東京すみっこごはん の商品レビュー
みんなで一緒に食卓を囲むっていいなぁ。 「食べることは、生きることの基本」 まさに、その通りだと思った。 誰かのために作る。 誰かと一緒に食べる。 こんなご時世だからか、なんかものすごく特別で素敵なことのように感じた。 たまにはハンバーグでも作ってみようかな!
Posted by
食べることは生きていくための基本ということを改めて感じました。 嫌なことがあってもおいしいものを食べれば気力が湧いてまた明日も頑張ろうと思えます。 あたたかくておいしいごはんをたくさん食べて、幸せに暮らしていこうと思える小説です。
Posted by
すみっこごはんは、みんなで集まって、当番に選ばれた誰かの手作りごはんを食べる共同台所。 そこを訪れる常連さんたちの視点から順番にお話が進んでいきます。 ごはん屋さんを舞台にしたほっこり系の連作小説って最近多いよな〜と思いつつ、何の気なしに読み始めたのですが、予想以上に楽しめまし...
すみっこごはんは、みんなで集まって、当番に選ばれた誰かの手作りごはんを食べる共同台所。 そこを訪れる常連さんたちの視点から順番にお話が進んでいきます。 ごはん屋さんを舞台にしたほっこり系の連作小説って最近多いよな〜と思いつつ、何の気なしに読み始めたのですが、予想以上に楽しめました◎ 特に終盤、すみっこごはん誕生の秘密が明かされる場面では意外な展開もありぐっと引き込まれて、ラストは温かい気持ちで読み終えることができました。 また、作中にたくさん出てくる美味しそうな家庭料理や、登場人物たちが楽しそうにお料理している姿に感化されて、自分も自炊のやる気が出てきたのでありがたいです笑 2作目以降もぜひ読んでみたいと思います(^^)
Posted by
ずっと積読状態だった一冊。 ほっこり系を読みたい時は食小説に限る!の持論の元やっと手に取りました^^; ありがちな美味しいご飯屋さんに常連さんが集まって自分の居場所を確認するように温かな時間と美味しい料理にほっこり(^^)…の安定したストーリーかと思いきや、ちょっとだけ違った! ...
ずっと積読状態だった一冊。 ほっこり系を読みたい時は食小説に限る!の持論の元やっと手に取りました^^; ありがちな美味しいご飯屋さんに常連さんが集まって自分の居場所を確認するように温かな時間と美味しい料理にほっこり(^^)…の安定したストーリーかと思いきや、ちょっとだけ違った! 作るのはクジであったたその日の来店客、レシピを見ながら家庭料理を作る…ちょっと風変わりな、でも心安らぐご飯屋さん! 初めは、似たような食小説が多い中他の小説とは食事処の形態を変えたんだな…と思っていたのがラスト迄読んであっ、こういう事!だからこの設定なのか…と妙に納得。 子を想う母の心、見守る常連さん、引き継ぎ守り続けた〇〇さん(一応伏せておきます)の温かさにじ〜んとした。 最後の最後で気持ち持っていかれました。 ここからどうなるすみっこごはん!第2弾も読もうと思います!
Posted by
東京下町にある「すみっこごはん」という名前の共同台所。 そこに集い、ともに食事する人たちのお話。 つい先日、食堂付き(調理する人は日替わりで、低価格で食べられる)アパートが人気だと言うテレビ特集を見た。 年齢も境遇もそれぞれ違う誰かと、短時間、少しの交流をする…というのは、結構...
東京下町にある「すみっこごはん」という名前の共同台所。 そこに集い、ともに食事する人たちのお話。 つい先日、食堂付き(調理する人は日替わりで、低価格で食べられる)アパートが人気だと言うテレビ特集を見た。 年齢も境遇もそれぞれ違う誰かと、短時間、少しの交流をする…というのは、結構求めている人は多いんじゃないかな。 この本に出てくる人たちは、それぞれに悩みや葛藤を抱えている。 誰かにまるっと解決してもらうのではなくて、すみっこごはんでの交流をきっかけにして、自分の力で解決していく、というのが良かった。 すみっこごはんがどうして始まったのか?誰が始めたのか?ということについては、想像の範囲内というか、そこまでの驚きはなかった。 なんとなく、だけど、この本の作者さんはきっと丸山さん(50代の公務員男性)のようにきっちりした真面目な性格の人なのかな?と思ったりした。 公図から所有者をあたり、内閣府の公開情報を調べるという方法は、王道でありながら、なかなかに渋い謎解き方法だった。
Posted by
普通の飲食店ではなく集まった客からくじ引きで決まった人が作るという不思議なお店の心暖まる話が本当に素晴らしかった
Posted by
商店街の片隅にこんなお店があったら良いですね。 誰しもきっと辛いことや人には言えないことがあって、そんな荷物をそっと下ろせるような場所。 わずかなひとときでも、あそこにいけば誰かいる、 それだけで乗り越えられることはたくさんあるのではないでしょうか。 レシピ本的なものはあまり手...
商店街の片隅にこんなお店があったら良いですね。 誰しもきっと辛いことや人には言えないことがあって、そんな荷物をそっと下ろせるような場所。 わずかなひとときでも、あそこにいけば誰かいる、 それだけで乗り越えられることはたくさんあるのではないでしょうか。 レシピ本的なものはあまり手に取らなかったのですが、これを機に少しずつ読むようになりました。 いつか、家族は知らない自分だけのこんな居場所ができたら、もう少し人に優しくなれるかもしれない、そんなことを感じさせる本です。
Posted by
図書館でたまたま見つけて借りてみた。 電車通勤での読書なので、わざわざ嫌な思いをしたくなくて、借りるときはあらかじめ軽くその本のレビューを下調べして、ほっこり系や感動型なら読む、と決めていてこれも心温まるとの口コミだったので楽しみに借りたけど、冒頭の楓ちゃんのいじめはなかなかの壮...
図書館でたまたま見つけて借りてみた。 電車通勤での読書なので、わざわざ嫌な思いをしたくなくて、借りるときはあらかじめ軽くその本のレビューを下調べして、ほっこり系や感動型なら読む、と決めていてこれも心温まるとの口コミだったので楽しみに借りたけど、冒頭の楓ちゃんのいじめはなかなかの壮絶さでだいぶ気分が悪くなった。 とはいえこのエピソードはすぐに終わり、温かな空気感になるけれど、私はそこからの方が世界に入り込んで読めた気がする。 すみっこごはんの椅子とテーブルや代表の件はなんとなくもしかして…と思っていたけれど、カナちゃんの偽名がここでそう活きるのか!と感心した。 そして、すみっこごはんに通うたくさんの人たちが知らず知らずのうちに楓ちゃんを育んでいたんだ、という事実も胸にくるものがあった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
普通の人々が食堂に集まって料理を作りあう話なのですが、ひとつひとつのエピソードが各登場人物が大変な目にあってるんだなと思いました。 楓ちゃんが偽名を使ってたのが後のオチにつながってたのが感慨深かったです。
Posted by
「東京すみっこごはん」 読み終えました。 姉から借りて読んだこの本、ハマった! 面白い!!! 共同台所を舞台に繰り広げられる物語 ひとつめのお話、「いい味だしてる女の子」はいじめに悩む女子高生が主人公のお話。 いじめの描写が凄く辛くて、読んでいてしんどくて、胸が痛かったけど どん...
「東京すみっこごはん」 読み終えました。 姉から借りて読んだこの本、ハマった! 面白い!!! 共同台所を舞台に繰り広げられる物語 ひとつめのお話、「いい味だしてる女の子」はいじめに悩む女子高生が主人公のお話。 いじめの描写が凄く辛くて、読んでいてしんどくて、胸が痛かったけど どんどん引き込まれるストーリーで一気読み。 作中に出てくる言葉、 「どんな時でも、おいしいごはんを食べなさい。 食べてさえいれば、何とかなるんだからね」 という言葉が私が今まで感じていたこととピッタリ合わさって感動した。
Posted by