氷菓(9) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カンヤ祭に突如現れた「怪盗十文字」! 探偵志望の生徒の監視をあざ笑うかのように犯行を続ける十文字。えるは放送部のインタビューを受け、十文字に古典部の「校了原稿」を賭け勝負を挑むのだった!(Amazon紹介より)
Posted by
十文字編引っ張る引っ張る! でも惹きつけられるのでいいのです。 例の同人漫画の謎は解けました。 続きが待ちきれない~。
Posted by
クドリャフカ編もいよいよ大詰めの9巻である。犯人にまでたどり着き、あとは解決編を待つのみというところで物語はクローズされている。 いや、それにしてもよくまとまった良い巻だった。奉太郎が、氷菓が売れることにじんわりと快感を感じている様など、なかなか読ませるところも多く、全体的な...
クドリャフカ編もいよいよ大詰めの9巻である。犯人にまでたどり着き、あとは解決編を待つのみというところで物語はクローズされている。 いや、それにしてもよくまとまった良い巻だった。奉太郎が、氷菓が売れることにじんわりと快感を感じている様など、なかなか読ませるところも多く、全体的な動きの少なさがちっとも気にならない。本当にこの辺は、タスクオーナさんの達者なところだろう。 難所と言ってもいい(どうしても内容的に間延びしてしまうだろう)クドリャフカの順番も順調に消化されていて、読者としては嬉しいところである。さすがに中弛みしたところもあったが、少なくともこの巻はよく読ませる内容だった。 というわけで、星四つ半相当と評価している。次は来年春の発売のようだが、楽しみに待ちたいところだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
しばらく感想書いてなかった。 カンヤ祭終了まで。十文字編も次巻で解決。そういうのが多い。 相変わらず摩耶花のコスプレが渋い(褒めてる)…フロル、アッコちゃんときて、鳥を見ると縮む刑事…七色いんこの千里刑事。ただ、こういうところもだけど、クリスティのくだりも読んでないと何のことやら。想像するしかないのだが。こういう一部にしかわからない話はどうなんだ…パロディってそういうものか。 ここでも奉太郎姉がすごい役回り。偶然なんだろうけど、カンヤ祭で宝物を見つけた人は他にもいるかもしれない。でもそれが、宝どころじゃない人も…こういうのは難しい。
Posted by
"「ふくちゃんは……折木に勝ちたかったの?」 「これはねえ……微妙な男心ってやつだよ ……こればっかりは摩耶花にもわかるまいね」"[p.134]
Posted by
- 1