ある日突然40億円の借金を背負う の商品レビュー
いきなり40億の借金をかかえることになったら自分はどうなってしまうのだろうと思いました。経営する中での逆境を生々しく綺麗事抜きに描かれており、この中を耐え抜いてきた湯澤社長は本当に凄いなと感じました!
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とにかくタイトルのインパクトが強く、前向きなエネルギーがもらえそうだと思い読み始めました。 驚いたと同時に参考になったのが、著者が「無意識に」数々の難関を、認知行動療法等のメンタルヘルス関係のアプローチで乗り越えていたことです。思考を紙に書き出すこと、どんな事象も原因は自分にあると考えること、アファメーション…いずれも近年のメンタル本では推奨されている手法ですが、著者は15年以上前に自力で思いつき、実践していたのです。そもそも、それらの手法が有効であるとわかっていても、実際の行動に移せる人はごく一部なわけで(日々の感謝日記をつけるべしと言われて、今日から始める人がたどれだけいるでしょうか)、曖昧な表現になりますが、やはり行動力は大事なのだと実感させられました。 一方で、社員の行動に激昂してモニターを殴って壊すなど、一部の描写によって著者にあまり共感できなくなってしまいました。あとは、いまいち40億円の借金のスケールが想像できなかったことで、著者がいかに偉大だったかを感じられなかったことも残念です。もちろん思い悩み、苦労している描写はあるのですが、それでも淡々と借金を減らしていったように思えてしまいました。ただし、駅のホームでの描写はリアルで、際立って著者の置かれていた苦境を感じることができました。
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非常に厳しい現実と戦い、見事に立て直した内容が書かれていますが、その途中は選択(意思決定)の連続であったのではないかと思います。 その意思決定をした際にどのような考えからその選択をしたのかがもう少し詳しく知りたかった。 ・「一点突破・全面展開」 ・うまくいっているものをひとつつく...
非常に厳しい現実と戦い、見事に立て直した内容が書かれていますが、その途中は選択(意思決定)の連続であったのではないかと思います。 その意思決定をした際にどのような考えからその選択をしたのかがもう少し詳しく知りたかった。 ・「一点突破・全面展開」 ・うまくいっているものをひとつつくる。そしてそれを横に展開していく。 ・強みや、すでに持っているものに集中すべき。弱い者こそ、自分の強みや長所を伸ばしていくことが重要。 ・勝てる土俵で戦う。そこに資源を集中する。 ・メイン顧客を明確化し、その人が喜びそうな店をつくる。 ・自社のポジションを明確に決めたら、次にすべきは、ひとつひとつの取り組みをターゲットイメージに矛盾のないように統合すること。 ・自社の強みにフォーカスし、長所を生かす。そして、すべてを統合していく。
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実際こういう事ってあるもんなんですね。 結果、良い方向に進んだけれどこれが悪い方向に進むとなると果たしてどのような展開になったのでしょうか。そちらの方も気になってしまうのが人間の性だというもの。
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人間ヒストリーを読むのが大好きな私。(╹◡╹)それぞれどの様な考え方で人生を生きているのか、知るのが好きです この本を読んで、、 人間って、限界ってないのかもしれない。あるとしたら自分の気持ちなのかもしれない。小さい事で悩んでる自分の小ささ。どんなことも、へこたれず諦めない心、...
人間ヒストリーを読むのが大好きな私。(╹◡╹)それぞれどの様な考え方で人生を生きているのか、知るのが好きです この本を読んで、、 人間って、限界ってないのかもしれない。あるとしたら自分の気持ちなのかもしれない。小さい事で悩んでる自分の小ささ。どんなことも、へこたれず諦めない心、強烈に感じ、力をもらいました。 絶対大丈夫だ。人生は。
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以前読んだ『100回失敗、50億失った、バカ社長』とタイトルが似てるので読了。100回失敗の方は起業をしまくりトータルで50億円の損失をだした串特急の創業者の話である。対して本作は、大手ビール会社社員が年商20億円のワンマン社長の父を亡くしていきなり40億円の負債を背負った点に違...
以前読んだ『100回失敗、50億失った、バカ社長』とタイトルが似てるので読了。100回失敗の方は起業をしまくりトータルで50億円の損失をだした串特急の創業者の話である。対して本作は、大手ビール会社社員が年商20億円のワンマン社長の父を亡くしていきなり40億円の負債を背負った点に違いがある。 わたしは後者に存在が近いので、この本は他人事ではないなと感じてた。自分だったらどうするか、どういうことができるかと想像しながら読み進めた。打開策の中には今の飲食業界では標準的に導入されている制度や一般的な戦略・手法が登場していて、こういう風に使うのかと実例を示していたのですごい面白く臨場感があった。 本作の展開は色々な場面に置き換えられる。本作では借金まみれの企業であるが、例えば高度成長期に差し掛かる日本経済だったり、例えば今特徴を持たない自分自身だったり。自己啓発本とは異なるので、この本でモチベーションをあげることは難しいが、困難なことに立ち向かっているならば、その打開策案がこの本で提示されているのではないだろうか。
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サラリーマンが急に社長になり、40億円の借金を背負う。考えただけで恐ろしい。 人の心は思い通りにいかないということ、金の問題を前に正気を保つことが難しいことを改めて認識。 理論的なことが書かれた本より、実体験である分こちらにも思いが伝わってきます。 居酒屋は中小でも大手に...
サラリーマンが急に社長になり、40億円の借金を背負う。考えただけで恐ろしい。 人の心は思い通りにいかないということ、金の問題を前に正気を保つことが難しいことを改めて認識。 理論的なことが書かれた本より、実体験である分こちらにも思いが伝わってきます。 居酒屋は中小でも大手に勝てるチャンスがある。 イケてる感が大切 一点突破・全面展開
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最近、忙しく久しぶりに完読できた本。神奈川にある 湯佐和の2代目社長の借金返送ストーリー。 当時の心境や、悩みなどが赤裸々に語られているし、文体も実体験に基づく内容なのでスラスラ読める。 36歳から16年間かけての経営創業話は、押し付けがましくもなく、共感できる内容でした。 以下...
最近、忙しく久しぶりに完読できた本。神奈川にある 湯佐和の2代目社長の借金返送ストーリー。 当時の心境や、悩みなどが赤裸々に語られているし、文体も実体験に基づく内容なのでスラスラ読める。 36歳から16年間かけての経営創業話は、押し付けがましくもなく、共感できる内容でした。 以下少し抜粋 ------------------------------ ・当面策で頭がいっぱいになるのを避けるため、根本策と考える場所と、当面策を考える場所を物理的にわけることで考えることにした。 ・厳しい現実の波に揉まれているときは、、本当は自分都合の逃げやごまかしと気づかずに、意思決定をしてしまうことが有る。目の前の状況から逃げたい気持ちや、問題から目をそらしたいという動機で意思決定をすると結果はたいていうまくいかない。
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私の地元にある居酒屋チェーンの話しということで読み始めました。 どんな苦境にあってもあきらめなければ成し遂げられるという勇気をもらえました。 また、中小企業を営む上の存在意義やあり方を学べました。
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年商22億で40億借金 一点突破 自分の気分を把握する。 場所を変える。根本策も考える。言葉に気をつける。 音楽(威風堂々)、映画(ゴッドファーザー)、本(わだつみのこえ)で気分をあげる。 期限を区切る(手製の日めくりカレンダー) お客様の観察 ビジネス書は役にたたなかった。 ...
年商22億で40億借金 一点突破 自分の気分を把握する。 場所を変える。根本策も考える。言葉に気をつける。 音楽(威風堂々)、映画(ゴッドファーザー)、本(わだつみのこえ)で気分をあげる。 期限を区切る(手製の日めくりカレンダー) お客様の観察 ビジネス書は役にたたなかった。 未然に防ごう。
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