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葉室麟(著者)
3.6
11件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
いわゆる黒田騒動で黒田52万石を救った男・栗山大膳(栗山善助の息子)が主人公。黒田家取り潰しを企む勢力(家光、土井利勝、細川忠興、竹中采女正)との虚虚実実の駆け引きが見もの。そこに柳生十兵衛や宮本武蔵、天草四郎、沢野忠庵なんかも盛り込んできてておなかいっぱい。ルソン出兵計画なんてものがあったとは知らなかった。徳川幕府って内向きの印象があったけど、明の鄭成功への援軍派遣未遂といい、この時期は意外とアグレッシブ。
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