風変りな依頼は、老婦人の生涯の夢のお手伝い。旭川近郊の美しい町に十九世紀英国を再現したお屋敷で、鈴佳は「メイドのアイリーン」になった。気難しい奥様の注文...
■愛川鈴佳、21歳。明日から、十九世紀に行ってきます。 「完璧なヴィクトリアンメイド募集」――派遣家政婦・愛川鈴佳に舞い込んだ風変りな依頼は、老婦人の生涯の夢のお手伝い。旭川近郊の美しい町に十九世紀英国を再現したお屋敷で、鈴佳は「メイドのアイリーン」になった。気難しい奥様の注文に、執事のユーリや料理人ミセス・ウィスタリア、農家のスミス夫人たちと応えるうち、新人メイドは奥様の秘密に触れ……。
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世界観がとても好きです。 19世紀のイギリスがわかるだけではなく、仕事に誇りを持つことの大切さも学べて好きです。
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意表をついた設定が面白かった。 19世紀の貴婦人たちのいる世界というのには、憧れもあるし。 アイリーンとユーリの関係が少しずつ変わっていくのがいい。 おまけ?の短編が微笑ましくて好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『ごっこ』じゃなくて『本気』だからって 奥様の我侭はどうなのと思ってしまった。 読んでて辛い。 上下関係が厳しい世界は、ファンタジーだったら 読み飛ばせるけど、現代が舞台だと理不尽で。 設定や内容は面白いだけに、 途中で読むのをやめてしまった。 読み切ろうと最後まで頑張って、最後は ちょっと救われたのがまだよかったかな?
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