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奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール の商品レビュー

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2015/07/25

10年前ぐらいだったら童貞問題とか自意識過剰とかメンヘルとかヤンデレとかゼロ年代的なものがあって、それがとっくに通り過ぎていった後にはネットで可視化された自意識とリア充、非モテは混ざりあうことなく、他者にどう見られれているか問題はより過剰になって、それが当たり前になったのかな。 ...

10年前ぐらいだったら童貞問題とか自意識過剰とかメンヘルとかヤンデレとかゼロ年代的なものがあって、それがとっくに通り過ぎていった後にはネットで可視化された自意識とリア充、非モテは混ざりあうことなく、他者にどう見られれているか問題はより過剰になって、それが当たり前になったのかな。 『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』は四十代前後世代や出版社関係だともろに喰らうだろう、笑っちゃうしそういうやついるし、いや俺もだし、そういうのたくさん見てきたしとか。その世代はサブカルを消費した最後尾世代だから余計に。だからこその直球さは作品の強度だ。 そういうものを語る時にはそれ自体は終わってしまった事柄だったりはするのだろう。団塊ジュニア世代が最後のデカイパイなのだからそこで消費されるものは、懐かしいものを消費することである程度経済は回るのはそれはいいことだけど。いろんな世代がクロスオーバーするのはやはり難しいか。

Posted byブクログ

2015/07/23

個人的には前作より随分面白かった。舞台は現代だが、ストーリーはなんとなく90年代っぽさが漂っていて、その辺のねじれ具合がツボだった。久々に岡崎京子の「パノラマボーイ・ジオラマガール」を読み返してくなった。

Posted byブクログ