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小説 白山平泉寺 白の聖都 の商品レビュー

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2015/08/28

戦国時代-、福井県にある白山平泉寺が、 一向一揆勢によって焼き討ちされ衰亡し、 再興を遂げるまでを描いた歴史小説です。 白山平泉寺(平泉寺白山神社)は、 奈良時代(717年)に開かれ、 当時、比叡山延暦寺の末寺にして、 延暦寺の2倍超もの規模を有した、 超巨大な一大宗教都市でし...

戦国時代-、福井県にある白山平泉寺が、 一向一揆勢によって焼き討ちされ衰亡し、 再興を遂げるまでを描いた歴史小説です。 白山平泉寺(平泉寺白山神社)は、 奈良時代(717年)に開かれ、 当時、比叡山延暦寺の末寺にして、 延暦寺の2倍超もの規模を有した、 超巨大な一大宗教都市でしたが…、 その最盛期(安土桃山時代)に、 一向一揆勢との戦の中で、すべてが焼失し…。 (その後、再興されました…) 本作品では、その様子が描かれていますが…、 何気に、作風に、抑揚があまり感じられず…、 むしろ、歴史書の形態の方がよかったかも…。 個人的には、さらに遡ること平安時代-、 平家物語では木曽義仲との、義経記では源義経との、 平泉寺にまつわるエピソードが語られており…、 実のところは、そちらの方が興味深かったりします。 本作品で、白山平泉寺に焦点をあてた点は、 とても興味深く、よぃ題材だったと思いますが…、 歴史小説としては、評価はふつぅといぅことで…。

Posted byブクログ