お家賃ですけど の商品レビュー
賃貸アパートの入居者が大家さんのところへ行って「お家賃ですけど」と言ったら、「すみません、今月は厳しくて」とか続くのではないかと思ったら、「持ってきました」のほうでした(笑)。 性同一性障害の著者が20代後半の数年間を過ごした加寿子荘での日々を綴る。もっとも加寿子荘というのは著...
賃貸アパートの入居者が大家さんのところへ行って「お家賃ですけど」と言ったら、「すみません、今月は厳しくて」とか続くのではないかと思ったら、「持ってきました」のほうでした(笑)。 性同一性障害の著者が20代後半の数年間を過ごした加寿子荘での日々を綴る。もっとも加寿子荘というのは著者が大家さんの名にちなんで勝手に呼んでいただけ。 性別適合手術の施術前と後、驚きつつも「うふふ」と笑いながら受け入れてくれる加寿子さん。性別なんて些細なことで、「人」を見ているのかもしれません。加寿子さんの年齢が判明する段ではふきました。十や二十の違いも、ごくごく些細なことにちがいない、きっと。
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著者が有名になるまでに住んでいた昭和の賃貸住宅を優しい目線で語ったもの。はたから見るとただの不便極まりないアパートそのものを,そこで暮らす市井の人々を愛情を持って書いており,著者の人柄を感じ取れ,読んでいて心がふんわり温かくなる。
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昭和レトロないい感じの表紙と、不思議なタイトルに惹かれて手に取った。 開くと、間取り図。 たまらない。 「加寿子荘」 能町さんだけがそう呼んでいる、玄関が大家さんと一緒の、築四十年以上のアパート。 そこに暮らす能町さんの「おうちのノロケ」と、日々の暮らし、考えていることなど。 ...
昭和レトロないい感じの表紙と、不思議なタイトルに惹かれて手に取った。 開くと、間取り図。 たまらない。 「加寿子荘」 能町さんだけがそう呼んでいる、玄関が大家さんと一緒の、築四十年以上のアパート。 そこに暮らす能町さんの「おうちのノロケ」と、日々の暮らし、考えていることなど。 後半は、思いがけない入院生活もあり、生と死についても思いを巡らす。 自分では住めないと思うけれど、共同の玄関で靴を脱ぐ、「なんとか荘」に対する憧れがある。 小説も読むが、この本は実際に住んでいる…何というか、実況中継だ。 オシャレに演出された神楽坂という「すき間にはさまった」牛込だったり、昔ながらの暮らしだったり。 かざっていないから、読んでいてとても落ち着く。 現在も、加寿子荘に住まわれているのでしょうか。
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ラジオで風呂なしアパートに住んでいたとお話ししていたときに、自分が勝手に予想していたアパートとは全然違ってた。 こんな風呂なしアパートだったら住んでみたいかも。
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男性から女性になる間のエッセイ。 淡々としていて読みやすいなと思ったら、 mixiの日記を再編したものらしい。 メディアに注目される以前の神楽坂の中にある 時間が止まったようなアパートでのくらしの話。
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素人が書いた日記を読んでるみたいに、だらだらしてる。能町さんは、イラストとか写真が入っている本の方が魅力が発揮されるな、うん。
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個人的な日記みたいな文章だなあ、と思っていたら、ブログを元にしたものだったんですね。続けて読むとちょっと飽きてくる…。 作者の能町みね子さんについて全く知らない状態で読んだせいもあるけれど。
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能町さんの書く文章はお茶って感じ。スーッと入ってきて、染み渡るような これ読んで牛込あたり住みたくなる人多いんじゃないかなぁと、実際自分がそう思ったので 今も加寿子荘はあるのかなもしあるんなら気になるな あと加寿子さんをはじめとした、この本に出てるおばあちゃん達がね、能町さ...
能町さんの書く文章はお茶って感じ。スーッと入ってきて、染み渡るような これ読んで牛込あたり住みたくなる人多いんじゃないかなぁと、実際自分がそう思ったので 今も加寿子荘はあるのかなもしあるんなら気になるな あと加寿子さんをはじめとした、この本に出てるおばあちゃん達がね、能町さんフィルターのおかげかやたらめったら可愛くうつる 笑 あと何ていうか能町さんの日々の楽しみ方みたいなの何か憧れるところあるな とりあえずこの本に出てたお店は今度みてまわりたいな。
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読み終えるのがいやで、最後の数ページはなるべくゆっくり読んだ。それくらい、加寿子荘での能町さんの暮らしをずっと見守っていたい!と思わせる、すてきなものがたりでした。 加寿子荘での暮らしとは違うけど、能町さんが入院中の描写もすごくグッときた。生きることと死ぬこと、自分の父が入院して...
読み終えるのがいやで、最後の数ページはなるべくゆっくり読んだ。それくらい、加寿子荘での能町さんの暮らしをずっと見守っていたい!と思わせる、すてきなものがたりでした。 加寿子荘での暮らしとは違うけど、能町さんが入院中の描写もすごくグッときた。生きることと死ぬこと、自分の父が入院していたときのことを思った。
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読み始めるまで著者、能町みね子さんの特異な経歴のことはまるで知りませんでしたが、ちょっとレトロな雰囲気の表紙にひかれて本書を手に取りました。 年期の入ったアパートでの暮らし、そこの大家さん 加寿子さんのほんわかした人柄、そしてどこかやわらかい文体にほっこりとしました。章のはじめの...
読み始めるまで著者、能町みね子さんの特異な経歴のことはまるで知りませんでしたが、ちょっとレトロな雰囲気の表紙にひかれて本書を手に取りました。 年期の入ったアパートでの暮らし、そこの大家さん 加寿子さんのほんわかした人柄、そしてどこかやわらかい文体にほっこりとしました。章のはじめのページの写真たちもすてきなんです。
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