エンタテインメントの作り方 の商品レビュー
貴志祐介の小説と同じく、読みやすくて面白い。アイデアの種の拾い方、整理法から始まる。どんな本を読んで、自作小説のどこに反映されているのか。 紹介されている小説はどれも読みたい。 すぐに読んでみたいのは、リチャード・アダムスの「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」。うさぎたちは創...
貴志祐介の小説と同じく、読みやすくて面白い。アイデアの種の拾い方、整理法から始まる。どんな本を読んで、自作小説のどこに反映されているのか。 紹介されている小説はどれも読みたい。 すぐに読んでみたいのは、リチャード・アダムスの「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」。うさぎたちは創生神話を持ち、文化や世界観が作り込まれているとのこと。 小説を書く気がなくとも、貴志祐介の着眼点は面白く、ブックガイドとしても楽しめる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
貴志祐介流小説の書き方を教えてくれる本。こういう本を読むことはあまりないからなるほどなぁ~とたびたび感心しました。当たり前のようなことが書かれているのかもしれないけどそれができるかできないかで作品の質が大きく変わってくる。自分は小説を書こうと思ったことはないが帯に興味を惹かれて購入。つまり、帯も小説が売れるかどうかのカギを握っていると思う。作品の裏話とかが分かるから貴志さんが好きな人にはオススメ。個人的に『新世界より』が好きなのでその舞台やキャラ設定等が知れて満足です。これからも頑張ってほしい。
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貴志さんの小説は重厚だけど読みやすいと思う。 自分の文章を他人に楽しく読みやすく読んでもらうための手法、工夫、理由などが披露されている。 貴志さんの頭の中はどうなっているのか、その秘密が垣間見えたような気分になれる一冊。
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エンタメ小説の書き方をわかりやすく説明してくれていた。 なんか無性に映画『黒い家』を見たくなった。なんでだろう。
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タイトルから「エンタメ全般」をイメージしてしまうが、小説、とりわけサスペンス、ホラー、SFジャンルの書き方について、新人賞選考委員であり、新人賞受賞者であり、数々のヒット作を世に出してきた貴志さんの立場からのアドバイスが記されている。 映画も漫画も演劇も音楽も、あらゆるメディア...
タイトルから「エンタメ全般」をイメージしてしまうが、小説、とりわけサスペンス、ホラー、SFジャンルの書き方について、新人賞選考委員であり、新人賞受賞者であり、数々のヒット作を世に出してきた貴志さんの立場からのアドバイスが記されている。 映画も漫画も演劇も音楽も、あらゆるメディアを漁って貪欲にアイデアを盗んで自分の作品に注入せよ、と訴えているので貴志さん的には「エンタメの作り方」としているのだろう。
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読んでいるだけで脳が刺激され、小説自体のネタ、執筆に取り組む際の手法など、様々なアイデアが浮かんだという点で非常によかった。図書館で借りた本だけど、手元に置いて詰まったときに読み返したいので買おうかな。(結局他のノウハウ本を読み比べてからにしようとステイ) なぜ脳が刺激されたの...
読んでいるだけで脳が刺激され、小説自体のネタ、執筆に取り組む際の手法など、様々なアイデアが浮かんだという点で非常によかった。図書館で借りた本だけど、手元に置いて詰まったときに読み返したいので買おうかな。(結局他のノウハウ本を読み比べてからにしようとステイ) なぜ脳が刺激されたのか?おそらくだけど、物語を生み出すまでの過程で、どう取り組むべきか、なぜそれが良いのか、実行した結果どうなったのか、が経験ベースで語られていたからだと思う。 そして1つ前に読んだ『小説の書き方』がなぜあまりピンと来なかったのかがわかった。『小説の書き方』では、たとえば「情景描写は重要である」という主張に対して、実際の小説の文章を用いて良い例と悪い例を比較する形式が多かったように思う。しかしわたしが求めていたのは、「じゃあその良い例に辿り着くためにはどんな鍛錬が必要なの?」という過程の話だったのだ。 最後に、最近薄々感じていたものの読んで後押しされたことが2つ。構想は大切だということ、特に初心者にとって。そして長編とは一種短編の羅列だから、短編をいくつも書いて鍛えるのは有効だということ。短編書き上げないと帰れま10の機運高まる。
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小説の書き方というのは作家さんによって随分違う。 そういう意味では自分の好きなように書くのが一番なのかもしれないが、やはりある程度のルールとか定型は知っておいた方が良いだろう。 小説も一度くらいは書いてみたいですね。
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エンターテイメントの……とあるが読者を意識した小説家なら前提にしておくべきことという感じ。どういうことに気を配って書いているのか書いてあり書き手として読んでも発想の邪魔にならない。それでいて、いい感じでそそのかしてくれる。いろいろと創意工夫したから言えることなんだろうなと素直に思...
エンターテイメントの……とあるが読者を意識した小説家なら前提にしておくべきことという感じ。どういうことに気を配って書いているのか書いてあり書き手として読んでも発想の邪魔にならない。それでいて、いい感じでそそのかしてくれる。いろいろと創意工夫したから言えることなんだろうなと素直に思えるレクチャーだった気がします。
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小説家を目指すひとを対象とした、まさにエンタテイメントの作り方。貴志さんの色んな本がどのように生まれたか、読み手のことを考え計算され、どんな工夫がされているか、などがとてもわかりやすく書かれています。 小説家を目指さないひとにもとにかく面白い本!! 自分が貴志さんの本読んで色々感...
小説家を目指すひとを対象とした、まさにエンタテイメントの作り方。貴志さんの色んな本がどのように生まれたか、読み手のことを考え計算され、どんな工夫がされているか、などがとてもわかりやすく書かれています。 小説家を目指さないひとにもとにかく面白い本!! 自分が貴志さんの本読んで色々感じていたこと、みんな貴志さんの計算によるものと知り改めて脱帽!!貴志さんの本は読んでて景色やにおいが目の前に広がって、その本の世界にストンと落とされる感覚がいつもある。頭の良い人の書く文章はとにかくすごい!と思わされる。 また貴志さんの本を読み返したくなりました。とにかく面白い本です!!
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自分自身小説を書きたくて、また、貴志祐介のファンでもあるので、一石二鳥のような気持ちで図書館から借りてみた。 貴志さんは結構ストイックな性格なようで、プロたるものこのような罠に陥ってはならない、このような堕落は恥ずべきものだ、というような作家の心を戒めていくような内容だった。 ...
自分自身小説を書きたくて、また、貴志祐介のファンでもあるので、一石二鳥のような気持ちで図書館から借りてみた。 貴志さんは結構ストイックな性格なようで、プロたるものこのような罠に陥ってはならない、このような堕落は恥ずべきものだ、というような作家の心を戒めていくような内容だった。 確か貴志さんは理科系だった気がするけど、そのせいだか分析的で実際的なアドヴァイスを項目別に列挙して行っている観がある。
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