伏木商店街の不思議 の商品レビュー

太田忠司(著者)

2024/08/27

不思議でユーモア満載の短編集！この商店街行きたい！
すっきりするものもあり，怖いものもあり、謎が残るものもあり．

面白かった！
3.5.10.14.17.18.23.28.30が特にお気に入り！

2021/09/04

商店街にある31軒のお店の不思議ものがたり。つまりは31章あるのだがショートショートであっという間に読み終えてしまった。内容もほわっとしたりゾクっとしたり、ジャンルが多岐に渡っていて面白かった。
28章と29章でいきなりお稲荷さんが出てくるので、もっと前の段階で狐さんの存在を出していても良かったと思う。
「故郷の家」「銘菓誕生秘話」「秘伝の味」「一冊のサイン本」「新人警官の災難」「受け継がれるもの」が特に印象的。

2021/07/15

まさかの一気読みしてしまった。
ひとつが短いのでサクッと読むことができる。
少しシリアスだったり、ほっこりしたり、いろんなお話が詰まっていてとても面白かった。
個人的に、鳳凰堂と時計屋、精肉店、鍵屋のお話が好き、

2020/06/21

商店街にある店や場所で起こる不思議な出来事の短編。ショートショートの中で本当に読みやすく。時にゾクッと、ホロっとドキッと、一つ一つの物語が面白い。パワーマンタン、憧れのひと、一冊のサイン本、など良かったもの多数。

2020/06/07

不思議だらけでした。
私のオススメは
・玩具店、捜し屋、新聞店、精肉店、理髪店、洋食屋、公衆電話
です。私が住んでる地域には商店街と言えるものがありませんが、商店街がある地域に住んでいる人は自分の商店街のお店に当て嵌めてみたら、更に面白そうですねw

2020/03/26

店が３1あって、不思議で、温かくて、しみじみとして、なつかしくて、どの店にも行ってみたい！アイデアもいいし、文章も上手い。表紙の絵には、ちょっとおどろおどろしい感じもあるが、そんなことはない。こんな町があったらいいなと思う。

2020/02/08

ショートショート31編。
少し不思議な商店街の懐かしくて、切なくて、おかしくて、ときに怪しい物語。

前半的に良い話系。
もう少し毒のあるある話のほうが好み。
(図書館)

2019/08/13

おもしろかった。
とある商店街のひとつひとつのお店を舞台にした短編集。
児童書だからファンタジー系かと思いきや、まあファンタジーではあるのだが、結構ブラックな内容のものも多かったような印象。
ちょっと百物語みたいな感じ。
この時期読むのにぴったりだったかも。
お稲荷さん本尊の話が結構好き。
あと八百屋さんのアドバイザーも。
そしてあんな靴屋さんあったらボーナスごとに通うわあっとおもったり笑

2019/05/10

5 パワーマンタン好きだなぁ。
25 憧れのひとも。
架空の商店街を舞台にした短篇集。
ハートウォーミング系もあればすこしホラーがかっているものもあり。
飽きずに楽しめた。
地図と文章行ったり来たり。

2019/02/23

伏木商店街，今もシャッター商店街になることなく繁盛している。この本はそこにある31の店などを舞台にした短篇からなる連作作品。アイロニカルな幻想譚が多めだが，亡くなった人への愛を紡ぐほっこりする話や，叙述トリックで書かれたものも。そういえば，著者は最近でこそ長編ミステリ中心の書き手として知られるが，デビューは星新一ショートショートコンテストでの優勝だった。本の帯を外すとネタばらしになってしまうので，ご注意を。――と言っても，よく見るとそれ以外にも仕掛けがあるのですが。