京都寺町三条のホームズ(2) の商品レビュー
シリーズ2冊目。贋作師登場。舞台は秋の京都で、さぞや綺麗な背景なのだろうと思いながら読了。鑑定士、贋作師の哲学がぶつかり先が気になる終わり方。黒いホームズがたくさん見れて良かったです。本音出してる時の方が好きだな…。そういえばレギュラーになった秋人、最初はホームズの恋路的なライバ...
シリーズ2冊目。贋作師登場。舞台は秋の京都で、さぞや綺麗な背景なのだろうと思いながら読了。鑑定士、贋作師の哲学がぶつかり先が気になる終わり方。黒いホームズがたくさん見れて良かったです。本音出してる時の方が好きだな…。そういえばレギュラーになった秋人、最初はホームズの恋路的なライバルは彼がなるのかなーとか思ってたけど、今ではすっかりいいコンビ。次巻も読もう。
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国選鑑定人とは実際には存在しないらしい。でも、古美術を鑑定する人はいるのだから、その道を極めた人として、骨董品店の『蔵』のオーナー家頭誠司は骨董品の真贋を見極めているのだろう。その孫の家頭清貴は修行中でありながら、小説家の父よりも真贋を見極める力が高く、持ち込まれる骨董品の贋物を...
国選鑑定人とは実際には存在しないらしい。でも、古美術を鑑定する人はいるのだから、その道を極めた人として、骨董品店の『蔵』のオーナー家頭誠司は骨董品の真贋を見極めているのだろう。その孫の家頭清貴は修行中でありながら、小説家の父よりも真贋を見極める力が高く、持ち込まれる骨董品の贋物を見破ったりしている。ホームズと呼ばれる彼は自分でも腹黒いと言って不敵な笑みを浮かべる。 そんな彼に心惹かれるアルバイトの真城葵。そして彼女もホームズの教えに導かれて真贋の目利きとなっていく。 ホームズと因縁の贋作師円生との出会いもこの巻で。
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こんな話だったなぁと思いながらほぼ覚えてなくて楽しめた ホームズはもちろん、葵の目利きがすごい これからもっと円生との戦いというか勝負というかが始まっていくのかなぁ
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2巻も面白かったです。 ちょっとホラーな話があったのはやめて欲しかったですが… 円生さんは自分でモリアティーって言ってたので最大の敵役ってことになるんでしょうか。 今回は絵画の話も出て来てて興味深かったです。 やはりその絵画の成立ちや背景知ってると見方変わりますよね。
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今回もまたまたホームズさんの 「いけず」なところが見られて胸きゅん!! ただ2巻目では前巻に比べ、清貴の鑑定に対する真っ直ぐな思いがより強く描写されて、それが贋作師相手に強く出ることもあった。その怖さが清貴いわく、周りの人を怖がされてしまうと引け目を感じている点ではあるが、私も葵と同じくその鑑定に対する真摯な姿勢が逆にかっこいいと思った!! つまるところ、今回は前回にまして かっこよさが増していた作品だった(笑) そして本作での見どころは、 清貴のライバルに出会うところでもある!! 序章『夏の終わりに』 清貴と葵が店番をしていると、茶碗を鑑定してほしいと大阪からお客が来たが…。 第一章『目利きの哲学』 オーナー(清貴の祖父)の誕生日パーティに招待され銀閣寺近くのオーナーの家を訪れた葵。しかし当日貴重なオーナーお気に入りの壺が割れてしまっているところを発見する。ここでの清貴の推理力と周りの人を驚かせてしまったという切ない表情の姿に胸が打たれた。 第二章『ラス・メニーナスのような』 元贋作師で今はオーナーに拾ってもらい画廊で働く米山は、以前贋作を売った富豪の高宮氏に再会することになる。そして高宮氏より、贋作を売った償いに『ディエゴ・ベラスケス』のような絵を描いてほしいと依頼される。そして完成した作品を高宮氏に見せる前にオーナーに見せると、オーナーは『清貴に識てもらい』と言い残し、清貴と葵と米山は高宮氏の元を訪れることに…ここで繰り広げられた清貴の推理と絵画の秘密に芸術作品の奥深さを感じた!! 第三章『失われた龍ー梶原秋人のレポート』 秋人はいよいよ旅レポートの番組で京都を紹介するという大仕事を任されることに!!そこで清貴に初回放送の「南禅寺」の勉強を兼ねて、一緒に南禅寺に行くことをお願いする。すると清貴がその日南禅寺から呼ばれているということから、その前に観光をしようということになり、2人は赴くことになるが… そこで出会った南禅寺の僧に扮し贋作師である円生と鑑定に強い思いを抱く清貴のプライドとプライドのぶつかり合いにハラハラした。これが円生との長い戦いの幕開けになろうとは思っていなかった… 第四章『秋の夜長に』 秋人の親戚のうちに泊まり込みで、美術品鑑定に行くことになった清貴、葵、秋人の3人。そのうちは東福寺の近くにあり、家を訪れる前に3人は東福寺観光をすることに…東福寺の通天橋で見えた絶景と清貴の読んだ在原業平の歌「きみにより 思ひならひぬ世の中の 人はこれをや 恋といふらむ(君によって想いを知った。人はこれを『恋』というのだろうか?)」という恋の歌に葵同様、胸がズキンと傷んだ。その後に訪れた親戚のうちで起こるドッキリ番組にはびっくりしたが、まさかまさかの最後に明かされる真実に冷や汗が止まらなかった… 最終章『迷いと悟りと』 柳原先生の誕生日パーティーに招待され、行くことになった清貴、葵、秋人の3人。そのパーティーの前に鈴虫寺に行くことになり、お坊さんのありがたいお話を聞いて、私もますます鈴虫寺に行きたくなってしまった…そして参加した誕生日パーティーでは、ゲームとして真贋判定ゲームが行われた。そこの鑑定士抜きの部門で葵は真贋を当て続け、見事優勝。着実に清貴の元で力をつけてきた葵に、清貴たちだけでなく私自身とても嬉しかった。そしてその後柳原先生の指名により真贋判定をすることになった清貴。しかしその真贋判定したものは円生の作品であり彼からの挑戦状だったのだ。それに気づいた清貴は円生の元へ行くが、真贋判定では勝ったものの、100%の自信を持って判定できなかった自分に腹を立てる。そんなに清貴に葵が「次は負けないでください」とかけた言葉にとても救われたと思う… 清貴と円生との戦い、そして清貴と葵2人の恋の行方からますます目が離せなくなった2作目だった…
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本の中に私のお知り合いの画家さんが登場してびっくりしました。京都の知らないことをたくさん教えて貰えて、とても勉強になります。これからの展開も楽しみです
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色々な場所に行くので、実際に知っていたらもっと楽しめると思います。 美術品の知識がないためそのあたりは分かりづらいですが、軽い謎解きで読みやすいです。
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「目利きの哲学」 恩人に恥をかかせた。 相手の顔を立てるためだったとしても、贋作を本物だと一度でも口にしてしまえば嘘は何をしても取り消せないよな。 「ラス・メニーナスのような」 お金でも買えない物。 本人が書いたような作品を作り上げることが出来るからこそ、相手の意図を汲み取り新...
「目利きの哲学」 恩人に恥をかかせた。 相手の顔を立てるためだったとしても、贋作を本物だと一度でも口にしてしまえば嘘は何をしても取り消せないよな。 「ラス・メニーナスのような」 お金でも買えない物。 本人が書いたような作品を作り上げることが出来るからこそ、相手の意図を汲み取り新たなものが出来るのだろう。 「失われた龍 ー梶尾秋人のレポートー」 奪われていたものは。 目の前に鑑定の目が一流の者がいたら、自分の作り上げたもので騙し通せるのか心の内は穏やかでなく高揚するだろ。 「秋の夜長に」 誰かに似ているのは。 番組の雰囲気や新たな一面を魅せるのであれば満点だろうが、これを第一印象にしてしまうと減点が多いだろうな。 「迷いと悟りと」 働く内に目は肥えて。 真作ばかりを見ているからではなく、元々美術品に対して見る目があったからこそ教えてもらい知識がついたのだろ。
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我が家の大好きな京土産「阿闍梨餅」が出てくるというのでわくわくしながら読み始めた。 わくわくは阿闍梨餅だけじゃない。「哲学の道」も「銀閣」も出てくる。 学生の頃、銀閣が気に入ってずっと佇んでいた。友達に絵葉書を書いた記憶がある。父が西田幾多郎の本を好んで読んでいたから、「哲学の道...
我が家の大好きな京土産「阿闍梨餅」が出てくるというのでわくわくしながら読み始めた。 わくわくは阿闍梨餅だけじゃない。「哲学の道」も「銀閣」も出てくる。 学生の頃、銀閣が気に入ってずっと佇んでいた。友達に絵葉書を書いた記憶がある。父が西田幾多郎の本を好んで読んでいたから、「哲学の道」にも思い入れがあった。 さてさて、このシリーズ第二弾は真贋をめぐるミステリー。円生の存在が物語に勢いを与えている。 ホームズと葵の関係にも胸が躍る。 ホームズが好きな在原業平の歌は、 「きみにより 思ひならひぬ世の中の 人はこれをや 恋といふらむ」 次の作品も読んでしまいそう。
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京都の魅力や古美術のにわか知識など情報たっぷり。蘊蓄好きのわたしには少し物足りない説明だけどジュニア向けだから仕方ないのか。。
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